妄言集
DOODLE※SE※微女装あり注意
黒歴史「なぁ、兄さん」
「ぜっっったいに嫌だ」
「…まだ何も言ってないんだが」
帰宅してからずっとソワソワと落ち着きの無かった旬がとうとう話しかけて来た。
なるべく話しかけられないようにと、忙しい風(実際昼飯とついでに夕飯の準備で忙しかったが…)を装っていたがどうやら限界だったらしい
「お前が兄さんって呼ぶ時は大体碌なこと無いからな?自覚あるよね?」
「そんな事は…あるな?」
「たちが悪すぎる…」
やっぱり自覚あったよコイツ…ズキズキと頭部が痛くなり、つい額に手を当ててしまう。
タケノコの様にニョキニョキと急成長してから図太くなった弟にシュンは振り回される回数が増えた
「で、だ、兄さん」
ガザガサと音をたてながら、テーブルに大きめの紙袋と長方形の箱を置いて真剣な顔で見つめてきた。
3416「ぜっっったいに嫌だ」
「…まだ何も言ってないんだが」
帰宅してからずっとソワソワと落ち着きの無かった旬がとうとう話しかけて来た。
なるべく話しかけられないようにと、忙しい風(実際昼飯とついでに夕飯の準備で忙しかったが…)を装っていたがどうやら限界だったらしい
「お前が兄さんって呼ぶ時は大体碌なこと無いからな?自覚あるよね?」
「そんな事は…あるな?」
「たちが悪すぎる…」
やっぱり自覚あったよコイツ…ズキズキと頭部が痛くなり、つい額に手を当ててしまう。
タケノコの様にニョキニョキと急成長してから図太くなった弟にシュンは振り回される回数が増えた
「で、だ、兄さん」
ガザガサと音をたてながら、テーブルに大きめの紙袋と長方形の箱を置いて真剣な顔で見つめてきた。
妄言集
DOODLE文庫用にと書いていたオマケになります。根無し草シリーズでもし、逃走が成功していたら…のifです
ここまでのお付き合い、ありがとうございました。
※SE旬ですご注意下さい
根無し草 ifこの日の為にと用意していた交通カードをかざして改札を通過する
「…!?、兄さん!!」
改札を通過されていると思っていなかったのか、うしろでいまだ叫んでいるが気にせず走り去る
旬がS級と公開されてから人が多い場所を避けていたのは知っていた。どこに向かうかも確認しないで直感で階段を駆け降り、停車していた列車に飛び込む
(はやく、早く出発してくれ)
シュンの祈りが届いたのかアナウンスと共に閉まりきったドアにどっと安心が押し寄せ手摺にもたれてしまう
「は、はははっ…」
(やった…やってやった、逃げきった…)
周囲の不審がる視線も気にせず涙をながす、暫く止まらなかった
あれだけ執着されていたのだから、直ぐに見つけだされるかと思っていたが、1週間…1カ月、半年…と不穏な動きも感じず至って平和な生活が待っていた
2833「…!?、兄さん!!」
改札を通過されていると思っていなかったのか、うしろでいまだ叫んでいるが気にせず走り去る
旬がS級と公開されてから人が多い場所を避けていたのは知っていた。どこに向かうかも確認しないで直感で階段を駆け降り、停車していた列車に飛び込む
(はやく、早く出発してくれ)
シュンの祈りが届いたのかアナウンスと共に閉まりきったドアにどっと安心が押し寄せ手摺にもたれてしまう
「は、はははっ…」
(やった…やってやった、逃げきった…)
周囲の不審がる視線も気にせず涙をながす、暫く止まらなかった
あれだけ執着されていたのだから、直ぐに見つけだされるかと思っていたが、1週間…1カ月、半年…と不穏な動きも感じず至って平和な生活が待っていた
妄言集
DOODLE根無し草(Sから逃げるE旬)のラストです前回↓
https://poipiku.com/650712/11586987.html
※SE旬
SEが分離して兄弟設定です
E旬 シュン表記
S旬 旬表記 1668
妄言集
DOODLEこれの続きhttps://poipiku.com/650712/11380722.html
飛び逃げリセット()失敗して影にされたE旬(兄)とダンジョンを楽しむS旬(弟)の話 1144
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DOODLESE予定前編
Sの存在が怖くて逃げるEの話
※SE兄弟設定 S旬(弟) Eシュン(兄)表記
※SEが最初から兄弟で葵ちゃんログアウトしました(葵ちゃんごめん…)
大丈夫な方のみどうぞ 1805
妄言集
DOODLE闇SE旬※暴力表現有注意
相変わらず暗い
おかえり弱い使えないと散々罵倒され、置き去りにされて1人持参していた救急セットを取り出し、通路の隅に隠れ包帯を巻いていた時、旬の傍にいつの間にか男が佇んでいた
「えっ…誰…?」
