みつみ|なつき
PAST年下(学生)×年上(女装男子)ふわっとファンタジー設定だけどあんまり生かせてない
桜色のお兄さん 年上の女性に恋をした。一目惚れだった。
[[rb:佐久間 > さくま]][[rb:翠 > みどり]]は、いつも彼女が乗っている電車(と言われているが、実は地下鉄と呼ばれるものらしい)を利用している。きれいに塗られたマスカラ、大きく穏やかそうな瞳、高い鼻に形のいい唇。それから、軽くウェーブしている艶やかな淡い髪。ふんわりとしたスカートやクリーム色のニットも春らしく、彼女らしい。彼女を構成する全てが美しく、また儚げに見えた。
時刻は午後八時半を回った頃だろう。行き交う人々は会社員が多く、翠のような学生は少ない。それでも、翠は自宅にいたくなくて夜の街中を歩いていた。
些細な親子喧嘩だった。それがエスカレートして、母親を泣かせ、父親に殴られた。勢いで飛び出したはいいものの、行くあてなど翠にはない。このまま電車で知らないところに行ってしまおうかと考えていると、電車がブレーキ音と共に停車する。彼女が降りていく。それを追いかけるように、翠も慌てて電車を降りた。
3134[[rb:佐久間 > さくま]][[rb:翠 > みどり]]は、いつも彼女が乗っている電車(と言われているが、実は地下鉄と呼ばれるものらしい)を利用している。きれいに塗られたマスカラ、大きく穏やかそうな瞳、高い鼻に形のいい唇。それから、軽くウェーブしている艶やかな淡い髪。ふんわりとしたスカートやクリーム色のニットも春らしく、彼女らしい。彼女を構成する全てが美しく、また儚げに見えた。
時刻は午後八時半を回った頃だろう。行き交う人々は会社員が多く、翠のような学生は少ない。それでも、翠は自宅にいたくなくて夜の街中を歩いていた。
些細な親子喧嘩だった。それがエスカレートして、母親を泣かせ、父親に殴られた。勢いで飛び出したはいいものの、行くあてなど翠にはない。このまま電車で知らないところに行ってしまおうかと考えていると、電車がブレーキ音と共に停車する。彼女が降りていく。それを追いかけるように、翠も慌てて電車を降りた。
みつみ|なつき
SPUR ME異世界に迷い込んだ少年×異世界で暮らす少年の、本編少しだけ載せます💭
CPはエン×ヨエルのみです〜。生意気×生意気。
夏雪の日に会った人 本編1話 暖かいのに、手のひらに落ちる結晶は冷たい。
今日も一日、真夏の空からは雪が降り続けている。その理由を知っている人間はいない。知らないことが当たり前のことだから、誰も気に留めないのだ。しんしんと降る雪は確かに本物であり、このコル=ニクスという国ではもう何年も続いている自然現象だった。
気温は高いため、雪が積もることはない。しかし、雪を見るとつらいことを思い出す。幼い頃に姉が雪の日に亡くなってしまったときのことは今でも悪夢に出てくるほどだ。ヨエルにとって雪が降り続くことは、悪夢が続いていることと同義だった。
「……なんで雪ばっかり降るんだよ」
通学路を歩くその足取りは重い。せっかくセットした髪も、雪による湿気でぺたんとしている。困ったときに左の泣きぼくろのあたりを指で軽く掻いてしまうのは昔からの癖で、ヨエルは度々母に小言を言われていた。今は寮で暮らしているため母はいないのだが、寮母にもその癖を指摘されてしまっている。
