レモンティー🍋
CAN’T MAKE付き合う前にからだの関係を持ってしまった2人(トウ虎)※行為をしてるところはありませんが話自体はあります
最終的に付き合います
書いてるうちに分からなくなってた…
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mii
MOURNING虎於とご飯の話2本と口に含むものの話1本虎於とご飯の話◆ ◇ 1 ◆ ◇
いわゆる年末進行、特番編成期のスケジュールは過密だ。まだ新人グループに属する彼らは各テレビ局撮影スケジュールの隙間をぬうように、大御所達に提供される時間の猶予のために忙しなく駆け回る。衣装もメイクそのままで、社用車に押し込められ、休憩する間もなく次の局へ移動する。四人が車に乗り込んだことを確認してから宇都木も運転席へ急いで乗り込んだ。
「皆さんお疲れ様です! 渋滞にハマらず行ければ三〇分もあれば着きます! 着いたらすぐスタジオ入りますから食事済ませちゃってくださいね」
宇都木の言う通り、食事を取れる時間はこのわずかな移動時間だけだ。次の局での収録も歌番組なので、運動量を考えると食事を取らないと体力が持たないことは頭ではわかっているのだが、虎於は車の中での食事、屋外での食事全般がどうしても得意ではなかった。
3458いわゆる年末進行、特番編成期のスケジュールは過密だ。まだ新人グループに属する彼らは各テレビ局撮影スケジュールの隙間をぬうように、大御所達に提供される時間の猶予のために忙しなく駆け回る。衣装もメイクそのままで、社用車に押し込められ、休憩する間もなく次の局へ移動する。四人が車に乗り込んだことを確認してから宇都木も運転席へ急いで乗り込んだ。
「皆さんお疲れ様です! 渋滞にハマらず行ければ三〇分もあれば着きます! 着いたらすぐスタジオ入りますから食事済ませちゃってくださいね」
宇都木の言う通り、食事を取れる時間はこのわずかな移動時間だけだ。次の局での収録も歌番組なので、運動量を考えると食事を取らないと体力が持たないことは頭ではわかっているのだが、虎於は車の中での食事、屋外での食事全般がどうしても得意ではなかった。
レモンティー🍋
TRAININGトウ虎※わずかですが嘔吐している場面があります
いつもと違う喋り方をしているところがあります
かっこいい🐯はいないかもです(なんでも許せる人向け)
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レモンティー🍋
DONE閉所恐怖症の🐯の話(トウ虎)※恐怖症などの知識がない人間が書いていますのであらかじめご了承ください
また、エレベーターに閉じ込められる話ですので苦手な方にはおすすめ出来ません
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mii
MOURNINGトウマのお部屋を整えていく虎於の話(だったはずですが、またおっぱいの話をしています)私物を外に持ち出すというのが少し苦手だった。
ホテルならとりあえずアメニティを使えばいいし、呼び出しに応じる形でふらりとあちらこちらへ出向く方が気楽だったし、自室以外に拠点を持つというのはいまいちピンとこなかった。
トウマの部屋に行く時も、はじめのうちはことが済めば家に帰るか、最低限のものを支度していたのだが、ふと、ここが居場所になるのなら、もう、いいかなという気持ちになって、トウマの部屋の環境を整えることにした。
まず始めに手をつけたのは水回りだ。
バスルームのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗面台にスキンケア、ヘアケア一式と、歯ブラシ、これら普段使いしているものと同じものを取り揃えてトウマの部屋に勝手に置いていった日、トウマは特に何も言わなかった。
2244ホテルならとりあえずアメニティを使えばいいし、呼び出しに応じる形でふらりとあちらこちらへ出向く方が気楽だったし、自室以外に拠点を持つというのはいまいちピンとこなかった。
トウマの部屋に行く時も、はじめのうちはことが済めば家に帰るか、最低限のものを支度していたのだが、ふと、ここが居場所になるのなら、もう、いいかなという気持ちになって、トウマの部屋の環境を整えることにした。
まず始めに手をつけたのは水回りだ。
バスルームのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗面台にスキンケア、ヘアケア一式と、歯ブラシ、これら普段使いしているものと同じものを取り揃えてトウマの部屋に勝手に置いていった日、トウマは特に何も言わなかった。
mii
MOURNINGまだ付き合ってないトウ虎決め手に欠ける終わらない攻防戦
ちょうど夕飯時だから混んでいるかもしれない、待ち時間があるようなら近くの他の店も考えないと、そんなトウマの考えごとは杞憂に終わり、最初に足を運んだ店でタイミングよく空いた席へ案内された。
通された店内で、トウマが腰掛けようとするより先に虎於が引いたのは布張りの豪華な椅子に見えそうな気がしたが、実際は焼き鳥屋のカウンターにある年季を感じる座面の小さな四角い椅子だ。
「俺相手にそんなんしなくていいよ」
虎於がキョトンとした顔でこちらを見た。なんだその顔、かわいいな。トウマは内心そう思ったが顔に出ないように、ニヤけそうになった唇を噛んだ。
「まぁいいや、ありがとな。すいません、生とハイボールで、まず盛り合わせお願いします、あ、タレで!」
2536通された店内で、トウマが腰掛けようとするより先に虎於が引いたのは布張りの豪華な椅子に見えそうな気がしたが、実際は焼き鳥屋のカウンターにある年季を感じる座面の小さな四角い椅子だ。
「俺相手にそんなんしなくていいよ」
