dokozo_no_mikan
训练ちょっとした練習の小説・第二弾。変わらず初期段階の原文ままです。いつかカクヨムに加筆修正したものが上がります。
今回のテーマは『先生』
前回同様このテーマのもと書いてはいますが、原文且つ作者の好み盛り合わせなのでわかりにくい事この上ありません。頭のほんと片隅に置いておくとちょうど良いかもしれません。
大切な先生からの教え 今日もまたこの液体に包まれたままなのだと他人事のように思考する。この生活にも随分と慣れてしまった。けれどこの生活を苦しいと感じることはすっかり減っている。[[rb:この人 > 先生]]のおかげで。
「おはよう。今の気分はどうだ? [[rb:A-99 > アリス]]」
煙草を咥えて紫煙をくゆらせる。そんな仕草でさえ色っぽくてかっこよく見える人であった。いつも白衣を羽織り、足元を飾るような赤いヒールを履いて歩き回っていた。
幸いにもこの液体と己の身体を囲うカプセルは透明であるためにここまで先生のことを知ることができたのだ。
「ありがとう先生。十分だよ。……今日は何か先生の方が気分良くないみたいだけど?」
3500「おはよう。今の気分はどうだ? [[rb:A-99 > アリス]]」
煙草を咥えて紫煙をくゆらせる。そんな仕草でさえ色っぽくてかっこよく見える人であった。いつも白衣を羽織り、足元を飾るような赤いヒールを履いて歩き回っていた。
幸いにもこの液体と己の身体を囲うカプセルは透明であるためにここまで先生のことを知ることができたのだ。
「ありがとう先生。十分だよ。……今日は何か先生の方が気分良くないみたいだけど?」
dokozo_no_mikan
训练ちょっとした練習の小説。こっちが初期段階原文。カクヨムには加筆修正したものが上がりますので、よろしければ。
テーマは『運命の恋』
一応この内容のもと書いてはいますが、原文まま且つ作者の好み盛り合わせなのでわかりにくい事この上ありません。頭のほんと片隅の片隅にでも置いておくとちょうど良いかもしれません。
分岐点は遥か遠くに この日は珍しく、雪の降り積もる日だった。外を歩く人影もまばらな夕時に突然、大きな音が鳴り響く。夢うつつで窓の外を眺める男は、はっとしてそばにおいた携帯電話を手に取る。画面を覗くとそこには懐かしい名があった。今でこそ交流はないが、かつての親しい友人の名だ。ほんの少し浮わつく心を抑えながら、男は応答する。電話先から聞こえる声は記憶の中よりずっと大人びていて、友人かと疑う程、違って聞こえる。
「もしもし。久しぶりだな、隼人。元気だったか?」
そんな電話の常套句にさえ、反応が遅れる始末だ。何とか絞り出した声が変に聞こえていないかだけが不安だった。
「うん、元気してるよ? そっちこそ忙しくてまともじゃないんじゃないの」
2995「もしもし。久しぶりだな、隼人。元気だったか?」
そんな電話の常套句にさえ、反応が遅れる始末だ。何とか絞り出した声が変に聞こえていないかだけが不安だった。
「うん、元気してるよ? そっちこそ忙しくてまともじゃないんじゃないの」
はるあられ
完毕回想列車に乗って細切れなので読みにくいかも。
元は2017年に描いた4pマンガでしたが、7年ごしにリメイクし12pくらいに増やしました。気になる方は元マンガの方もぜひ。
▼2017年ver.▼
https://x.com/haruarare_on07/status/874242330198384640?t=jpKdwGnnua-Ghd5VENrsKg&s=19
(2024年12月01日) 53
灰瀬.🔰
完毕⚠️宗とみかが同棲してます⚠️CP有です宗とみかが喧嘩しちゃう短編です。珍しくハッピーエンドなので安心して下さい(笑)
宗が甘々なのでお気を付け下さい。
上記の内容ok? yes/no 1629
灰瀬.🔰
训练HIMERU(俺)と巽が心中する話。バッドエンド短編です。⚠️話が重い上、直接的な自殺の表現がある為一応注意です⚠️
なんでも許せますか?
