くいっくすた
DOODLE今さらながら5月、6月についったに載せた140字や短いものをまとめました。あんまりなかった…。3月、4月の方にも間違って入ってるのがひとつあります。東の祭の話はインテが羨ましくて書いたちょっとお気に入り。ちょうど今も祭の後ですし! 19
くいっくすた
DOODLE門キラのらくがき。連ツイをまとめて再構成したものです。小話+αちょっと雰囲気あってもおモブはおモブなのが好き。
ある午後の肖像 オフィス街の端にある小さな公園、潅木の植え込みを木板で丸く囲んだベンチに座るスーツの男。黒と灰の変わったツートンヘアを温く吹く都会のビル風に晒しながら、ただじっと座っていた。
何をか考え込むような男が纏った物憂げな雰囲気はどこか次に来る季節にも似て、枯れ際の色気すら感じさせた。
そこへ歩いてくる男がもう一人。ツートンヘアの男よりいくらか若く、伸びた背筋と筋骨隆々とまでいかないが健康的な肉付きのある肢体をネイビーの作業着に包み、五十センチほどの距離を空けて男の隣に腰掛けた。頭に巻かれたタオルの端からのぞく瞳は深い色をして眼光も鋭い。
二人はただ座っている。目を合わせるでも会話するでもなく、ただ前を見て座っている。
848何をか考え込むような男が纏った物憂げな雰囲気はどこか次に来る季節にも似て、枯れ際の色気すら感じさせた。
そこへ歩いてくる男がもう一人。ツートンヘアの男よりいくらか若く、伸びた背筋と筋骨隆々とまでいかないが健康的な肉付きのある肢体をネイビーの作業着に包み、五十センチほどの距離を空けて男の隣に腰掛けた。頭に巻かれたタオルの端からのぞく瞳は深い色をして眼光も鋭い。
二人はただ座っている。目を合わせるでも会話するでもなく、ただ前を見て座っている。
つばさ
DONE2023.9.24イベントで頒布する新刊のおまけ漫画です。巻末に載っているパスワードを入れてください。成人済みの方のみ閲覧できます。未成年の方は決して閲覧しないようにしてください。
一番初めのページだけどこから繋がるか分かるように本と同じページが載っています。 12
くいっくすた
DONESS門キラと夏たろと針と糸✳️🦌🌻🪡🧵かんちゃんから見たおっさんたちのしょうもない痴話喧嘩?っぽい何か
被害者K青年は溝を縫う キラウㇱさんがしょげている。しょげながら台所で鳥の羽をしょもしょもとむしっている。
「どうしたんすか……?」
「別にどうもしない」
「いやなんかあったでしょ」
いつも丁寧にむしられている羽も今日はちょろちょろ取り残しがあるし、どこからどう見ても分かりやすく意気消沈している。
「水くさいじゃないすかぁ」
「……門倉が」
「はい、どうしました?」
まぁそんなことだろうとは思っていたが。
「クツシタに穴空いてたから繕ってやったんだ。そしたら縫い目が当たるって文句言った……」
「あー……」
なんと心ないことを。門倉さんの発言は恐らくほんとにただの無神経によるものだろうと思う。でもそれがもう深く刺さっちゃうんだな……この人には。
2029「どうしたんすか……?」
「別にどうもしない」
「いやなんかあったでしょ」
いつも丁寧にむしられている羽も今日はちょろちょろ取り残しがあるし、どこからどう見ても分かりやすく意気消沈している。
「水くさいじゃないすかぁ」
「……門倉が」
「はい、どうしました?」
まぁそんなことだろうとは思っていたが。
「クツシタに穴空いてたから繕ってやったんだ。そしたら縫い目が当たるって文句言った……」
「あー……」
なんと心ないことを。門倉さんの発言は恐らくほんとにただの無神経によるものだろうと思う。でもそれがもう深く刺さっちゃうんだな……この人には。
くいっくすた
DONE大遅刻で0721の日のお話を。タイトルがあまりにアレなのでいつの間にか変わってるかもしれません。
悩めるきらしがちょっと意地悪な門さんにそそのかされるお話です。いたしてないけどR-18で🔞
尿道描写、♡喘ぎがあります。
PW→over18? yes/no 10408
くいっくすた
DOODLE今さらながら3月から4月についったに上げたものです。SSばかりですが…。ひなまつり、卒業式、エイプリルフール、ホワイトデー、描きおろしのアレが出たころあたりのです。素手🍎潰し姐さん入ってます 22_uchida13
DONE原作軸。門倉が食われてます。門キラになる前かな?願望 某所での手配と探ってきてくれと頼まれた使いの帰り道。街と街を結ぶ「道」として整えられた、ただ踏み固めただけの道を足をはやめて門倉は歩いていた。
見渡す限り人の姿はなく、ちょっと外れれば大自然しかない道。周囲は何もないに等しい。あるがない。
民家らしき影と小さな明かりが遠目に数戸。集落から外れているということは村八分扱いか、自ら離れて暮らしている物好きか。物好きだとしたら何か特別な地位か、普段は群れなくても村の行事には参加できる、共同体へ溶け込むのが上手な一族か、流れ者か。