旬は困惑し首を傾げる、今日の攻略隊にこんな男は居ただろうか…問い掛けに男はうっすらと口角を上げて、見下ろすだけで返事はない
「あ、の……っ、」
聞こえてないのかと再度声をかけると男は急にしゃがみ旬の顎を掴み上向かせ顔を覗いてくる
「っ!おいっ、いっ…ひっ!?」
好き勝手に右に左にと旬の顔を無理やり動かし観察する、何が面白いのか男はニタニタと意地の悪い笑みを浮かべていたが、目だけは驚くほど冷たく旬は恐怖に蝕まれる
「っ…はなせっ…」
「…なぜ?」
867「えっ…誰…?」
旬は困惑し首を傾げる、今日の攻略隊にこんな男は居ただろうか…問い掛けに男はうっすらと口角を上げて、見下ろすだけで返事はない
「あ、の……っ、」
聞こえてないのかと再度声をかけると男は急にしゃがみ旬の顎を掴み上向かせ顔を覗いてくる
「っ!おいっ、いっ…ひっ!?」
好き勝手に右に左にと旬の顔を無理やり動かし観察する、何が面白いのか男はニタニタと意地の悪い笑みを浮かべていたが、目だけは驚くほど冷たく旬は恐怖に蝕まれる
「っ…はなせっ…」
「…なぜ?」
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DONESE双子軸E シュン S 旬 表記になります
かっこいいS旬はいないです
お前頭おかしいよSE 双子軸
「なぁ、兄さん・・・」
「なんど言われても俺は絶対に入らない」
「・・・どうしても?」
「絶対に嫌だ」
ゴツンと鈍い音をたててダイニングのテーブルに突っ伏した姿を白けた目で見やる
じっとりと恨めしそうに見上げてくるが、譲歩はしない
「なんで家でも顔合わせるのに職場でも顔みなきゃ行けないわけ?勘弁してよ」
「・・・・俺は気にしないのに」
普段の澄まし顔はどこに行ったのか、むくれて拗ねる旬にため息がつい溢れてしまう
ギルド立ち上げたから一緒に来てくれるよな
さも当たり前のように言い切った旬に即座に断ったら、断られるなんて思っていなかったのか、旬は唖然とし固まっていた
「一緒にギルド入れば、兄さんも一緒に高ランクゲート行けるのに?」
997「なぁ、兄さん・・・」
「なんど言われても俺は絶対に入らない」
「・・・どうしても?」
「絶対に嫌だ」
ゴツンと鈍い音をたててダイニングのテーブルに突っ伏した姿を白けた目で見やる
じっとりと恨めしそうに見上げてくるが、譲歩はしない
「なんで家でも顔合わせるのに職場でも顔みなきゃ行けないわけ?勘弁してよ」
「・・・・俺は気にしないのに」
普段の澄まし顔はどこに行ったのか、むくれて拗ねる旬にため息がつい溢れてしまう
ギルド立ち上げたから一緒に来てくれるよな
さも当たり前のように言い切った旬に即座に断ったら、断られるなんて思っていなかったのか、旬は唖然とし固まっていた
「一緒にギルド入れば、兄さんも一緒に高ランクゲート行けるのに?」
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DONE※闇SE旬謎時空注意
対価はお前最近何かと運が良い
例を上げるなら、ダンジョンに参加しても怪我をしなくなった、敵が向かって来ても旬自身がトドメを刺せるぐらいに弱っていたりで難なく倒せるし、低ランクのダンジョンであるのに、高品質な魔鉱石を手にできたりとここ数日良いことが続いている
怪我も消耗品の買い替えもなく、高額な換金が出来ているため、通帳の残高はここ類をみない程潤っていて、気分は右肩上がりだ
良い事が続けば揺り戻しが必ず起こる、何事も上手くは行かない
薄っすらとその考えはよぎっていたが、どうせ大怪我でもして入院が長引くぐらいだろ…と高を括っていた
「ここ最近気分良く過ごせたろ?」
だから俺に報酬をくれよ
静かにコチラを見つめる存在に、こんな揺り戻しは想定しておらずただ男を見上げるしか無かった
1343例を上げるなら、ダンジョンに参加しても怪我をしなくなった、敵が向かって来ても旬自身がトドメを刺せるぐらいに弱っていたりで難なく倒せるし、低ランクのダンジョンであるのに、高品質な魔鉱石を手にできたりとここ数日良いことが続いている
怪我も消耗品の買い替えもなく、高額な換金が出来ているため、通帳の残高はここ類をみない程潤っていて、気分は右肩上がりだ
良い事が続けば揺り戻しが必ず起こる、何事も上手くは行かない
薄っすらとその考えはよぎっていたが、どうせ大怪我でもして入院が長引くぐらいだろ…と高を括っていた
「ここ最近気分良く過ごせたろ?」
だから俺に報酬をくれよ
静かにコチラを見つめる存在に、こんな揺り戻しは想定しておらずただ男を見上げるしか無かった
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DONE※SE注意SEが兄弟設定で分離してます
