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    リク@祝祭4水滸図2き7

    DOODLE1016
    主シル(と当然のように巻き込まれたカミュ)らくがきまんが

    以下小話
    勇「もっと褒めてもらえるようなカッコ良くて素敵なイケメン仮装をしなくては…!!」
    シ「うふふ♡やる気満々ね♡イレブンちゃんファイトー♡でも人様に迷惑をかけるなんんて無茶しちゃダメよ?お姉さんとのヤ・ク・ソ・ク…ちゃあんと守れる?」
    勇「勿論!!!!!!!!!!」
    カ「(あ、これ絶対やらかすパターンだ…)」
    勇「よし!!行くぞ相棒!!」
    カ「はぁ!?ふざけたこと抜かすな!!誰が行くかよ!!」
    勇「そういうのもう聞き飽きたから!!いざ行かん!!未知のコス服を求めて!!」
    カ「ふざけ……イデデデデ!!てめぇこの野郎そのバカ力で肩を掴むな折れる!!!!!」
    シ「イレブンちゃん、アタシとのヤクソク…」
    勇「そうだったごめんごめん」
    カ「ぬおおおおお…か、肩が…だ、だれかかいふく…」
    シ「カミュちゃん…大丈夫?」
    カ「お、おっさん助けてくれ…」
    シ「…………イレブンちゃん!カミュちゃんが一生懸命探すから早く行こうって!」
    勇「よく言った相棒ーーーーー!!!!!」
    カ「おっさん覚えてろよおおおおお!!!!!」
    シ「二人ともいってらっしゃーい!」←カミュのセリフ完全にスルー

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    MAIKING我々はその未熟さゆえにいつ破滅してもおかしくはなかった。懸命さは未熟さの言い訳にはならないことも思い知らされた。
    クロロレワンドロワンライ第38回「緊張」 エーデルガルトはセイロスの紋章、ディミトリはブレーダッドの紋章を持っている。クロードもリーガンの紋章を持っているのだが三人の中で最も体力がない。それでも北極星に背を向けて駆け出したのは賊を二手に分けたい、近くの村に助けを求めたい、自分の見た地図が正確かどうか確かめたいという理由があるからだ。

    「エーデルガルト!こっちの方に集落があったよな?」
    「ルミール村のこと?そうね、方角は間違っていない筈だわ」
    「俺はてっきり皆が逃げやすいようにわざと囮をかってでたのだと思っていたな……」
    「ディミトリいくら何でもそれはお人好しがすぎるわ……」

     賊は二手に分かれ半分ほどがクロードたちを追いかけてきたが薄暗い森の中を走っているうちにどうやらあらかた撒けたようだ。だがガルグ=マクでクロードが目にしていた帝国領の地図は残念ながら正確ではなかった。物覚えは良いはずなのにこれでは目的地に辿り着けそうもない。状況は悪化していくばかりだがこれでひとつ分かったことがある。帝国はセイロス教会に国境近辺の正確な地図を提供していない。馴れ合っているかと思ったが緊張関係にあり深い断絶があるのだ。
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