いいとこ取りできるかその逆か
そんな正反対の立ち位置の人間がご近所さんで住むわけねぇか
そんなことを門倉がぼんやり考えている間に黄昏時になっていた。早くしないと足元が暗くなる。
3006見渡す限り人の姿はなく、ちょっと外れれば大自然しかない道。周囲は何もないに等しい。あるがない。
民家らしき影と小さな明かりが遠目に数戸。集落から外れているということは村八分扱いか、自ら離れて暮らしている物好きか。物好きだとしたら何か特別な地位か、普段は群れなくても村の行事には参加できる、共同体へ溶け込むのが上手な一族か、流れ者か。
いいとこ取りできるかその逆か
そんな正反対の立ち位置の人間がご近所さんで住むわけねぇか
そんなことを門倉がぼんやり考えている間に黄昏時になっていた。早くしないと足元が暗くなる。
_uchida13
DONEキャバクラにいるキラウㇱと一緒にいる門の独白(現パロ)ss いらっしゃ~い!ご無沙汰ですね!と頭から抜けるような声で云われても別に嬉しくもないのが今日も来てしまう。プライベートも仕事も知らないさぐってこない、ヨレヨレの姿をみせても、ぼんやりしていても後腐れのない、だが邪険にされることのない、だらだらとしたただの会話は疲れたおっさんには必要なもんなんだ。
「今日連れいるんだわ」と俺よりは若いキラウシを指し示すまでもなく、きゃっきゃっと嬢がヤツに色々訊いている。
キラウシも普通に嬢と世間話をしているがきょろきょろと店内を見まわしているのを見るとやっぱり留守番させておいたほうがよかったのかと、なんだか可哀想に感じる。
こんな安い、ギラギラした古くさい店にこいつは場違いと感じるがそれは俺の願望の押しつけなのかもしれない。
1029「今日連れいるんだわ」と俺よりは若いキラウシを指し示すまでもなく、きゃっきゃっと嬢がヤツに色々訊いている。
キラウシも普通に嬢と世間話をしているがきょろきょろと店内を見まわしているのを見るとやっぱり留守番させておいたほうがよかったのかと、なんだか可哀想に感じる。
こんな安い、ギラギラした古くさい店にこいつは場違いと感じるがそれは俺の願望の押しつけなのかもしれない。
あかなぎ
INFOインテ頒布予定(A5/12p/¥100)サンプル。門キラに🐰服着せたい欲望から生まれた短編漫画です。
(サンプル内は✳️が着てます)
よろしければ部数アンケートにご協力をお願い致します🙇
https://forms.gle/FFM3WcAkX8XZLYQ89
※12月たぬきん終了後にWeb公開予定です。
※残部が出れば9月or12月でも頒布予定ですが、今のところ通頒の予定はありません。 5
numahata_shin
TRAINING【全年齢】✳️🦌SSからの自分のための習作1〜5まとめ【続きます】三人でアメリカに渡って「映画を作る」って話はまだ出ていない頃の、ほんの隙間の小話です。
※初心者の練習ですので薄めでぬるい感じで読んでいただけたらありがたいです。
⚠️マンスールの交友関係について捏造あります 15
alcoholpower100
MOURNINGかなり遅れた現パロ雛祭りの日✳️🦌。過去の嫁と娘についての話がメインなので苦手な方はすみません。タイトルはとあるバンドの曲名。まやかしの世界 金曜日、示し合わせた訳では無いがたまたま門倉とキラウㇱの仕事が休みが重なった。
「たまには俺も荷物持ちするぜ」
なんて体の良い事を門倉は言ったが、キラウㇱはただ外に出る口実が欲しいだけだろと見抜いていた。
「じゃあ今日は米でも買うか」
敢えてキラウㇱは意地悪な事を口にする。
「うげえ、箸より重たい物持てないよお」
門倉はトレンチコートを羽織りながら情けない返しをする。
いつも行くスーパーへ歩いて向かうと、入口すぐには「3月3日はひなまつり」という丸みを帯びた赤い文字とピンクの背景、真ん中にはデフォルメされた可愛らしいお内裏様とお雛様が描かれたポップ。
ポップの下には桃の節句らしくピンクの袋に包まれた雛あられや期間限定と書かれたピンクパッケージのお菓子が文字通り山盛りに積まれていた。
2544「たまには俺も荷物持ちするぜ」
なんて体の良い事を門倉は言ったが、キラウㇱはただ外に出る口実が欲しいだけだろと見抜いていた。
「じゃあ今日は米でも買うか」
敢えてキラウㇱは意地悪な事を口にする。
「うげえ、箸より重たい物持てないよお」
門倉はトレンチコートを羽織りながら情けない返しをする。
いつも行くスーパーへ歩いて向かうと、入口すぐには「3月3日はひなまつり」という丸みを帯びた赤い文字とピンクの背景、真ん中にはデフォルメされた可愛らしいお内裏様とお雛様が描かれたポップ。
ポップの下には桃の節句らしくピンクの袋に包まれた雛あられや期間限定と書かれたピンクパッケージのお菓子が文字通り山盛りに積まれていた。