S(弟)E(兄)
鈍感疲れた…ダンジョンで魔物と文字通りの命がけの鬼ごっこをしたため、疲労が限界だった
晩飯はいいからと断り、普段の3倍ぐらいのっそりした動きで風呂に入る、髪を乾かす気力も無くて布団に潜り込んだ、布団の重さがとてつもなく心地よくて直ぐに堕ちた
もそもそと動く気配と、布団を捲られた事により冷気が入り込み意識が浮上する
「兄さん、狭いからもっと寄って」
「んぇぇぇ…自分のベットいけよぉぉ…」
無理矢理壁際に追いやられ、布団に勝手に潜り込んでくる、折角のぬくぬく快適な空間が…
目を開けるのも億劫で、再度安眠を得るためにもぞもぞと寝るためのポジションを探す…乱入してきた馬鹿は無視だ無視
「……おい」
「ん?」
「じゃま」
「……」
787晩飯はいいからと断り、普段の3倍ぐらいのっそりした動きで風呂に入る、髪を乾かす気力も無くて布団に潜り込んだ、布団の重さがとてつもなく心地よくて直ぐに堕ちた
もそもそと動く気配と、布団を捲られた事により冷気が入り込み意識が浮上する
「兄さん、狭いからもっと寄って」
「んぇぇぇ…自分のベットいけよぉぉ…」
無理矢理壁際に追いやられ、布団に勝手に潜り込んでくる、折角のぬくぬく快適な空間が…
目を開けるのも億劫で、再度安眠を得るためにもぞもぞと寝るためのポジションを探す…乱入してきた馬鹿は無視だ無視
「……おい」
「ん?」
「じゃま」
「……」
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DONEE(兄)S(弟)兄弟設定※暴力表現ちょっとあり
気持ちSE…SE…?
E旬が可哀想
俺がやるから逃げ惑う魔物の首を権能の力で引き千切る
びちゃびちゃと音を立て鉄の匂いが辺りに充満する
「E級なんだから無茶するな」
「…それ、嫌味?」
笑えないね
不甲斐なさと怒りが入り混じりる顔を見つめる
否定も言い訳もしない、だって嫌味を込めたのは本当の事だから
手を差し出しても跳ね除けられ、ひとりで立ち上がる
至る所がほつれ、大きなアザが主張する顔にふつふつと苛立つ…魔物か…人か
「お前がここに居るの迷惑だから2度と来るな」
「行くなら俺か、影を連れてく約束だったろ」
「そんな約束してないし、目障りだからはやく消えてくれ」
「…渡した短剣は」
「……さぁ?俺は知らない」
捨てたか、売ったか忘れたよ
会わない視線と素っ気ない態度に怒りよりも悲しみが襲う
1001びちゃびちゃと音を立て鉄の匂いが辺りに充満する
「E級なんだから無茶するな」
「…それ、嫌味?」
笑えないね
不甲斐なさと怒りが入り混じりる顔を見つめる
否定も言い訳もしない、だって嫌味を込めたのは本当の事だから
手を差し出しても跳ね除けられ、ひとりで立ち上がる
至る所がほつれ、大きなアザが主張する顔にふつふつと苛立つ…魔物か…人か
「お前がここに居るの迷惑だから2度と来るな」
「行くなら俺か、影を連れてく約束だったろ」
「そんな約束してないし、目障りだからはやく消えてくれ」
「…渡した短剣は」
「……さぁ?俺は知らない」
捨てたか、売ったか忘れたよ
会わない視線と素っ気ない態度に怒りよりも悲しみが襲う
妄言集
DONETLの闇トリオで狂った末に出来た闇SEちょっとだけ闇ES表現あり
私じゃコレが限界でした
負けたんだから俺たちがお前達をどうしようと勝手だろ
そう言い、無駄な抵抗をする手を取り連れ出す
「君本当に俺の事すきだよね」
ま、こっちはこっちで楽しむし勝手にすれば
とコイツと同じ顔で嫌味ったらしく投げかけられるが知るか
「どうせお前も楽しむだろ」
だから関わるな、そう一蹴すれば、確かにそーだねと合意され傷だらけの俺を連れ、じゃ、またねとひらひら手を振って違う方に消えていった
お前も人の事言えないだろ…と思ったが口にはしない
藪蛇でイグリットを出されても面倒だ
今はコイツが最優先だ
未だに抵抗し歩く事を拒否しているコイツを抱きかかえる
腕の中にある温かい存在に奥底から湧きあがってくる歓喜に、表情筋が歪み口角があがるのがわかる
570そう言い、無駄な抵抗をする手を取り連れ出す
「君本当に俺の事すきだよね」
ま、こっちはこっちで楽しむし勝手にすれば
とコイツと同じ顔で嫌味ったらしく投げかけられるが知るか
「どうせお前も楽しむだろ」
だから関わるな、そう一蹴すれば、確かにそーだねと合意され傷だらけの俺を連れ、じゃ、またねとひらひら手を振って違う方に消えていった
お前も人の事言えないだろ…と思ったが口にはしない
藪蛇でイグリットを出されても面倒だ
今はコイツが最優先だ
未だに抵抗し歩く事を拒否しているコイツを抱きかかえる
腕の中にある温かい存在に奥底から湧きあがってくる歓喜に、表情筋が歪み口角があがるのがわかる