Σフレーム
MAIKING新茶ぐだ♂現パロ親子設定
ちびちび書く
星見の小数点コポコポとケトルから心地よい音が聞こえてスイッチを切ってマグに注ぐ。香り立つ温かな液体の名は育ての親が職場の付き合いで貰ったというどこにでも名の知れたカフェオレ。
テレビからは最新ヒットチャートがランキング式で流れたり来年に向けての長時間特番がひっきりなしに宣伝されたりと人間でなくとも忙しない。そういう時節とあっては学生の身分である立香は多少なりとも浮き足立つものがあるが彼は違う。
『ゴメンネ。今日も夕飯の時間までには帰れそうに無いからしっかり戸締りして先に食べてて?』
「あー。そう分かった」
『なんか最近冷たくナイ!?ダディいっぱい頑張ってるのに?!』
「ハイハイ。ガンバッテネー」
『感情』
ここの所このようなやり取りばかりしている。
2031テレビからは最新ヒットチャートがランキング式で流れたり来年に向けての長時間特番がひっきりなしに宣伝されたりと人間でなくとも忙しない。そういう時節とあっては学生の身分である立香は多少なりとも浮き足立つものがあるが彼は違う。
『ゴメンネ。今日も夕飯の時間までには帰れそうに無いからしっかり戸締りして先に食べてて?』
「あー。そう分かった」
『なんか最近冷たくナイ!?ダディいっぱい頑張ってるのに?!』
「ハイハイ。ガンバッテネー」
『感情』
ここの所このようなやり取りばかりしている。
きふゆ
TRAINING気持ちR15なので苦手な方はご注意下さい。こちらの設定の精神科医と小説家な新茶ぐだ♀のお付き合い後の設定になりますが、
読んでなくても大丈夫かと思います。
https://twitter.com/hom1mate2/status/1577293553193332740?s=20&t=Dkr3r6ozN5Jn4ej9Ki4-PQ
続きは迷宮入りしました。 1849
きふゆ
DONEhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18367839の設定の吸血鬼新茶と新茶に血を飲んで欲しい立香ちゃんによる攻防戦(?)になります。
逆襲されちゃう話「そんな薄い格好だと風邪を引いてしまうヨ」
そんな言葉と同時に立香の肩にふわりとショールをかけられた。淡いオレンジ色のショールは立香が持っていないタイプの物だ。ショールに触れれば、柔らかくて高価な物だって分かってしまう。
(また買ったんだ)
立香の物ではないそれはいつの間にかモリアーティが買って準備していた物だろう。立香が断っても大人の財力だヨ、受け取って欲しいと結局押し切られてしまう。
(それなら代わりに私の血を飲んでくれたっていいのに)
対価ではないけれど、さりげなく髪を触って首筋を晒してみる。あわよくば……と思っていても彼は騙されてはくれない。首筋にショールがさらにかけられてしまった。
「……お礼なのに」
868そんな言葉と同時に立香の肩にふわりとショールをかけられた。淡いオレンジ色のショールは立香が持っていないタイプの物だ。ショールに触れれば、柔らかくて高価な物だって分かってしまう。
(また買ったんだ)
立香の物ではないそれはいつの間にかモリアーティが買って準備していた物だろう。立香が断っても大人の財力だヨ、受け取って欲しいと結局押し切られてしまう。
(それなら代わりに私の血を飲んでくれたっていいのに)
対価ではないけれど、さりげなく髪を触って首筋を晒してみる。あわよくば……と思っていても彼は騙されてはくれない。首筋にショールがさらにかけられてしまった。
「……お礼なのに」
きふゆ
DONEなんやかんやで付き合うことになった特捜班の新茶と半分吸血鬼の立香ちゃん(半同棲)です。人外×特捜班パロのこちら↓の完結後のお話ですが、単品でも読めます。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16492069
お誕生日リクエストで書かせていただきましたお話です。掲載許可ありがとうございます。 3998
まや^._.^
DOODLEupした絵の小話で新茶ぐだちゃん。見なくても読めると思います。