2470今日も一日、真夏の空からは雪が降り続けている。その理由を知っている人間はいない。知らないことが当たり前のことだから、誰も気に留めないのだ。しんしんと降る雪は確かに本物であり、このコル=ニクスという国ではもう何年も続いている自然現象だった。
気温は高いため、雪が積もることはない。しかし、雪を見るとつらいことを思い出す。幼い頃に姉が雪の日に亡くなってしまったときのことは今でも悪夢に出てくるほどだ。ヨエルにとって雪が降り続くことは、悪夢が続いていることと同義だった。
「……なんで雪ばっかり降るんだよ」
通学路を歩くその足取りは重い。せっかくセットした髪も、雪による湿気でぺたんとしている。困ったときに左の泣きぼくろのあたりを指で軽く掻いてしまうのは昔からの癖で、ヨエルは度々母に小言を言われていた。今は寮で暮らしているため母はいないのだが、寮母にもその癖を指摘されてしまっている。
みつみ|なつき
PAST疲れた青年×狐耳の男の子狐と雨と天気雨 狐を保護した。
怪我をして苦しそうだったオスの狐は、野生ではなく近所の神社で飼われていた個体だ。頬にハートの模様がある。どうやら、何者かに襲われたようだ。その者は、狐を無理矢理飼おうとしたのかもしれない。首輪は外され、無惨な姿になっていた。
「大丈夫か、ちび。もう少し頑張れよ」
そう声をかけると、耳が僅かに動く。うるうるとした瞳でこちらを見る狐は何かを訴えているかのようで、思わず頭を撫でた。
***
動物病院で手当てをしてもらい、再び神社へと向かう。事態を知った神主が慌ててこちらに来て、狐の様子を伺ってきたため、重症ではないことを伝える。彼は安堵の表情を浮かべ、何度も礼を言ってくる。
それに対し「大丈夫ですよ。また会わせて下さいね」と答え、また狐を撫でる。気持ちよさそうに目を細めるもふもふに心癒されながら、俺は神社を後にする。
843怪我をして苦しそうだったオスの狐は、野生ではなく近所の神社で飼われていた個体だ。頬にハートの模様がある。どうやら、何者かに襲われたようだ。その者は、狐を無理矢理飼おうとしたのかもしれない。首輪は外され、無惨な姿になっていた。
「大丈夫か、ちび。もう少し頑張れよ」
そう声をかけると、耳が僅かに動く。うるうるとした瞳でこちらを見る狐は何かを訴えているかのようで、思わず頭を撫でた。
***
動物病院で手当てをしてもらい、再び神社へと向かう。事態を知った神主が慌ててこちらに来て、狐の様子を伺ってきたため、重症ではないことを伝える。彼は安堵の表情を浮かべ、何度も礼を言ってくる。
それに対し「大丈夫ですよ。また会わせて下さいね」と答え、また狐を撫でる。気持ちよさそうに目を細めるもふもふに心癒されながら、俺は神社を後にする。
有島 乙芭
DONE◆本編▶︎https://kakuyomu.jp/works/16817330652084933686・今回の前編は固定ツイートにもあります.(近々固定解除)
◆後半部はホワイトデーまでの期間限定公開
▶︎ホワイトデーの後、FANBOX/プチプランに移動します.
▶︎前編はツイノベとほぼ同じ内容。後編増量追加のため、加筆修正.
