なりひさ
DOODLEマトポプ。素直じゃないマト愛してると言ってくれ 師匠とそういう関係になって半月。おれはまだ愛してると言われていない。
ポップはベッドに寝転んでいる師匠を見る。師匠は先ほどからいやらしい雑誌を眺めていた。おれがいようがお構いなしだ。だがそれは別に今に始まったことではない。おれだって大きいおっぱいは好きだが、それを恋人の前で大っぴらに見る気にはなれなかった。
師匠が美女を好きなのは知っている。その師匠と恋人という関係になれたのは、おれが押しかけて好きだと言い続けたからだ。でも師匠が本当に好きなのはおっぱいの大きな美女で、だから今でもいやらしい雑誌を見るし、おれに愛してるとは言ってくれない。
「師匠」
「んー」
師匠は雑誌から目を離さない。そのことに腹が立つ。振り向いて欲しくて、口を尖らせた。
1836ポップはベッドに寝転んでいる師匠を見る。師匠は先ほどからいやらしい雑誌を眺めていた。おれがいようがお構いなしだ。だがそれは別に今に始まったことではない。おれだって大きいおっぱいは好きだが、それを恋人の前で大っぴらに見る気にはなれなかった。
師匠が美女を好きなのは知っている。その師匠と恋人という関係になれたのは、おれが押しかけて好きだと言い続けたからだ。でも師匠が本当に好きなのはおっぱいの大きな美女で、だから今でもいやらしい雑誌を見るし、おれに愛してるとは言ってくれない。
「師匠」
「んー」
師匠は雑誌から目を離さない。そのことに腹が立つ。振り向いて欲しくて、口を尖らせた。
なりひさ
DOODLEマトポプ。こういうマトポプ好きやんっていうやつおかえり ふと目を覚ますと、いつの間にか来ていた弟子がベッドの隅に顔を伏せていた。いなくなった勇者を探すのだと飛び出していった弟子の消沈した様子に、また手掛かりもなかったのだとわかる。
マトリフは布団から手を出すとポップの頭を撫でた。この弟子にしてやれることの少なさに歯痒く思う。
「ポップ」
ポップは返事をせずに鼻を啜った。泣き顔は見せたくないらしい。まだここが泣ける場所であることに安堵を覚える。弱さを克服した弟子が、どこでも泣けなくなってしまえば、いずれどこかで折れるときがくる。
「よく無事に帰ってきたな」
「おれが無事で帰ってきたって、ダイが見つからなきゃ意味ねえよ」
友を思う気持ちがわからないわけではない。もし自分の力で救えるなら何だってする。だが、ポップのことを大切に思う者がいることを忘れてほしくはなかった。
551マトリフは布団から手を出すとポップの頭を撫でた。この弟子にしてやれることの少なさに歯痒く思う。
「ポップ」
ポップは返事をせずに鼻を啜った。泣き顔は見せたくないらしい。まだここが泣ける場所であることに安堵を覚える。弱さを克服した弟子が、どこでも泣けなくなってしまえば、いずれどこかで折れるときがくる。
「よく無事に帰ってきたな」
「おれが無事で帰ってきたって、ダイが見つからなきゃ意味ねえよ」
友を思う気持ちがわからないわけではない。もし自分の力で救えるなら何だってする。だが、ポップのことを大切に思う者がいることを忘れてほしくはなかった。
なりひさ
DOODLEマトポプ保護者同伴 ガキの使いじゃあるまいし。買い物くらいは一人で出来るんだとポップは息巻いた。
「ほう、じゃあオレの言うもんを全部揃えられるんだな」
そう言ってマトリフは意地悪そうに笑い、紙にさらさらと書きつけた。それを見たポップは目を見開く。
「そんなもん、どこにあるってんだ」
クックルーの風切り羽だの、オニオーンの葉だのはいいとして、暗夜の魔石やドラゴンの皮なんて売ってるのを見たことはない。この爺はまた無理難題をふっかけて、いたいけな弟子を揶揄っているのだ。
だがポップも言い出した手前、引きたくはない。手にした紙を丁寧に折りたたんで懐中へ入れると、あくまで気楽な雰囲気のままで洞窟を出た。
街に繰り出したポップは紙に書かれた幾つかの品を手に入れた。だがやはり、最後に書かれた闇夜の魔石やらドラゴンの皮なんてものは道具屋には売っておらず、少々後ろ暗い店も覗いてみたが、そんなもんはねえと追い返されてしまった。
