穴沢弐段
TRAININGからかい上手の道満さん(苦笑)ほのぼの(?)
週ドロ57回「紫陽花」
紫陽花の頃カルデア内の1室。マスターのマイルームに1人のサーヴァントが訪ねて来ていた。
アルターエゴ蘆屋道満である。
『マスター、本日の甘味をお持ちしましたので一服するとしましょう』
「やったー!おやつだ♪おやつ~♪」
まだ何処かあどけなさの残る少女、藤丸立香が嬉々として道満を招き入れる。
「早速お茶を用意するね」
『いやはや、マスター手ずから従者への施しなど畏れ多い。拙僧に任せてお座りくだされ』
「んむぅ、手伝うのに~」
立香がやや不満そうにしながらも道満の持ってきた甘味に目を向ける。そこには小さな花たちが集まりまるで花束にも似た淡き赤紫と青紫の色合いをした花の形を模した菓子が置かれていた。
「わ!可愛い!紫陽花だね」
『はい。紫陽花の季節でもありますし丁度良いかと』
1851アルターエゴ蘆屋道満である。
『マスター、本日の甘味をお持ちしましたので一服するとしましょう』
「やったー!おやつだ♪おやつ~♪」
まだ何処かあどけなさの残る少女、藤丸立香が嬉々として道満を招き入れる。
「早速お茶を用意するね」
『いやはや、マスター手ずから従者への施しなど畏れ多い。拙僧に任せてお座りくだされ』
「んむぅ、手伝うのに~」
立香がやや不満そうにしながらも道満の持ってきた甘味に目を向ける。そこには小さな花たちが集まりまるで花束にも似た淡き赤紫と青紫の色合いをした花の形を模した菓子が置かれていた。
「わ!可愛い!紫陽花だね」
『はい。紫陽花の季節でもありますし丁度良いかと』
Σフレーム
DONE若モリが初期勢な若モリぐだ♂ぼちぼち書いていきたい
6.5章ネタバレちうい⚠️
若モリぐだ♂「げっ」
「ン?君は…」
トラオムの複合領域から帰還し早く3日。カドックは入手した情報を取り纏めたデータが映し出されたタブレットを片手に管制室までの道を誰が止めるでもなく歩いていた。画面に集中していたのも悪かったのだろう向かいから来る人物を避けようと顔を上げたらできることなら会いたくもない彼の人がまじまじとこちらを凝視していた。邪魔そうな装飾の多い白き再臨姿で。
「カドック・ゼムルプスか特異点では―――」
「いや、お前の勧誘はもう聞き飽きた。俺に構うな」
「は?」
「じゃあな」
片手で厄介事を振り払うように彼はモリアーティに背を向けてそのままずんずんと来た道を引き返して行ってしまった。ぽつんと残されたモリアーティは思案する。今二人が邂逅した通路は一本道だ。確実にこの先に用事があっただろうにモリアーティを見た途端に邪険し踵を返す。個人的な会話など今の今までした覚えはない。だとするなら先刻話題に出そうとしていた人物に聞いた方が話は早いだろう。そんな推理にも遠く及ばない思考をしながら彼は歩をとある部屋まで進めていくのだった。
4827「ン?君は…」
トラオムの複合領域から帰還し早く3日。カドックは入手した情報を取り纏めたデータが映し出されたタブレットを片手に管制室までの道を誰が止めるでもなく歩いていた。画面に集中していたのも悪かったのだろう向かいから来る人物を避けようと顔を上げたらできることなら会いたくもない彼の人がまじまじとこちらを凝視していた。邪魔そうな装飾の多い白き再臨姿で。
「カドック・ゼムルプスか特異点では―――」
「いや、お前の勧誘はもう聞き飽きた。俺に構うな」
「は?」
「じゃあな」
片手で厄介事を振り払うように彼はモリアーティに背を向けてそのままずんずんと来た道を引き返して行ってしまった。ぽつんと残されたモリアーティは思案する。今二人が邂逅した通路は一本道だ。確実にこの先に用事があっただろうにモリアーティを見た途端に邪険し踵を返す。個人的な会話など今の今までした覚えはない。だとするなら先刻話題に出そうとしていた人物に聞いた方が話は早いだろう。そんな推理にも遠く及ばない思考をしながら彼は歩をとある部屋まで進めていくのだった。
subaru_no_iine
DONEメフコン・謎特異点で全年齢魔力供給
・メフのすべてが捏造 若干気持ち悪め
・コンは塩of塩
・マスターはぐだ子(藤丸立香)特定キャラとのカプなし
・ゲストはギルちゃんとメディアさん(不敬気味)
今日も元気に空想樹育成。ケンカップルの何たるかがまだわかってませんが、前回よりは近づけてみました。メフはこんなこと言わない。
正しい魔力供給とは(メフコン) サーヴァントでも魔力を消耗すれば疲れる。しかしメフメトはそれが眠気という形で発露するとは知らなかった。
歴史の乱れが見られた特異点を修正するため、例によってマスター・藤丸立香と彼女のサーヴァントたちが駆り出された。その一員であるアーチャー・メフメト二世も現在、宝具『[[rb:鉄壁城塞陥落 > ジュブナイル・ドリーム]]』でセイバークラスのホムンクルスを粉砕する作業を強いられている。
生前のメフメトは[[rb:帝王 > パーディシャー]]として命令する側だったが、今はマスターに仕える身だ。善良な少女の顔を見ていると、ある程度の願いは聞きたくなってしまう。サーヴァントとして現界した際に、英霊の座から干渉を受けたせいもあるのだろうか。
3486歴史の乱れが見られた特異点を修正するため、例によってマスター・藤丸立香と彼女のサーヴァントたちが駆り出された。その一員であるアーチャー・メフメト二世も現在、宝具『[[rb:鉄壁城塞陥落 > ジュブナイル・ドリーム]]』でセイバークラスのホムンクルスを粉砕する作業を強いられている。
生前のメフメトは[[rb:帝王 > パーディシャー]]として命令する側だったが、今はマスターに仕える身だ。善良な少女の顔を見ていると、ある程度の願いは聞きたくなってしまう。サーヴァントとして現界した際に、英霊の座から干渉を受けたせいもあるのだろうか。