・リアクションいただけるとポイピク投稿しやすくなるので、ぜひ……
佐藤の誕生日(11/17)SS(ツイノベ)前編3月10日「砂糖の日」記念も兼ねて……
【Side ♠️ Sugar】
俺は今、目の前の幸せを噛み締めている────
汐見と同居……ちがった、同棲生活を開始して1ヶ月半が経過。
今日は俺の誕生日だ。
思えば片想い期間が長すぎた……7年半だぞ?! 俺ともあろう者が……いやまぁ、相手があの汐見だからな。
そもそもの話だが、男同士だからとか、親友だからという理由で俺が直接何も行動に移さなかったことが原因だし、今考えるとあの状況では仕方なかった。
とりあえず今日は週末休み前の平日だが、俺は今、会社から直帰している。
汐見が出向という形で別会社になり、同僚とは言い難くなったが、汐見と一緒に暮らしてみてわかったことが結構ある。
5255【Side ♠️ Sugar】
俺は今、目の前の幸せを噛み締めている────
汐見と同居……ちがった、同棲生活を開始して1ヶ月半が経過。
今日は俺の誕生日だ。
思えば片想い期間が長すぎた……7年半だぞ?! 俺ともあろう者が……いやまぁ、相手があの汐見だからな。
そもそもの話だが、男同士だからとか、親友だからという理由で俺が直接何も行動に移さなかったことが原因だし、今考えるとあの状況では仕方なかった。
とりあえず今日は週末休み前の平日だが、俺は今、会社から直帰している。
汐見が出向という形で別会社になり、同僚とは言い難くなったが、汐見と一緒に暮らしてみてわかったことが結構ある。
星むぎ
DOODLEポリセクを知らないふたりが結果的にポリセクみたいになってしまう話。同い年大学生カップル
陽キャ攻め 桃真(とうま)
ダウナー系受け 青也(せいや)
ポリセクもどき・1日目「あーお腹いっぱい!替え玉もう一回すればよかったぁ!」
「桃真はほんとよく食うよな」
「今日は特別腹減ったもん」
「替え玉はいつもしてるじゃん」
「えー?はは、確かに」
月曜日の街を、桃真と青也は並んで歩いている。大学が終わった後、フットサルのサークルでひと汗かいてラーメン屋に飛びこんだ。じゃんけんで勝った青也のチョイスで、味噌ラーメン。それぞれチャーシューを3枚トッピングしたが、青也は自分の分の1枚を桃真のどんぶりに入れた。本当は2枚で充分だったし、桃真の驚いた顔と嬉しそうな笑顔が見られたのだから儲けだ。
青也のひとり暮らしをするアパートに近づくほど、人通りは少なくなっていく。大きな信号をひとつ入って、コンビニを通り過ぎたらどちらからともなく手を繋ぐ。大学で出逢って付き合いだしたふたりの、いつの間にか生まれたいつも通りだ。
1401「桃真はほんとよく食うよな」
「今日は特別腹減ったもん」
「替え玉はいつもしてるじゃん」
「えー?はは、確かに」
月曜日の街を、桃真と青也は並んで歩いている。大学が終わった後、フットサルのサークルでひと汗かいてラーメン屋に飛びこんだ。じゃんけんで勝った青也のチョイスで、味噌ラーメン。それぞれチャーシューを3枚トッピングしたが、青也は自分の分の1枚を桃真のどんぶりに入れた。本当は2枚で充分だったし、桃真の驚いた顔と嬉しそうな笑顔が見られたのだから儲けだ。
青也のひとり暮らしをするアパートに近づくほど、人通りは少なくなっていく。大きな信号をひとつ入って、コンビニを通り過ぎたらどちらからともなく手を繋ぐ。大学で出逢って付き合いだしたふたりの、いつの間にか生まれたいつも通りだ。
星むぎ
DOODLE親友、同級生。片想い。陽太と皐月。
続く予定です。
親友に恋してもいいですか 野球部の活動で毎日くたくたの俺は、今日も今日とて日付が変わる前に布団に潜りこんだ。その瞬間から記憶は途絶えているから、ものの三秒で眠ったのかもしれない。ふと目が覚めたが、窓の外はまだ真っ暗だ。
