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    モプ

    メモ帳

    DONEお誕生日大遅刻SS。前日に2本もプロットたてて書こうとするとか馬鹿でしかないんだよなぁ……。
    嬬武器雷刀(つまぶきらいと)君と嬬武器烈風刀(つまぶきれふと)君がレイシスちゃんの誕生日パーティから一緒に帰る話。
    気になったら公式キャラ紹介(https://p.eagate.573.jp/game/sdvx/vi/chara/index.html)見てね。ついでにゲーセン行ってゲームしてね。頼む。
    明日はケーキ食べよーな 夜の陰落ちるアスファルトの上を足音が二つ転がっていく。陽が沈んで随分と経った住宅街に落ち行く固い音色を奏でるのは、普段の履き慣れたスニーカーではなく新品の革靴だ。汚れ一つ無い真っ白なそれは、街灯が照らす夜道の中でほのかに光って見えた。
    「パーティー楽しかったな!」
    「えぇ。何より、レイシスが楽しんでくれたようですからね」
    「そそ。レイシス、ずーっと笑ってたもんな」
     よっぽど楽しかったんだろうなー、と喜色に満ちた声は白を形取り、ふわりと浮かんで空へと消えていく。喜びで華やかに彩られ緩んだ頬は、うっすらと紅が滲んでいた。
     えぇ、と応える穏やかな声。その音も、普段の怜悧でシャープな輪郭を失い、わずかにとろけていた。ふ、と柔らかに吐き出した息も同じく白になり、闇夜に舞って消えた。
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    kanoxoxe

    MAIKING制服甥叔父(25×40)
    サーモンさんの制服コスプレセッ(25×40)に滾りすぎた妄想覚書
    まだ途中…というか全然セッしないからただのコスプレ甥叔父…
    しかもプロットというか下書きの段階なんですが、とりあえずメモとして残しときます
    落ち浮いたらちゃんとします…
    「……何してんだ?」
    「あ!レオナさん、いいところに!」

     語尾にハートマークでもついているみたいな弾んだ声が返ってきた時点で、レオナは声を掛けたのを少し後悔し始めていた。満面の笑みで振り返った甥っこ。そしてその背後には懐かしい物が目に入ったからだ。故郷を思い出すあの夕日のような穏やかなオレンジ色。そして何度も試合前に何度もこの目に焼き付けていた、あのくすみのない白。
     予想外のことに口を開けぼんやりとしていると、にこにことご機嫌なチェカがレオナの力の抜けた手を掴み部屋の奥へと足を進める。

    「ねぇこれ!懐かしくない?」

     呆然としたレオナの背後から両肩に手を置き、吊るされた二着の衣服の前に立たせた。
     NRCの鮮やかなオレンジの制服と、RSAの爽やかな白の制服。それはレオナとチェカが何年か前に着ていた物だ。あちこちにできた小さな皺や傷が懐かしい。

    「これ…なんで…」
    「荷物の整理してたら出てきたんだ。着てたのついこの前な気がするけど、こうして見るとやっぱり懐かしいよね」

     チェカはレオナの肩越しに手を伸ばすと、白いワイシャツの袖口を摘み上げた。たわんだちょうど袖の真ん中辺りに 4092