1845「ほう、じゃあオレの言うもんを全部揃えられるんだな」
そう言ってマトリフは意地悪そうに笑い、紙にさらさらと書きつけた。それを見たポップは目を見開く。
「そんなもん、どこにあるってんだ」
クックルーの風切り羽だの、オニオーンの葉だのはいいとして、暗夜の魔石やドラゴンの皮なんて売ってるのを見たことはない。この爺はまた無理難題をふっかけて、いたいけな弟子を揶揄っているのだ。
だがポップも言い出した手前、引きたくはない。手にした紙を丁寧に折りたたんで懐中へ入れると、あくまで気楽な雰囲気のままで洞窟を出た。
街に繰り出したポップは紙に書かれた幾つかの品を手に入れた。だがやはり、最後に書かれた闇夜の魔石やらドラゴンの皮なんてものは道具屋には売っておらず、少々後ろ暗い店も覗いてみたが、そんなもんはねえと追い返されてしまった。
すーぎゃー
DONE昨日呟いたやつ。スロットメーカーで、いつかは来るお別れの時を仄めかされて頭の中でいつまでも泣いてるから
描いて吐き出してあげようと思ったポプちゃん。
大戦後だからこの衣装ではないと思うのだけど💦
すーぎゃー
DOODLE1/8ラフの前の前くらい(笑)ここから正しい線を拾えるのか!?
1/9ラフまで完成したので差し替え
2/23線画
2/24バケツ
2/25完成(やっぱり一番最初ぐっちゃぐちゃの時にしかない表情のよさってあるよね…) 5
ayame_ryosaki
DONEテンプレートは「二次創作字書きが10万字超小説のプロット作ってみる」様提供https://twitter.com/100000project
書き始めたらとても面白くて投稿開始スケジュールよりも早く仕上がっちゃったので見て見て~✨してみる
ここまで書けたらいつか発行すると思うのでオチまで見ても大丈夫な方だけ😌
書いてる頭の中が整理される感じで楽しいし他の方のも早く学びたい😊 2
kisaragi_hotaru
DONEたまきずマトポプ超絶短文。CPというより師弟のお話ですね。クエストクリア直後の妄想です。 重圧呪文の契約に成功したポップはその付近にこれみよがしに置かれていた宝箱の中身を見て、それが本来自分の住まう世界にて身に付けたことのある装備品の数々であることからして、これらを用意したのが誰かをすぐに察するに至った。
「敵わねえなぁ」
宝箱の中から黄色のマントを取り出す。ポップの魔法の師である大魔道士マトリフからの餞別の一つだったそれはテランでバランと戦った際にボロボロになってしまったものだ。ポップの手元にはすでに無いものだが、このミラドシアに存在したそれはどうやらマトリフが所有していたようだ。
あの時マトリフの手が思いのほか優しくポップの背にマントを羽織らせてくれた。今なら分かる。あの時マトリフがどんな気持ちでいたのか――。
1891「敵わねえなぁ」
宝箱の中から黄色のマントを取り出す。ポップの魔法の師である大魔道士マトリフからの餞別の一つだったそれはテランでバランと戦った際にボロボロになってしまったものだ。ポップの手元にはすでに無いものだが、このミラドシアに存在したそれはどうやらマトリフが所有していたようだ。
あの時マトリフの手が思いのほか優しくポップの背にマントを羽織らせてくれた。今なら分かる。あの時マトリフがどんな気持ちでいたのか――。
なりひさ
DONEマトポプ。現パロでアイス屋でバイトするポップと、それを見にきたマトリフあいシてる「へえ、似合ってるじゃねえか」
マトリフはにやにやと笑いながら弟子の姿を見た。ポップは突然にバイト先に現れたマトリフにぎょっとする。
「なんで来てんだよ!」
「おめえがここでバイトしてるってアバンから聞いたからな。からかいに来た」
言いながらマトリフは並んだアイスを眺めている。ポップのバイト先はアイス屋であった。しかも多くの種類が並ぶ人気のアイス屋である。ピンクの制服と帽子を被ったポップは、ニコリと引き攣った笑みを浮かべた。
「買わねえなら帰ってくれよ」
「買わねえとは言ってねえだろ」