虎於がキョトンとした顔でこちらを見た。なんだその顔、かわいいな。トウマは内心そう思ったが顔に出ないように、ニヤけそうになった唇を噛んだ。
「まぁいいや、ありがとな。すいません、生とハイボールで、まず盛り合わせお願いします、あ、タレで!」
レモンティー🍋
DONEまたもや○○しないと出られない部屋に閉じ込められた🐶と🐯の話(トウ虎)前回とは別軸なのでまた両片思いから始まります
日をまたいで完成させたので違和感が生じる部分があるかもしれません💦
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mii
MOURNINGまだ付き合ってないトウ虎が海を見に行くお話です。薄明の告白 ほんの思いつきで車を出して、特に目的もなく流してたどり着いた先は夕暮れ時の海だった。観光地でもなんでもない老朽化の進んだ防波堤は俺たちの貸切だ。
「うわ、空すげーきれい」
「マジックアワーだ。いいタイミングに着いたな」
トラの声も明るく弾んでいる。
足取り軽く防波堤を先へ進んで行くトラを眺めて、車出してよかった、と思う。トラの細い毛先に金色の光が透けて、きらきらと輝きながら風に揺れている。
そっとスマホを取り出し空を撮るふりをして、その後ろ姿をカメラに収めた。シャッター音が波の音に紛れてくれればいいと思ったが、海は穏やかで、カシャという無機質な電子音が響く。
「きれいに撮れたか?」
「え、ああ……うん……きれいに撮れてる」
809「うわ、空すげーきれい」
「マジックアワーだ。いいタイミングに着いたな」
トラの声も明るく弾んでいる。
足取り軽く防波堤を先へ進んで行くトラを眺めて、車出してよかった、と思う。トラの細い毛先に金色の光が透けて、きらきらと輝きながら風に揺れている。
そっとスマホを取り出し空を撮るふりをして、その後ろ姿をカメラに収めた。シャッター音が波の音に紛れてくれればいいと思ったが、海は穏やかで、カシャという無機質な電子音が響く。
「きれいに撮れたか?」
「え、ああ……うん……きれいに撮れてる」
mii
MOURNINGリ……イ撮影舞台裏のほんのりトウ虎今回はスタジオ撮影がメインのため時間の感覚が狂ってしまうのがトウマにとって目下の悩みだ。
朝、スタジオ入りした時に太陽の陽射しを浴びたきりで、タイムキーパースタッフのおかげでスケジュール通り撮影が進んでいることはわかるが、どれくらい時間が経過しているのか体感がつかみにくい。
今日何度目かの小休憩を挟むことになり、少しだけでも外に出ようかとスタジオの出入り口へ視線を向けると、私服姿の虎於を発見した。
「トラ、おはよ。これから?」
「おはよう。早めに来たからのぞきに来た。シンヨーのセット、華やかでいいな」
撮影セットの桃色の光に虎於の肌や髪が明るく透ける。きらきらと眩しく感じて、トウマはまばたきをして虎於の横顔を見つめた。
1481朝、スタジオ入りした時に太陽の陽射しを浴びたきりで、タイムキーパースタッフのおかげでスケジュール通り撮影が進んでいることはわかるが、どれくらい時間が経過しているのか体感がつかみにくい。
今日何度目かの小休憩を挟むことになり、少しだけでも外に出ようかとスタジオの出入り口へ視線を向けると、私服姿の虎於を発見した。
「トラ、おはよ。これから?」
「おはよう。早めに来たからのぞきに来た。シンヨーのセット、華やかでいいな」
撮影セットの桃色の光に虎於の肌や髪が明るく透ける。きらきらと眩しく感じて、トウマはまばたきをして虎於の横顔を見つめた。
mii
MOURNINGまだ付き合ってないトウ虎夏の夜にバッティングセンターに行くお話です。
次々再開発が進んで新しいLEDのネオンに輝く街を抜け、通り1本入った途端がらりとレトロな雰囲気に変わった風景を、初めて訪れる物珍しさで、虎於はきょろきょろと辺りを見回した。
トラこっち、と声をかけてふたりが入ったのは、元号がふたつほど前の雰囲気が残る年季の入ったバッティングセンターだった。ヘルスケアが謳われるご時世に合わせて禁煙の貼紙があるが、これまで蓄積したのであろう煙草の匂いが少し鼻をついて、虎於は羽織っていた上着を脱ぐと裏返しにして腕にかけた。
虎於の観たい映画のミッドナイト上映まで、少し時間があくのでバッティングセンターに立ち寄ろうというのはトウマの提案だった。
トウマの斜め後ろにぴったりくっついて、球を打つ快音が響く方向へ虎於は視線を向ける。誘われた時はどんなものかと思ったが、平日の、こんな終電が終わったような時間にも、人がいるものなんだなと意外に感じた。
2229トラこっち、と声をかけてふたりが入ったのは、元号がふたつほど前の雰囲気が残る年季の入ったバッティングセンターだった。ヘルスケアが謳われるご時世に合わせて禁煙の貼紙があるが、これまで蓄積したのであろう煙草の匂いが少し鼻をついて、虎於は羽織っていた上着を脱ぐと裏返しにして腕にかけた。
虎於の観たい映画のミッドナイト上映まで、少し時間があくのでバッティングセンターに立ち寄ろうというのはトウマの提案だった。
トウマの斜め後ろにぴったりくっついて、球を打つ快音が響く方向へ虎於は視線を向ける。誘われた時はどんなものかと思ったが、平日の、こんな終電が終わったような時間にも、人がいるものなんだなと意外に感じた。
レモンティー🍋
CAN’T MAKE前回の続きです。本当に小説書くのなれない…両片想いから両想いになるトウ虎です。
パスワードはトウマと虎於の身長差の数字
タイトルは浮かばなかったので前回と同じにしました。 725
レモンティー🍋
CAN’T MAKE※虎於が弱ってますトウ虎のつもりで書きましたが付き合ってないです
トウマ→虎於に見えるかもしれませんが、両片想いです。続きも書くつもりです
パスワードはトウマと虎於の身長差の数字 721