yukimimikime2
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Tyon。
TRAINING五悠です。お付き合い始めました!①
五条先生の視点です。
いただきまさか悠仁からの突然の告白で、恋人同士になるとは思わなかった。
『好き』ってすんなり口にできる彼は、人として満点だと思う。
そんな彼はソファーに座る僕を膝枕にして、TV画面を見ていた。
TV画面を見ている横顔。意外と長いまつ毛に、通った鼻筋。骨張った輪郭。全部が愛おしく、同時に僕のものなんだと高揚する。
たまらず悠仁の頬を手の甲で撫でる。
「んー?どったの。」
「ううん♪」
悠仁はTV画面から視線を僕へ変えた。
下から見上げる悠仁に、更に愛おしさを感じる。
また頬を撫でた。
「いやー、可愛いなって♪」
「可愛いって、俺男だよ。」
「そうだけど、悠仁は悠仁だよ♪」
悠仁は嬉しそうに笑う。
彼が上半身を起こしたと思ったら、唇に柔らかい感触。
1683『好き』ってすんなり口にできる彼は、人として満点だと思う。
そんな彼はソファーに座る僕を膝枕にして、TV画面を見ていた。
TV画面を見ている横顔。意外と長いまつ毛に、通った鼻筋。骨張った輪郭。全部が愛おしく、同時に僕のものなんだと高揚する。
たまらず悠仁の頬を手の甲で撫でる。
「んー?どったの。」
「ううん♪」
悠仁はTV画面から視線を僕へ変えた。
下から見上げる悠仁に、更に愛おしさを感じる。
また頬を撫でた。
「いやー、可愛いなって♪」
「可愛いって、俺男だよ。」
「そうだけど、悠仁は悠仁だよ♪」
悠仁は嬉しそうに笑う。
彼が上半身を起こしたと思ったら、唇に柔らかい感触。
Tyon。
TRAINING五悠です。五条視点のお話。
一つ前のお話から、続いています。
16巻読んだ後に追加したところがあります(* 'ー')ノ
僕も「ふっふーん♪〜(今日も悠仁誘って映画みるかな〜)」
この間の地下室での出来事を思い出しながら、構内の見回りをしていた。
映画を見ることを口実に、この間よりも"先のこと"をしたいと思う僕は、我ながら変態だと思う。
夕日が差し込む校舎、実に青春。そんなことを考えると鼻歌も歌いたくなる。
ふと1年の教室を覗くと、悠仁が席に座って窓の外を見ていた。夕日のせいか悠仁の頬が赤く染まって見える。
「悠仁〜何してるの?」
「あ、五条先生。」
僕は、悠二の隣の席に座った。
「帰らないの?恵たちは?」
「あぁ、伏黒と釘崎ならさっきちょうど帰ったところ。」
「へぇ。で、悠仁は夕日の差し込む教室で黄昏てたってわけ?」
2817この間の地下室での出来事を思い出しながら、構内の見回りをしていた。
映画を見ることを口実に、この間よりも"先のこと"をしたいと思う僕は、我ながら変態だと思う。
夕日が差し込む校舎、実に青春。そんなことを考えると鼻歌も歌いたくなる。
ふと1年の教室を覗くと、悠仁が席に座って窓の外を見ていた。夕日のせいか悠仁の頬が赤く染まって見える。
「悠仁〜何してるの?」
「あ、五条先生。」
僕は、悠二の隣の席に座った。
「帰らないの?恵たちは?」
「あぁ、伏黒と釘崎ならさっきちょうど帰ったところ。」
「へぇ。で、悠仁は夕日の差し込む教室で黄昏てたってわけ?」
Tyon。
MOURNING悠仁くんがSNSを作ったときの五条先生のお話。書いたの読み返して、なんでこれ書いたかなーって思ったけど、交流会あとも地下室で映画見てるの伝えたかったんだな。(自分に)
SNSー放課後
廊下では、青い春を楽しむ学生たちの声。
みんなでは何話してんのかなーと、ついちょっかいかけたくなる。
「お疲れサマンサ!1年ズは、まだ残って何してんのー?」
「げっ。」
「先生!お疲れサマンサ!」
明らかに嫌がる野薔薇と恵に対して、笑顔で返す悠仁。
こういうとこが可愛いんだよなと微笑ましくなる。
「今さー、釘崎からSNSの使い方教わってて」
「へぇ、悠仁やったことなかったの?」
「うん。ケータイ持ったのも高専来てからだしね。」
「なるほどね。野薔薇は分かるけど、恵はSNSやってんの?」
「俺はやらないですよ。興味ないですし」
恵はそっけない態度で返す。いつメンだから、悠仁のSNS作りを見てたわけね。
野薔薇は順序よくやり方を教えて、悠仁はアカウントを作れたようだ。
2031廊下では、青い春を楽しむ学生たちの声。
みんなでは何話してんのかなーと、ついちょっかいかけたくなる。
「お疲れサマンサ!1年ズは、まだ残って何してんのー?」
「げっ。」
「先生!お疲れサマンサ!」
明らかに嫌がる野薔薇と恵に対して、笑顔で返す悠仁。
こういうとこが可愛いんだよなと微笑ましくなる。
「今さー、釘崎からSNSの使い方教わってて」
「へぇ、悠仁やったことなかったの?」