マトリフはアイスを一通り眺めてから「食ったことねえからわからねえな」と呟いた。そしてあるポスターに目を止めた。それは「何を食べていいかわからないアナタへ! 店員がアナタのためにアイスをお選びします」というものだった。
1284マトリフはにやにやと笑いながら弟子の姿を見た。ポップは突然にバイト先に現れたマトリフにぎょっとする。
「なんで来てんだよ!」
「おめえがここでバイトしてるってアバンから聞いたからな。からかいに来た」
言いながらマトリフは並んだアイスを眺めている。ポップのバイト先はアイス屋であった。しかも多くの種類が並ぶ人気のアイス屋である。ピンクの制服と帽子を被ったポップは、ニコリと引き攣った笑みを浮かべた。
「買わねえなら帰ってくれよ」
「買わねえとは言ってねえだろ」
マトリフはアイスを一通り眺めてから「食ったことねえからわからねえな」と呟いた。そしてあるポスターに目を止めた。それは「何を食べていいかわからないアナタへ! 店員がアナタのためにアイスをお選びします」というものだった。
ayame_ryosaki
PROGRESS⚠️🔞ですので、ご注意ください⚠️スチュワード師匠×ハウスメイドポプのマトポプ作業進捗
てーもーぷぇいはお好きですか?私は好きです…
なお、思ったよりも長くなりそうで震えています…2万字超えそうなの…
でも、おにゃのこの下着着せるならセットだと思いません?
昔書いたえろサンタさんには、そこまで載せられなかったので…書くなら今かな、って 2317
ayame_ryosaki
PROGRESS⚠️🔞ですので、ご注意ください⚠️いつもお世話になっているフォロワー様にせめてお年賀としてスチュワード師匠×ハウスメイドポプのマトポプ作業進捗を載っけとく
松の内に完成させて支部に投稿したいな… 1106
ayame_ryosaki
DONE昨日からマトポパーの間に現パロのリーマンなマトポプが来てるので、書いてみた。ただし私のお仕事は別に証券会社やらクオンツやらというわけではないし、通勤時間にざっくり調べて書いた荒削りのお話でしかも下ネタなおバカすぎるお話なので、フォロワーさん限定ということで。
直接表現はありませんがFしてるので、R-18です。フォロワー限定と両立できないのよね…。 1343
ayame_ryosaki
DONEふぉろわさんとのついったで萌え転がって思わず原稿の息抜きに書いたマトポプ小咄。師匠がポプに与える宝玉については、昔から煙水晶だなって薄ら思ってたので書けて満足😊💞💞
ポプの瞳の色のイメージですが、意味も好き😊
煙水晶は価値を語らない「師匠のおぉッ! ぶわあぁ~かッ!!」
大音声に洞窟が揺れる。
「何なんだ。帰って来るなり、んな大声出しやがって」
耳に指を突っ込んだマトリフが、パプニカ王国の昼餐会から帰宅したばかりのポップを出迎える。
その眉間の皺はバルジの大渦の底よりも深かった。煩い、を寸分違わずに表情に落とし込んだらこういう顔になるだろう。
「だって、こんなん……こんなん……」
ポップが、ブルブルと震えながらマトリフに右手を差し出す。
昼の礼装だから、とモーニングコートで着飾ったポップの、普段であればグローブに包まれている指は今、素のままの姿を晒していた。
その人差し指に嵌められているのは銀色に輝く大ぶりの指輪。
艶めく銀色の光は、生命力を象徴する蛇を象って中央の大きな丸い石に優美に絡みついていた。
1560大音声に洞窟が揺れる。
「何なんだ。帰って来るなり、んな大声出しやがって」
耳に指を突っ込んだマトリフが、パプニカ王国の昼餐会から帰宅したばかりのポップを出迎える。
その眉間の皺はバルジの大渦の底よりも深かった。煩い、を寸分違わずに表情に落とし込んだらこういう顔になるだろう。
「だって、こんなん……こんなん……」
ポップが、ブルブルと震えながらマトリフに右手を差し出す。
昼の礼装だから、とモーニングコートで着飾ったポップの、普段であればグローブに包まれている指は今、素のままの姿を晒していた。
その人差し指に嵌められているのは銀色に輝く大ぶりの指輪。
艶めく銀色の光は、生命力を象徴する蛇を象って中央の大きな丸い石に優美に絡みついていた。