(8/12、20時頃に大幅な内容の更新を致しました。)
yes/no 1773
紫水はく
完毕皆さん初めまして。紫水はくです。思いついたものを気ままに載せようと思います( *´꒳`*)お時間ありましたらぜひ覗いて行ってくださいね(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”アノクニ①『好き嫌いの国』
あるところに好き嫌いの感情を持たない住人の住む国があった。
言い方を変えれば、動物も、物も、人間も、どれも等しく好きなのだ。
それを聞いて私は心底羨ましかった。
好き嫌いがなければどれほど生きるのが楽なのだろう。
だから、その国の住人になった。
それからは損得のみで生きる楽な人生だった。
ところが数日たったある日外の国へ出かけていた住人が帰ってきた。
彼はこう言った。
「自分はなんてつまらない罪深い人間なのだろう。どこへ言っても何も感じない。好きになれない。愛しいと思えない。愛してくれる人がいても愛することが出来ない。こんなに苦しいことはない。」
つまらない、そう言われればそうなのかもしれない。
私は今、何を生きる糧としているのだろう。
464あるところに好き嫌いの感情を持たない住人の住む国があった。
言い方を変えれば、動物も、物も、人間も、どれも等しく好きなのだ。
それを聞いて私は心底羨ましかった。
好き嫌いがなければどれほど生きるのが楽なのだろう。
だから、その国の住人になった。
それからは損得のみで生きる楽な人生だった。
ところが数日たったある日外の国へ出かけていた住人が帰ってきた。
彼はこう言った。
「自分はなんてつまらない罪深い人間なのだろう。どこへ言っても何も感じない。好きになれない。愛しいと思えない。愛してくれる人がいても愛することが出来ない。こんなに苦しいことはない。」
つまらない、そう言われればそうなのかもしれない。
私は今、何を生きる糧としているのだろう。
_akihc
完毕過去にコミティア112にて頒布した漫画です。【あらすじ】
大正14年。新人電話交換手の きよ は、定期的にかかってくるある電話が気にかかっていた。
先輩交換手から忠告を受けながらも事情が気になって仕方がないきよは、
発信元の男性の店を訪ね……。 38
_munomaru_
涂鸦村上春樹の信者とネタが通じない人は読まないでネ。もう一つある。 彼と出会ったのはいつだっただろう。彼は気がつくと消えてしまっていた、僕の睾丸と共に。
彼と出会った時の事はよく覚えている。
「僕と契約して魔法少女になってよ」
そんな事を急に吹っかけてきた。急だったから僕は呆気にとられた。すると彼は、呆気にとられた僕の逸物目掛けて勢いよく手を伸ばし、睾丸を引き抜いた。
「……その睾丸、どうするんだい?」
精一杯だった。彼は答える。
「どうすると思う?投げつけるのさ」
彼が投げた先に何か居たと言う人もいれば、何も居なかったと言う人もいる。僕にはそのどちらとも分からなかった。
とにかく彼は、僕の睾丸を一つ空へ放ると、嬉しそうにこう続けた。
「もう一つある」
そう言うと彼は、残った僕の睾丸をやはりそこに在るナニカに向けて勢いよく放り投げた。満足げな表情の彼は、僕が瞬きをする間に何処かへ消えてしまったんだ。
599彼と出会った時の事はよく覚えている。
「僕と契約して魔法少女になってよ」
そんな事を急に吹っかけてきた。急だったから僕は呆気にとられた。すると彼は、呆気にとられた僕の逸物目掛けて勢いよく手を伸ばし、睾丸を引き抜いた。
「……その睾丸、どうするんだい?」
精一杯だった。彼は答える。
「どうすると思う?投げつけるのさ」
彼が投げた先に何か居たと言う人もいれば、何も居なかったと言う人もいる。僕にはそのどちらとも分からなかった。
とにかく彼は、僕の睾丸を一つ空へ放ると、嬉しそうにこう続けた。
「もう一つある」
そう言うと彼は、残った僕の睾丸をやはりそこに在るナニカに向けて勢いよく放り投げた。満足げな表情の彼は、僕が瞬きをする間に何処かへ消えてしまったんだ。
rishan_oolong