目覚ましがわりのスマートフォンを確認すると、午前二時。このくらいの時間に一度起きると、たっぷりと二度寝が味わえるようで得した気分になる。
さあ、もう一度夢の中へ。そう思った時、手のひらの下のスマートフォンが光った。指のすき間から、緑のアプリアイコンが見える。LINEメッセージを受信した報せのようだ。
こんな時間に一体誰だろう。ロック画面を確認すると、友人の名前と共に、“電話してもいい?”のひと言。
「皐月(さつき)……?」
4029目覚ましがわりのスマートフォンを確認すると、午前二時。このくらいの時間に一度起きると、たっぷりと二度寝が味わえるようで得した気分になる。
さあ、もう一度夢の中へ。そう思った時、手のひらの下のスマートフォンが光った。指のすき間から、緑のアプリアイコンが見える。LINEメッセージを受信した報せのようだ。
こんな時間に一体誰だろう。ロック画面を確認すると、友人の名前と共に、“電話してもいい?”のひと言。
「皐月(さつき)……?」
七海みなも
MENU骨董屋の縁側でお話をする傑とアヤ。悶々している傑視点です。
英雄の器とは 手土産片手に訪ねた骨董屋。
パワーストーンだという貴石を惜しみなく敷いた中庭は、夏至の強い日差しを受け、今日も独特な色を放っている。
夏の盛りにも拘わらず縁側が涼しいのは、もしかしたらこの妖しささえ感じる庭の所為なのかもしれない。
そんな失礼な事を考えながら入道雲を眺めていると、不意に涼やかな声が耳膜を打った。
「『英雄と云うものは天と戦うものなのだろう』……」
「え?」
視線を落とせば、俺の膝を枕に昼寝を楽しんでいた筈のアヤさんが、くふくふと喉を鳴らしている。
いつ起きたのだろう。全く気づかなかった。
睡魔の残る瞳を撓ませる彼は、無言で驚く俺を見上げて言葉を繋ぐ。
「『英雄の器』に出てくる言葉だよ。急に思い出しちゃった」
2563パワーストーンだという貴石を惜しみなく敷いた中庭は、夏至の強い日差しを受け、今日も独特な色を放っている。
夏の盛りにも拘わらず縁側が涼しいのは、もしかしたらこの妖しささえ感じる庭の所為なのかもしれない。
そんな失礼な事を考えながら入道雲を眺めていると、不意に涼やかな声が耳膜を打った。
「『英雄と云うものは天と戦うものなのだろう』……」
「え?」
視線を落とせば、俺の膝を枕に昼寝を楽しんでいた筈のアヤさんが、くふくふと喉を鳴らしている。
いつ起きたのだろう。全く気づかなかった。
睡魔の残る瞳を撓ませる彼は、無言で驚く俺を見上げて言葉を繋ぐ。
「『英雄の器』に出てくる言葉だよ。急に思い出しちゃった」
七海みなも
1111共依存型ヤンデレ双子の一話冒頭です。まだ幼稚園生の頃の遣り取り。
一話丸ごと支部に投稿しておりますので、興味がありましたら宜しくお願い致します。
幸福論を蔑む足跡(冒頭) 白い山が平らになり、リビングのカーペットが見えてきた。
母さんのマグカップを割った罰として渡されたのは、取り込みたてのタオルの山。きっちり畳みきるよう命じられた俺は素直に頷き、広げた両腕より大きなそれを、せっせと四つ折りにしていった。
これさえやり切れば二葉を取り戻せる。
文句や言い訳を口にする時間すら惜しい。一秒でも早く二葉を迎えに行きたい。
その一心で手を動かしていく。
溺愛する双子の弟は、俺の邪魔になるからという理由で客間へ連れ去られてしまった。
基本的に聞き分けが良くて大人しい二葉だ、俺の邪魔などしないのに。
恐らく母さんは俺が二葉を連れて脱走すると考え、先手を打ったのだろう。
更にもう一つ。
2397母さんのマグカップを割った罰として渡されたのは、取り込みたてのタオルの山。きっちり畳みきるよう命じられた俺は素直に頷き、広げた両腕より大きなそれを、せっせと四つ折りにしていった。
