Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    haru

    Sasame@物置き場

    PROGRESS……なかなか進まないので己を追い込むのに晒します(一部分)。
    時期外してしまう(既に外れてる)ので、HARUには出したい……です。
    はこどー♀(先天性)です。旅行に行く二人の話です。
    (現在まだ旅先だけれど一番の目的に到達していない状況……)
    (そしてにょた難しい……キャラが定まらない……)
    【はこどー♀】HARU新刊予定の旅行話 地上に上がり、大通り沿いに歩く事数分。紫色の看板が出ているビルの前で北海道は足を止めた。自動ドアの向こうの様子が少し見えた函館にもその場所が何なのかは解った。
    「普段、ここのオンラインショップで買い物する事が多いんですけれど、仙台に直営店があるって言うので来てみたかったんです」
    「アクセサリーショップか……俺一人だったら縁がない場所だな」
     自動ドアが開き、ギャラリーの全景を見た北海道の紫水晶の瞳が大きく丸くなった。後から入った函館の口からも「へぇ」と声が零れる。
    「いらっしゃいませ。試着もできますので、ご自由にご覧下さい」
     ギャラリー部分はコンパクトだが、あちこちに普段は画面越しに見ている煌びやかなアクセサリーが並んでいた。レジカウンターを挟んで奥に数人のスタッフがいる様子も見える。
    2367

    kapiokunn2

    DONE3/21HARUコミの無配ペーパーです!高花💐久々のイベント楽しかったです…ありがとうございました🌸花岡くんに振り回されがちな高津が好きです。
    lovely baby 多分今まで俺には、恋愛というものがよくわかっていなかった。いい歳にもなって。
     恋愛したことがなかったわけじゃない。俺なりに真剣に、付き合った相手のことは好きだった。それでも、他の誰かじゃダメなんだと、絶対に手離せないと、こんなに強く求めたことは初めてで。嫉妬に、独占欲に、一緒にいるだけで得られる充足感に俺は正直、戸惑っていた。

     そしてこれも、生まれて初めて知った『惚れた弱み』というものなのだろうか。一つ歳下の恋人は俺の部屋のベッドの上で、他の男と楽しそうに電話をしている。

     付き合って約半年、お互いキスしか知らない子どもではない。その先を、もう何回もした。花岡は無垢そうな童顔のくせにそれなりに欲があって、どちらかの部屋に一緒にいれば大抵の場合求めてきた。断る理由は部屋中どこを探しても見つからない。そんなわけで今日は俺の部屋に帰ってきた花岡にメシを食わしてやって、お互い風呂と日課のストレッチ。花岡が俺のトレーニング用品に手を出し、こんな重いの無理、なんて顔を顰めたりする。俺は俺で、花岡の体の柔らかさに驚いたり。自分もかなり柔らかい方だと思っていたが、さすがに負ける。
    2545