全体にぎこちないのはお許しください。
貴方のためのドレスコード「それでさ、君は誰の為に装うんだい?」
糸紡ぎの妖精が、朗らかに、優しく、問いかけた。
木々の合間を通り抜ける風が心地好い。
設定は少し汗ばむくらいの気温らしいので、余計に清々しく感じる。この爽やかさは少しの煩わしさがあってこそ。なるほど、流石に豪語するだけある。
覆うほどではないが、見通せるほどまばらでもない木立ちの中。そろり、そろりと足を進めていた立香は立ち止まり、辺りを見回す。
「んー…」
ここまで送ってくれたサーヴァントが示したのは、この森の奥だった。
「そんなに深い森には見えなかったんだけど…」
しかし、目当ての姿は未だに現れない。来た方を振り返り、行く先を振り向き。
『この奥で、お待ちになっています』
7518糸紡ぎの妖精が、朗らかに、優しく、問いかけた。
木々の合間を通り抜ける風が心地好い。
設定は少し汗ばむくらいの気温らしいので、余計に清々しく感じる。この爽やかさは少しの煩わしさがあってこそ。なるほど、流石に豪語するだけある。
覆うほどではないが、見通せるほどまばらでもない木立ちの中。そろり、そろりと足を進めていた立香は立ち止まり、辺りを見回す。
「んー…」
ここまで送ってくれたサーヴァントが示したのは、この森の奥だった。
「そんなに深い森には見えなかったんだけど…」
しかし、目当ての姿は未だに現れない。来た方を振り返り、行く先を振り向き。
『この奥で、お待ちになっています』
きふゆ
REHABILI今年リメイクが出た某ゲームパロ。出会いのシーンをパロしたかっただけ。この場合の黄色はホムになる
某薔薇と美術館のパロな新茶ぐだ♀赤い薔薇を一輪とお気に入りのレースのハンカチを持って摩訶不思議な美術館を立香は進んでいく。薔薇の花弁が落ちる度に、鋭い痛みが走るので動く美術品から隠れながら進む。進んでいけばうつ伏せに倒れている人がいた。
「あの……?」
声をかけるが反応はない。小さくうめき声が立香よりもずっと年上の男の人だ。辺りに青い花弁が何枚か落ちている。しかし薔薇を持っていない。
「もしもし……大丈夫ですか?」
もう一度声をかけるがやっぱり反応はなくて。手に持ってキラリと光る鍵があった。
(そういえば鍵がかかっていた部屋があったかも)
道中に鍵がかかっている部屋を思い出す。申し訳ないなと思いながらも握っていた鍵を抜き取った。
「いやぁ助かったヨ。お嬢さん」
985「あの……?」
声をかけるが反応はない。小さくうめき声が立香よりもずっと年上の男の人だ。辺りに青い花弁が何枚か落ちている。しかし薔薇を持っていない。
「もしもし……大丈夫ですか?」
もう一度声をかけるがやっぱり反応はなくて。手に持ってキラリと光る鍵があった。
(そういえば鍵がかかっていた部屋があったかも)
道中に鍵がかかっている部屋を思い出す。申し訳ないなと思いながらも握っていた鍵を抜き取った。
「いやぁ助かったヨ。お嬢さん」
きふゆ
MAIKING去年の今頃、いつしかの小ネタを本にしようとしていた供養(理由:長くなりそうだったから)(しかしこの後書いてたやつの方が遥かに長くなってしまった模様)バーテン新茶とJKぐだ♀原稿だったものの冒頭。自分が場違いだと思いながら立香は店内に入った。青を基調とした店内。店内にいるお客は皆、大人の人だ。それはそうだ。ここはバーだ。高校生の立香にはまだ早すぎる。
「ね、ねぇオルタ……」
目の前をどんどんと歩いていたジャンヌオルタに声をかける。声だけじゃなくちゃんと止まって欲しいので彼女の服の裾も掴んだ。
「……何よ」
ちゃんと立ち止まってくれたジャンヌオルタは立香の方を振り返った。他人が聞けば不機嫌そうな声だが、彼女と家族である立香には怒ってないことは分かっている。
「ここ私がきてよかったの……?」
辺りをキョロキョロと見ながら小声で尋ねる。よほど不安げな表情をしていたのだろう。ジャンヌオルタはため息をついてから、自分の服の裾を掴んでいた立香の手を掴んだ。
1758「ね、ねぇオルタ……」
目の前をどんどんと歩いていたジャンヌオルタに声をかける。声だけじゃなくちゃんと止まって欲しいので彼女の服の裾も掴んだ。