これさえやり切れば二葉を取り戻せる。
文句や言い訳を口にする時間すら惜しい。一秒でも早く二葉を迎えに行きたい。
その一心で手を動かしていく。
溺愛する双子の弟は、俺の邪魔になるからという理由で客間へ連れ去られてしまった。
基本的に聞き分けが良くて大人しい二葉だ、俺の邪魔などしないのに。
恐らく母さんは俺が二葉を連れて脱走すると考え、先手を打ったのだろう。
更にもう一つ。
七海みなも
Reuse Halloween以前画像で上げた骨董屋さんのハロウィンSS🎃白バイ隊員の伊織と骨董屋二人のちょっとしたお話。
白バイ隊員の悪戯いつも通りの警邏。
いつも通りの休憩時間に、矢張りいつも通り相棒を放置して、俺は骨董屋へ向かった。
連続不審事故や餓鬼玉事件で世話になった骨董屋である。
何の因果か知らないが『はい、さようなら』と切れる縁ではなかったらしい。
否。
あの変わり者たちに進んで関わろうとしている自分も、多少いるのだが。
ただのオブジェと化している可哀想な軽自動車の隣に白バイを停め、見た目以上に重い引き戸を潜り店内へ踏み入る。
迎えてくれたのは白檀の香りと、普段は漂って来ない蓮華の匂い。
どうやら今日は『当たり』らしい。
広めなコンビニ程の店である、目的の場所は直ぐに現れた。
店の最奥。会計処の小机に向かって座る、二人の男性。
ジャージ姿の仏頂面と、蓮の浮く墨染めの着流しに身を包んだ麗人——店主のユウさんと従業員のアヤさんだ。
2054いつも通りの休憩時間に、矢張りいつも通り相棒を放置して、俺は骨董屋へ向かった。
連続不審事故や餓鬼玉事件で世話になった骨董屋である。
何の因果か知らないが『はい、さようなら』と切れる縁ではなかったらしい。
否。
あの変わり者たちに進んで関わろうとしている自分も、多少いるのだが。
ただのオブジェと化している可哀想な軽自動車の隣に白バイを停め、見た目以上に重い引き戸を潜り店内へ踏み入る。
迎えてくれたのは白檀の香りと、普段は漂って来ない蓮華の匂い。
どうやら今日は『当たり』らしい。
広めなコンビニ程の店である、目的の場所は直ぐに現れた。
店の最奥。会計処の小机に向かって座る、二人の男性。
ジャージ姿の仏頂面と、蓮の浮く墨染めの着流しに身を包んだ麗人——店主のユウさんと従業員のアヤさんだ。
うらひと
MEMO【天使×少年のBL】自称天使(地上にいるので堕天使)が少年を唆して暗殺者にするお話。怯える少年もやがて狂気を含むようになり、また寝床で優しくしてくる天使に依存していく。
天使×孤児BL 1「……♪」
「…………何さ」
孤児となった僕には、それは吉報だったのだろうか。目の前には天使がいた。
神の遣いらしく白い装いに『それらしい』羽。しかしながら、あまりにもこちらを舐めて見下したような、ふさわしくない表情。
「いいよ、続けなよ。ボクはその方が好きだから」
自暴自棄になって人に手を掛けている最中であった僕でも、一瞬手を放し、相手は逃げていく。これは、神の遣いの振る舞いではない。これだけは分かる。
「勿体ない、逃げちゃったね。さて、どうする? 成功しようがしまいが、キミは追われる身になっていたわけだけど」
652「…………何さ」
孤児となった僕には、それは吉報だったのだろうか。目の前には天使がいた。
神の遣いらしく白い装いに『それらしい』羽。しかしながら、あまりにもこちらを舐めて見下したような、ふさわしくない表情。
「いいよ、続けなよ。ボクはその方が好きだから」
自暴自棄になって人に手を掛けている最中であった僕でも、一瞬手を放し、相手は逃げていく。これは、神の遣いの振る舞いではない。これだけは分かる。
「勿体ない、逃げちゃったね。さて、どうする? 成功しようがしまいが、キミは追われる身になっていたわけだけど」