Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ここは

    hiim723

    DONE「25ココと15イヌと例のバズーカ」
    幹部軸🈁の純情物語(?)
    幹部🈁と中学🐶の話メイン+オマケみたいなそれぞれの🈁🐶
    お互いのことを一途に大好きなココイヌ最高〜!

    ※例のバズーカは改造されて5分どころじゃない時間、大人🈁が過去に居座ります。ご都合主義二次元バズーカです。

    書いてないですが、帰ってきた中学🈁は🐶の格好を見てひっくり返りそうだなと思いました。
    25ココと15イヌと例のバズーカドォォォォォン!!

    どこからか馬鹿でかい音がしたと思ったら、視界がもくもくとした煙に包まれた。あわや抗争か、カチコミか、どちらでも構わないなと思いながら隣にいる幼馴染の手を握った。存在を確かめるために。

    九井一は反社の幹部だったから、いつでも死ぬ覚悟はしていた。今日死んでも明日死んでも何も変わらなかった。殺されるような酷いことをたくさんしてきたクズの自覚はあったので。
    人から忌み嫌われる自分には、隣に立つ幼馴染だけいてくれたらそれでいいのだ。
    煙が薄くなり視界が晴れてくる。ケホ、と一つ咳をして隣に立つ幼馴染を振り返った。

    「イヌピー、大丈夫?この前潰した組織の復讐かねぇ……。暴れるしか脳がねぇ古参のバカ共には、やるなら徹底的にやれって文句つけとくわ」
    9698

    tawaraya915

    DONEいつもTwitterで応援してくださってありがとうございます。御無沙汰しておりますが、今月の小話をどうぞご笑納ください。誰がマンスリーで投稿するって言いましたか?ってことですよね。勝手な行動です。文中の紙人形は原作のとは違います。いわゆる日本の折り紙です。中国の折り紙とは異なりますが、ここは自由なフィールドですからどうかお許しください。
    開封されなかったラブレター 一人で留守番中の魏無羨は、静室の片隅で見つけた手紙を前に考えていた。宛名は無く、差出人も示されていない。だが間違いなく藍忘機の筆だ。上質な紙は古びれていても、しっかりしている。が、なぜか折り線がたくさんついている。紙を折った後に残された山折りと谷折りの痕跡がたくさんある。小さくたたんでいたのか? それにしても不規則な折り線だ。藍忘機の私物を勝手に触るのは間違っていると思いつつも、この線が謎解きを要求するので、挑戦に応じてやったまでだ、ということにする。
     手先と計算、図形において卓越している彼は紙についた折り線を頼りに、順々に折りたたんで、あっという間に元の形に戻した。
    (うさぎか)
     うさぎの紙人形は子供の頃に作った記憶があった。だから紙を折って行く途中から楽しくなって完璧に作れたのだ。その出来に満足していると
    3757

    アロマきかく

    MOURNING何となくこういう方向性で書いてみよう。ここはすげえ書きたいから忘れないうちにノれる所まで書いてしまおう。
    そんなサビだけ書いてAメロが出来上がってないようなテキストたちを放置してそのまま腐らせるくらいならせめてサビだけでも、といった墓場のようなもの。

    一発ネタでツイッターに乗せるには長すぎるものもこっそり追加してこ。
    使い所を見失ったテキスト置き場 正確な表現をするか。
     3回目の死因とは言ったが、あの点で”俺”は死んでいない。”管理職の俺”が、アブノーマリティ『美女と野獣』になっただけ。そのままL社の収容対象として飼われ続けた。クリフォト抑止力、だっけか。そいつで強制的に眠らされて、強制的に起こされて。起きたら気の触れるような無数の視界、処理しきれずに頭痛を訴え続ける脳。身体全体が常に引き裂かれるような痛みに苛まれて、生かさず殺さずという作業内容。
     いっそひと思いに殺してくれ。死んで楽になりたい。自然とそう考えるようになるよな。だから自分を殺してくれそうな抑圧作業を好むんだよ。1回じゃ足りない。2回抑圧することで、「この人は自分を殺してくれるんだ」。そう確信して、呪いが引き継がれる……んだと、思う。多分な。
    8690

    アロマきかく

    DOODLEとにかくエモい部分片っ端から詰め込んだらえらいことになった。
    ダフネはこの点のみんなにはこの点のままで居て欲しい。他の点の情報で汚したくない。ここは確かだと思う。奴はこの点が大好きだから。
    でもさ、コービン君はあの点の記憶を持ったままなのよ。あの時オフィサーダフネを助けたランク5職員としての記憶は残ったままなわけよ。でもダフネは遮った。それってすげえ辛い。ノー推敲。真面目にこの記憶どうするんだろ。
    僕は僕に問う きっかけは、”アナスタシア”との一連のやりとりだろう。
     ふと、”あの点”の記憶がよぎる頻度が増えてきていた。

     始めのうちはアナスタシアと過ごした記憶ばかりが思い起こされた。

    ――チーフ……いえ、コービンさん。疲れているのなら、疲れた、と正直に言ってしまってもいいと思うんです――

     いつだったか、業務の合間にアナスタシアが切り出してきた。あの時は疲れてなんかいませんよ、と強がってしまったが、アナスタシアはとっくに僕の心情を見抜いていた。
     彼女自身、”お姉ちゃん”としての皮を被り続けていることに疲れ切っていたのだ。無理して皮を被っていることの大変さを僕の様子から感じ取っていたのだろう。
     僕たちは似た者同士だった。
    18034