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    torimune2_9_

    DOODLE非常事態の中で共依存じみた関係を築いていた炎ホが全て終わった後すれ違って後悔してまたくっつく話……にしたい。ホ視点だと炎が割と酷いかも。一応この後事件を絡めつつなんやかんや起こる予定。相変わらずホが可哀想な目にあう
    愛の在処「エンデヴァーさーん。入れてくださーい」
    分厚い防弾ガラス越しに、書類を眺めるエンデヴァーに向けて声を掛ける。きっとこれが敵や敵の攻撃だったら、少なくとも数秒前には立ち上がり迎撃姿勢に入るだろう。だが、ホークスに対してはそうではない。呆れたようにこちらを見て、それから仕方ないといった様子で窓を開けてくれるのだ。
    「玄関から来いと何度言ったら分かる」
    「だってこっちの方が速いんですもん。それに、そんなこと言いながらちゃんと開けてくれるじゃないですか」
    「貴様が懲りずに来るからだろう!」
    エンデヴァー事務所の窓から入る人間なんて最初から最後まできっとホークスだけだ。敵はそもそも立ち入る前にエンデヴァーが撃ち落とすだろうし、他の飛行系ヒーローは思いつきもしないだろう。そんなちょっとした、きっとホークス以外にとってはくだらないオンリーワンのために態々空から飛んできていると知ったらエンデヴァーはどんな顔をするだろうか。
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    wombat_kawaii

    PROGRESS生前ハスアラがひょんなことから山奥の洋館で起きる殺人事件に巻き込まれる話。
    なんでも許せる人向け。ちょっとずつ増えるし修正が入ります。
    悪魔ハスクが悪魔ヴォックスに語る体で話が進みます。
    フリークショー・マーダー!【ハスアラ】その日、ホテルにはアラスターがいなかった。
    元から行き先も告げずにふらりと姿を消すことが多い男だ。しかも自分のことになるとムクドリのごとくよく動く口もぴたりと動きを止める。
    今回も多くは語らずに「仕事で」とだけ言い残して姿を消し、一週間。
    アラスターのことに関してハスクはまったくと言っていいほど心配はしていない。自分よりも強力な悪魔だ。そう簡単には殺されることはないだろうし、今だ強力にアラスターの力を放っている首輪が彼が健在であることを強く誇示していた。
    アラスターがいない間のほんの少しの安寧を享受するため、ホテルを出て昔馴染みの酒場に向かったのが五時間前。
    「七年だぞ!?戻ってきたと思ったら死にかけて、しかもすぐに長期出張とはいい身分だな!本当に死んでないんだろうな!ハスク!死んでないって言ってくれ!もう俺を一人にしないでくれ!寂しいんだアラスター!お前のいない世界で頂点になってもクソ空しいだけだ!死ぬまで互いにNOを突きつけあって、クソッタレで最悪な世の中であったと唾を吐き捨てながら満足して死にたい!」
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