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    シリーズ

    Rahen_0323

    DOODLEヒスイ入りして帰って来たカキツバタその3です。再会とよしよしパートです。続きは未定。
    シリーズなので「置き去った男」の1と2を先に読むことをオススメします。
    怪我や体調不良表現があります。細かいことはあんまり気にしないで読んで欲しい。なんでも許せる方向け。
    早く幸せになってくれ〜〜〜呟いてたりしてたけどアカデミーにでも行って普通に学校卒業してくれ〜〜〜
    置き去った男 3カキツバタが意識を失ってしまったので、聴取だとか細かいことは後回しになり、俺は一先ず放り出してしまっていたゼロゲートでの仕事を片付けておいた。仲間達も各々の業務に戻ったらしい。
    一応薬の投与でカキツバタの容体は落ち着いていたし、病室にはハルトを残したので大丈夫だとは思うが、それでもどうにも身が入らなくて。
    済むとリーグまで書類と端末を取りに行き、直ぐにあの嘗ての先輩の元へと戻った。
    「ハルト、カキツバタ」
    「! スグリ!おかえり」
    ノックを挟み静かに扉を開けば、ハルトもまたノートパソコンを立ち上げていた。訊けばハッサクさんが気を配って持って来てくれたらしい。同じリーグ職員でよかったよ、と笑ってた。
    「ツバっさん、丁度起きたところなんだ。薬の影響でちょっとボーッとしてるみたいだけど」
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    Rahen_0323

    DOODLEヒスイ入りしてヌルッと帰ってきたカキツバタその2です。別にシリーズ化するつもりは無かったけど書きたいので書いた。続きを出すかは分からないです。
    怪我や体調不良の表現があります。カキツバタが中々メンタルブレイクな目に遭ってたりします。なんでも許せる方向け。結局皆不憫だな……幸せになるんじゃなかったのかよってね……
    置き去った男 2俺達は号泣して騒ぐハルトとハッサクさんをなんとか宥めて、落ち着いた頃にオモダカさんが咳払いをした。
    「それで、カキツバタさん」
    「あ、このまま話す感じ?いいけど」
    落ち着いた、とは言うがハルトはぎゅうぎゅうカキツバタにしがみついている。しかしどの道暫くはこのままだろうと我らがトップは開口した。
    「後々チリやアオキが国際警察と共に聴取に伺いますが」
    「おーおーデカく出たねぃ。そんな大事になってんのか。まあ音信不通行方不明で七年だもんなあ」
    「大事、どころか」
    「カキツバタさん、えと、言いづらいけどもうとっくに死亡届け出されてて」
    「へえーオイラ死んだのか。ウケる」
    「「「かっる」」」
    「死んだっていうか死んだことになってただけですよ!!ツバっさん生きてるでしょ!!生きて!!!」
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