「うん。ケータイ持ったのも高専来てからだしね。」
「なるほどね。野薔薇は分かるけど、恵はSNSやってんの?」
「俺はやらないですよ。興味ないですし」
恵はそっけない態度で返す。いつメンだから、悠仁のSNS作りを見てたわけね。
野薔薇は順序よくやり方を教えて、悠仁はアカウントを作れたようだ。
Tyon。
TRAINING五悠です。悠仁くんが気持ちに気づく、悠仁視点のお話。
野薔薇と伏黒くんは友情出演です。
前回の後日のお話だったりします。
相談事ー放課後の教室
「今日の夕食は何かしら。ねぇ伏黒?」
「なんで俺に聞くんだよ。ここ最近、お前たちの食事の世話をしてんぞ。」
「だってめんどくさいじゃない、1人分って。なら3人分の方が効率良いでしょ?」
「だからって…おい、虎杖も何か言えよ。」
「……あ、わりぃ。なんだっけ?」
伏黒と釘崎が雑談していた時、自分は他のことで頭がいっぱいだった。
伏黒の問いかけで我に返る。
「どうしたんだ、最近。」
「授業中もぼけぇ〜っとアホ面よね。身が入ってないわ。」
「そんなことねぇーって。」
と笑ってみせるが、伏黒には勘づかれていた。
「なんかあったんだろ。」
「いや…まぁ…あったわ。」
伏黒にはすぐ気づかれてしまう。
こんなこと相談すんのもなと思いつつ、頭ん中でぐるぐる考えるのも解決しないまま。
1825「今日の夕食は何かしら。ねぇ伏黒?」
「なんで俺に聞くんだよ。ここ最近、お前たちの食事の世話をしてんぞ。」
「だってめんどくさいじゃない、1人分って。なら3人分の方が効率良いでしょ?」
「だからって…おい、虎杖も何か言えよ。」
「……あ、わりぃ。なんだっけ?」
伏黒と釘崎が雑談していた時、自分は他のことで頭がいっぱいだった。
伏黒の問いかけで我に返る。
「どうしたんだ、最近。」
「授業中もぼけぇ〜っとアホ面よね。身が入ってないわ。」
「そんなことねぇーって。」
と笑ってみせるが、伏黒には勘づかれていた。
「なんかあったんだろ。」
「いや…まぁ…あったわ。」
伏黒にはすぐ気づかれてしまう。
こんなこと相談すんのもなと思いつつ、頭ん中でぐるぐる考えるのも解決しないまま。
reikpic
MAIKINGよくわからんけど、起きたら知らん人に抱きしめられてたんだけど?で始まる五悠。Twitterで書いてたやつを見失わないためにここに残しとく。
いずれ続きは書く。目が覚めると、やたら体格のいい男が腰にしがみつくようにして眠っていた。なんか重いなーって思ってたけど、俺の胸筋を枕にされてるっぽい。男の硬い胸で寝るとか、よっぽど疲れてんのか?
俺もその人も、チラッと確認した感じ下着すら身につけていない。適温の室内でよかった、冬だったら絶対に風邪をひく。
外国の人だろうか、髪はシルバーで、身長もかなり高そうだ。整った顔立ちに均整な身体つきはあまり見たことがないほどに完璧で、思わずひえーっと声が漏れた。
天が二物を与えすぎだろ。
うーん、これは起こしたほうがいいんかなー。あ、でも起きて早々に知らん男の胸で眠ってたとか悪夢かもしれんよな……。絶対なんかの間違いだもんなーこれ。
「よし、逃げよう」
それがお互いのためだ。
寝ぼけてポヤポヤしてたけど、やっと周りを見渡せるほどに思考が巡ってきた。ここは多分どっかのホテルだろうな。でも、自分で取るには明らかに高級すぎるからこの謎の男が取った部屋なのかもしれない。
「あ、もしかして俺……寝ぼけてこの部屋入っちゃったとかか?」
いや、でもそもそも鍵もないのに部屋があくわけないか。
推理してみようとはするものの 2956
Tyon。
TRAINING五悠五条先生が悠仁くんへの気持ちに気付いた時のお話『気づいた時』
特級呪物・両面宿儺を取り込んだ男子高校生
最初は器で、これからの呪術師界を変える存在になるとしか思っていなかった。
恵と同じように、この世界を変えるために育てようって思っていたのに、いつしか僕は悠仁が特別になっていた。
ーある日の地下室
「五条せんせぇーおかえりー!」
「ただいま悠二。特訓は上手くいってるみたいだね」
「おう!先生も任務お疲れ〜」
交流会までの間、悠二がいるこの地下室が僕の帰る場所。悠二はいつもと変わらず画面から目を離さずに僕を出迎える。
悠仁が戻って来た時「稽古つけてもらうなら五条先生が良かった」と言われて、あまり感じたことがない胸の違和感。
(あれ、これってイケるやつ?)
13歳下のコドモに対してそんなことが過ぎった。
その日は何かの間違いかと思って、テキトーな女に連絡して、夜を過ごした。女の体の方が良い。だけど(何か足りない)
それから女と会うのは一切やめた。
あれから毎日ここへ帰って、悠仁の料理を食べていると、満たされるものがあった。
ーーー
今日も悠仁の作った料理を食べながら、映画の感想や、たわいも無い話をしているだけで、疲れが和らいで 1089