情人节2月14日のサイテリ短い分、糖度は高め
二月十四日 二月十四日の夜。ふらりと訪ねた屋敷でテリオンは、思いがけず熱烈な歓待を受けていた。両手で力いっぱいにテリオンを抱き締めながら、サイラスは喜色満面に歓喜の声を上げる。
「ああ! 今日という日にキミが訪ねてきてくれるなんて、何て喜ばしい偶然だろう!」
聞けば今日は何とかという聖人の祝日で、家族や友人または恋人など親しい相手への感謝や愛情を、花や菓子に込めて贈り合う日なのだとか。サイラスも生徒を始め方々から親愛の証とやらを貰ったのだろう。部屋の隅に大きさも包装も様々なプレゼントが山と積まれているのが見える。
「それで、私もキミのために用意していた物があるのだが……ふふ、まさか買ったその日に開けることになるとはね」
703「ああ! 今日という日にキミが訪ねてきてくれるなんて、何て喜ばしい偶然だろう!」
聞けば今日は何とかという聖人の祝日で、家族や友人または恋人など親しい相手への感謝や愛情を、花や菓子に込めて贈り合う日なのだとか。サイラスも生徒を始め方々から親愛の証とやらを貰ったのだろう。部屋の隅に大きさも包装も様々なプレゼントが山と積まれているのが見える。
「それで、私もキミのために用意していた物があるのだが……ふふ、まさか買ったその日に開けることになるとはね」
てんぷらEX
复健星が綺麗ですね、になぞらえたサンフリ風味短編です。ああ 星が綺麗 肌寒さを通り越して、背筋が凍るほどの静けさと暗闇をたたえた日の夜に僕とサンズは空を見上げながら家路についていた。
月は見えない位置なのが少し残念だけど、ピカリと一際強く光る星が妙に気になって仕方なかった。
歩きながらも星に魅入っていた僕の歩みは自然と遅くなっていて、一歩進んでいた彼がおかしそうに振り向く。
「あの星が気になって仕方ないみたいだな」
「•••あ、うん•••すごく星がキレイだなって思って•••」
「•••そうだな•••」
僕の隣まで戻ってきたサンズは並んで、あの星を見上げた。
「アレは今の時期だと金星かな」
「金星?
こうして見てるとなんだか手を伸ばしたら届きそうだね•••案外地球から近いのかなあ」
1322月は見えない位置なのが少し残念だけど、ピカリと一際強く光る星が妙に気になって仕方なかった。
歩きながらも星に魅入っていた僕の歩みは自然と遅くなっていて、一歩進んでいた彼がおかしそうに振り向く。
「あの星が気になって仕方ないみたいだな」
「•••あ、うん•••すごく星がキレイだなって思って•••」
「•••そうだな•••」
僕の隣まで戻ってきたサンズは並んで、あの星を見上げた。
「アレは今の時期だと金星かな」
「金星?
こうして見てるとなんだか手を伸ばしたら届きそうだね•••案外地球から近いのかなあ」
平和井戸
笔记お題箱ガチャで書きました。サヨナラなんて似合わないはずなのにサヨナラをする百と鳴
#お題ガチャ #誰かを満たすかもしれない https://odaibako.net/gacha/929?share=tw…
「さようなら」と俺は言った。
「ああ」とあの人も笑顔でいう。
俺はその場を立ち去り難かったが、意を決しくるりと踵を返す。
すると、あの人はじっとこちらを見ていたけれどやがてコツ、コツ…と足音を立て、それが遠ざかっていった。
俺は歯を食いしばり、足を前にふみ出す。一歩、二歩。
けれど、なぜかそれ以上進むことができない。
…なんだか前がよく見えない。と、ほおに何かが伝っていく。
──どうしてこうなってしまったんだろう。
そう思うが、俺にもあの人にもその理由は分からなかった。
247「ああ」とあの人も笑顔でいう。
俺はその場を立ち去り難かったが、意を決しくるりと踵を返す。
すると、あの人はじっとこちらを見ていたけれどやがてコツ、コツ…と足音を立て、それが遠ざかっていった。
俺は歯を食いしばり、足を前にふみ出す。一歩、二歩。
けれど、なぜかそれ以上進むことができない。
…なんだか前がよく見えない。と、ほおに何かが伝っていく。
──どうしてこうなってしまったんだろう。
そう思うが、俺にもあの人にもその理由は分からなかった。