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    DOODLEエリート島シリーズその3
    月視点を交えてその後を書くつもりが、あまりにも長くなってしまったので一度切ります。
    キス止まりですが絡みありなのでご注意下さい。(月鯉)
    そろそろ原稿もピンチなので、続きは少し落ち着いてからの予定です〜えろいシーン含めた完成品をそのうちpixivにアップ予定です!
    ③エリートリーマン月×大学生鯉 取引先の経営者の次男である、高校生の家庭教師をしてくれ。

     その厄介な頼み事に対し、初め月島は困惑し頭を抱えたのだった。
     まずどうして、自分なのかが理解出来ない。大学受験など遥か昔のことであり、しかも恥じるような学歴ではないだろうが社にはT大やK大を出ている者もいる。修士課程を修了している者もいる。その中では、地方の学士のみで就職した月島の学歴では見劣りするのだとは否めない。もう少し若く、学歴も月島よりも上の者の方が適任ではないのかと思ったものだが、その取引先は直属の上司である鶴見の懇意のご家族で、鶴見からは信用出来る部下となればお前しかいないのだと頼み込まれた。社則で副業は基本的に禁止されているが、重要な取引先相手となればそれは上層部からも一種のプロジェクトとして許可が下されている。つまり月島がいくら釈然としないものを抱えていようが、ほとんど社命に近かった。サラリーマンたる月島に、それを断るという選択肢は初めから用意されていないのだった。
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    rabimomo

    DOODLEエリート月と大学生鯉の続きです。
    前作読んでいないとまるで話が繋がらないと思いますので、お読みいただける方は1からお願い致します!

    以下の要素を含みます
    ・かっこいい月島の少しかっこ悪い話
    ・香りづけ程度のすれ違い(不穏な要素は0)
    ・最初から最後まで安心安全の両思い
    ・月鯉肉体関係ありが前提(性描写なし)
    ②エリートリーマン月×大学生鯉 ――そこから、三月ほど。
     月島との交際は、順調だった。セックスも、数回に渡る触れ合いや指による慣らしを経て、交際ひと月を数える前に月島を受け入れることが出来た。一度身体を許せば冷たくなるということもなく、月島は相変わらず紳士な態度を一切崩すことがなかった。甲斐甲斐しいほどに、何もかもを完璧に手配する、理想の恋人そのものだ。女性誌の特集では、最上級の彼氏の振る舞いだとされるに違いない。
     そう、月島は完璧な恋人だった。百点満点中の二百点でもおかしくないほどに、何もかもが出来すぎていっそ現実味がないほどに完璧だった。愛されているというくすぐったさを感じると同時に、焦燥を覚えるほどに。
     月島の職場はいわゆるブラックではないが、大企業で相応の立場にある月島は責任を負う立場であり激務であることには変わりがない。その合間を縫って鯉登との時間を捻出してくれている。どれほど短い逢瀬であろうと、適当な場所で適当に過ごすことなど一切せず、食事はそれなりのクラスの場所に連れて行かれ、身体を重ねる時には必ず相応のホテルを押さえてくれ、遅い時間の帰宅になる場合にはタクシーを手配してくれた。鯉登とて裕福な家庭に育っているが、これは世の中の標準とは言い難いのだとは理解している。もっとも月島自身は、世の中の標準から随分と上に外れた収入を得ているのだとは知っていたが、それにしても過剰な扱いではないかと心配になるのだった。
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    rabimomo

    DOODLEタイトルまんまです
    めちゃくちゃ出来る男な月を書いてみたくてこうなりました
    在宅ワークした日に休憩時間と夜に一気書きしたのでちょっと文章とっ散らかってますので大目に見て下さる方のみ!
    直接の描写はないですが、肉体関係になることには触れてますので、そこもご了承の上でお願いします

    2/12
    ②をアップしてます
    ①エリートリーマン月×大学生鯉「正直に言うと、私はあなたのことが好きです」

     ホテルの最上階にあるバーの、窓の外には色とりどりの光が広がっていた。都会の空には星は見えないが、眠らぬ街に灯された明かりは美しく、輝いている。その美しい夜景を眼下に、オーダーもののスーツを纏いハイブランドのビジネス鞄を携えた男は、目元を染めながらうっそりと囁いた。
     ずっと憧れていた。厳つい見た目とは裏腹に、彼の振る舞いは常にスマートだった。成熟した、上質な男の匂いを常に纏っていた。さぞかし女性にもモテるだろうとは想像に容易く、子供で、しかも男である己など彼の隣に入り込む余地はないだろうと、半ば諦めていた。それでも無邪気な子供を装って、連絡を絶やせずにいた。万に一つも望みはないだろうと知りながら、高校を卒業しやがて飲酒出来る年齢になろうとも、仕事帰りの平日だろうと付き合ってくれる男の優しさに甘えていた。
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    rabimomo

    MAIKING記憶あり転生現パロ
    月→→→→→鯉っぽいものを書きたかったはずが、ものすごく鯉が可哀想な感じになってしまったので、それなりに覚悟して読んで下さい(肉体的・性的には酷い目にあってません)
    明治の様子や再会シーンやこの後のシーンなんかも構想はあるので、そのうち…書きます…たぶん…
    性描写・肉体関係なしですが明治で肉体関係あり(月鯉)です
    失われた風景 週末の居酒屋は騒がしく、しかしその喧騒をどこか遠くに感じながら、月島は手にしたスマートフォンに漫然と視線を向けていた。
     ホームボタンに触れてロックを解除すらしていない機器は、光を灯すことのないただの黒い板でしかない。着信や、ラインの通知が舞い込むことすらなく沈黙を続ける電子機器に、喉元まで出かかった溜息を飲み込む。こんなものに振り回され一喜一憂するなど愚かしいことこの上ない、電話すらほとんど普及しておらずに電報を駆使していた時代にはこのようなものに振り回されることなどなかったというのに――そこまで思考を巡らせてから、月島は今度こそ吐息を漏らした。
     止めよう。そんなことを考えたところで、不毛でしかない。そもそもその時代に対応を誤ったからこそのこの事態なのだ。
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    rabimomo

    DOODLE月鯉全年齢小ネタ
    シブに投げるほどではないのでポイっとな
    ギャグとか軽いノリを書くのが下手すぎでしたね…

    概要はこんな感じ

    ・ゆるふわ樺太道中(往路)
    ・月島一人称でひたすら会話シーンなのでだいぶ疲れる構成
    ・付き合っていない月鯉
    ・付き合ってないし全年齢だけど発言がいちいち怪しい
    ・杉元が気の毒過ぎた
    ・常識人…?第七師団の良心…???
    ・あな救しなさそうな軍曹
    付き合ってない月鯉「月島軍曹って面食いだよね」

     唐突に投げられた言葉に、無意識のうちに眉間に力が入った。顔を上げれば、この旅路で見慣れた傷のある男の顔がある。
    「――藪から棒になんだ。そもそも俺は面食いではないぞ」
     一体この男は何を言い出すというのか。別に俺は、懇意にする相手の美醜にこだわった覚えはない。――確かに、ちよは愛らしい女性だったが、見た目の良さで彼女に惹かれたわけでは断じてない。
    「そぉお? じゃあ、鯉登少尉のどこがいいの? あのボンボン、顔くらいしかいいとこないと思うけど?」
    「ハァ?」
     杉元の口から飛び出したとんでもない一言に、俺は目を見開いた。
     俺と。鯉登少尉が。そういう関係に見えるとでも言うのか? 見える訳はないだろう? ……見えるのか? まさかそんなはずはないだろう?
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