「……何よ」
ちゃんと立ち止まってくれたジャンヌオルタは立香の方を振り返った。他人が聞けば不機嫌そうな声だが、彼女と家族である立香には怒ってないことは分かっている。
「ここ私がきてよかったの……?」
辺りをキョロキョロと見ながら小声で尋ねる。よほど不安げな表情をしていたのだろう。ジャンヌオルタはため息をついてから、自分の服の裾を掴んでいた立香の手を掴んだ。
きふゆ
MAIKING寝るまでがにゃんこの日なのでセーフです(あうと)不穏になったのとオチが迷子で途中までになってます。
にゃんこの日の新茶ぐだ♀目が覚めると頭に猫耳、お尻の部分に尻尾が生えている何で誰が予想出来ただろうか。
「えぇえええ……」
マイルーム備え付けの鏡を見て、現状に情けない声が出てしまう。猫耳に毛の色は私の髪色と同じで、意識をするとピクピクと猫耳が動いている。恐る恐ると自分の頭のソレに手を伸ばす。モフっとする毛の感触と、触れられているなという圧迫感。思いたくはないけれど、神経が繋がっているらしい。はぁっともう一度ため息をつく。チラリと視界に入るゆらゆらと揺れるオレンジ色の尻尾。二度目のため息。
マイルームに今日は一日いたい気分だけれど、ふと思い出した。
(あ……せっかくなら堪能しちゃう?)
トラブルもカルデアでは日常だ。この間、カボチャの人形になったときよりも猫耳と猫の尻尾が生えただけで済んでいるからいいのではないだろうか。
1312「えぇえええ……」
マイルーム備え付けの鏡を見て、現状に情けない声が出てしまう。猫耳に毛の色は私の髪色と同じで、意識をするとピクピクと猫耳が動いている。恐る恐ると自分の頭のソレに手を伸ばす。モフっとする毛の感触と、触れられているなという圧迫感。思いたくはないけれど、神経が繋がっているらしい。はぁっともう一度ため息をつく。チラリと視界に入るゆらゆらと揺れるオレンジ色の尻尾。二度目のため息。
マイルームに今日は一日いたい気分だけれど、ふと思い出した。
(あ……せっかくなら堪能しちゃう?)
トラブルもカルデアでは日常だ。この間、カボチャの人形になったときよりも猫耳と猫の尻尾が生えただけで済んでいるからいいのではないだろうか。
きふゆ
DONE以前出した新茶ぐだ♀本のその後の話。なんやかんやで付き合っている。元別のカルデアモリアーティとそのカルデアの夢を見ていた立香というのだけ頭に入れて貰えたら分かると思います。
『さよなら My Ladyその後』カルデアのどこにいても香るチョコレートの匂いに霹靂する時期……バレンタインだ。毎年恒例なので大量のチョコレートを作ることにも、そのお返しとして様々な(本当に様々な)プレゼントがお返しに貰えることにも慣れてしまった。マイルームの一角のスペーズに皆に配るチョコレートは山積みになって準備済みだ。……皆とは別に用意した特別なチョコレートも用意している。一番最初に渡そうとそれだけ持ってカルデア内を歩いている。
前回は作って自分が食べるように作ったチョコレートをモリアーティに渡す形になった。
溶かして固めただけの簡素なチョコレートだったので今年は気合いを込めて作ったのだ。
(緊張する……!)
立香のカルデアに召喚されたモリアーティは少々特殊だ。立香が夢で見て過ごしたこともあるカルデアにいた記憶も所持している……らしい。立香自身モリアーティに確かめたことはないが、モリアーティがカルデアに召喚された時から……告白され付き合っている。一緒に召喚を見守っていたマシュが驚いてひと悶着あったのが良い思い出だ。
1464前回は作って自分が食べるように作ったチョコレートをモリアーティに渡す形になった。
溶かして固めただけの簡素なチョコレートだったので今年は気合いを込めて作ったのだ。
(緊張する……!)
立香のカルデアに召喚されたモリアーティは少々特殊だ。立香が夢で見て過ごしたこともあるカルデアにいた記憶も所持している……らしい。立香自身モリアーティに確かめたことはないが、モリアーティがカルデアに召喚された時から……告白され付き合っている。一緒に召喚を見守っていたマシュが驚いてひと悶着あったのが良い思い出だ。