Kici
PROGRESS終於畫完了。。主要是感覺大家都喜歡寫或者畫小貓被師匠的吟誦痛擊 想要看一些師匠被小貓說教“您搞混情感了吧”()第一次畫條漫 不要在意細節。。
歐歐西系我的。。
2020/01/22
くまだ
DONE新社会人モブくんと、そんなモブくんに二つの春を届けに来る師匠のお話です。付き合ってないけど、お互いに好きなんだろうな〜ってくらいの距離感、好きです。
ワンライ楽しいな………ありがとうございます!!!!
春を連れて来るひと白いカーテンが、陽光を含みながら揺れている。狭いワンルームに流れ込んでくる外気はきっと、心地よい暖かさで、瑞々しい若葉の匂いをはらんでいる。けれど。
「……………熱い」
ピピピ、と硬くて軽い電子音が響く。茂夫は、重い布団を押し退けると、ゆっくりとした動きで脇から体温計を抜き取った。表示画面は、今の自分の体温が三十七度九分であると告げている。
そんなわけで今の茂夫は、春の匂いを楽しんだり、温度を感じられるような状況ではなかった。
壁にかかっているリクルートスーツを見て、溜息を吐く。新社会人として、一般企業に入社してから一週間と少し。決して要領がいいとは言えない茂夫にとって、新しいことの連続である研修期間は、不安や緊張や焦燥に直面しながらの、怒涛の日々だった。
3409「……………熱い」
ピピピ、と硬くて軽い電子音が響く。茂夫は、重い布団を押し退けると、ゆっくりとした動きで脇から体温計を抜き取った。表示画面は、今の自分の体温が三十七度九分であると告げている。
そんなわけで今の茂夫は、春の匂いを楽しんだり、温度を感じられるような状況ではなかった。
壁にかかっているリクルートスーツを見て、溜息を吐く。新社会人として、一般企業に入社してから一週間と少し。決して要領がいいとは言えない茂夫にとって、新しいことの連続である研修期間は、不安や緊張や焦燥に直面しながらの、怒涛の日々だった。
fujise_desu
DONE■再録本『カゲヤマ少年進化論』(2017年発行)描きおろし■前に出した本の続編ですがこれだけで読めます。
■成長のジレンマは年下攻め永遠のテーマだし何度食っても美味い。 16
PLATINUM.
MAIKINGJMR3展示。お立ち寄りありがとうございます!展示1■おまけ漫画⑪のパロ漫画3頁 ■
展示2■悪魔(モブ)と吸血鬼(師匠)漫画8頁■
悪魔と吸血鬼はモブハズと言うモブサイコのゲームに出てきた
コスチュームの師弟です。
両方ともラフ漫画なので読めれば良いひと向けですが
楽しんで頂けたら嬉しいです。
悪魔と吸血鬼漫画は完結まで載せられなかったので、また何かの機会に出せたらいいなと思います。 11
雨うさぎ
MEMO獣化パロのモブ霊です。猟犬物語とかそんなイメージの話。いつか書くかもしれないし書かないかもしれない。メモというよりプロットかも?ハッピーエンドとバッドエンド、二通りのパターンあります。 2119くまだ
CAN’T MAKEモくんが告白した後、その返事をまだ返してないレが、急に夜の上下の相談を持ちかけるレのお話です(エロ描写は無しです)。なんだこれ。どっちがいいの「お前さ、どっちがいいの?」
夕飯のラーメンを食べての帰り道。
スーツに跳んだラーメンの汁の行方をそれとなく探していた茂夫は、投げかけられた唐突な質問に戸惑って霊幻を見た。
「どっちって、何のことですか?」
「抱くのと、抱かれるの。付き合いたいんだろ、俺と」
「急に何言い出すんだアンタ………大体、まだ告白の返事、貰ってないですよ」
茂夫がそう返すと、霊幻はふい、と顔を背けた。何か言いたげな後頭部が、歩く度に少し揺れる。
(……………かわいいな)
そんなことを反射的に考えながら、はて、と茂夫は立ち止まる。
(師匠はなんで、急にそんなこと聞いたのかな)
頼もしくて、真っ直ぐで、それでいてどこか寂しげな背中が遠ざかっていく。
767夕飯のラーメンを食べての帰り道。
スーツに跳んだラーメンの汁の行方をそれとなく探していた茂夫は、投げかけられた唐突な質問に戸惑って霊幻を見た。
「どっちって、何のことですか?」
「抱くのと、抱かれるの。付き合いたいんだろ、俺と」
「急に何言い出すんだアンタ………大体、まだ告白の返事、貰ってないですよ」
茂夫がそう返すと、霊幻はふい、と顔を背けた。何か言いたげな後頭部が、歩く度に少し揺れる。
(……………かわいいな)
そんなことを反射的に考えながら、はて、と茂夫は立ち止まる。
(師匠はなんで、急にそんなこと聞いたのかな)
頼もしくて、真っ直ぐで、それでいてどこか寂しげな背中が遠ざかっていく。
くまだ
CAN’T MAKE師弟初夜翌朝話です(エロ描写は皆無です)。その後きっとレが失踪したり、ケンカしたりして、最終的に絆が深まるやつを書くつもりだったそうです。後悔隣の安定した寝息を乱さないように、俺はそっと身を起こした。
そのまま、洗面所に向かう。そこには当然、いつもの我が家の洗面台が鎮座していて、鏡には、僅かに無精髭を生やした寝起きのおっさん────つまり、俺の姿が映っていた。
いつもと何ら変わらない光景だ。幾度となく迎えた朝を、今日も同じように迎えた。
そう思えば、少しは落ち着くと思っていた。
────── しかし。
腰の痛みと身体の怠さは、否応が無しに昨晩のことを思い出させる。昨晩のことを思い出せば、景気良く寿命を燃やすような勢いで、心臓は暴れ回った。
「あ〜〜…………………」
昨日の夜、ついに俺は、モブと一線を越えた。衝動的でもなく、一方的でもなかった。
ずっと前から諦めていて、選ぶまいと決めていた道に、あいつは俺を引き上げようと根気強く手を伸ばし、俺は散々渋ったその後に、結局あいつの手を取った。
695そのまま、洗面所に向かう。そこには当然、いつもの我が家の洗面台が鎮座していて、鏡には、僅かに無精髭を生やした寝起きのおっさん────つまり、俺の姿が映っていた。
いつもと何ら変わらない光景だ。幾度となく迎えた朝を、今日も同じように迎えた。
そう思えば、少しは落ち着くと思っていた。
────── しかし。
腰の痛みと身体の怠さは、否応が無しに昨晩のことを思い出させる。昨晩のことを思い出せば、景気良く寿命を燃やすような勢いで、心臓は暴れ回った。
「あ〜〜…………………」
昨日の夜、ついに俺は、モブと一線を越えた。衝動的でもなく、一方的でもなかった。
ずっと前から諦めていて、選ぶまいと決めていた道に、あいつは俺を引き上げようと根気強く手を伸ばし、俺は散々渋ったその後に、結局あいつの手を取った。