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    #SS

    kasai kou(加彩 煌)

    MOURNING何の因果かBloodborneの世界で目覚めたハチワレ。
    狩人の夢の世界で屋敷の主人・ゲールマンとその従者・人形と出会い――……。
    突然”獣狩り”に参加する羽目になったハチワレの短い物語。

    ――可愛さだけを武器に獣狩りの夜に挑む。

    *ハチワレ×ブラッドボーンのクロスオーバーギャクです。数年前に考えたネタを雑ですがSS風にしてみました。他サイトに置いたSSに少し加筆しています。
    ハチワレボーン【ヤーナムへようこそ】――報酬でお菓子を買って、皆で食べる筈だったのに……。どうして。

    憂鬱な霧と重苦しい静寂の中でハチワレは目を覚ました。空気はひんやりと冷えていて、起こした身体の周りから土の匂いがしてはっとした。乾いた土の感触が伝わって来た。どうやらずっと地面に横たわっていたらしい。小さな身体は冷え切っていた。
    起き上がって数秒、何処からか物悲しいメロディーが流れてくるのに気が付いた。クラシックで心に纏わりつくような音色はあまりにも美しい。耳を澄まし、音のする方へとハチワレは歩き出した。まるで見えない何かに誘われているようだった。
    花嫁か被るヴェールのような霧が徐々に薄れ、土と緑で埋もれた小道が現れた。小道には高い木が植えられていて、その下に灰色の石造りの墓石のようなものが並んでいた。大きさはどれも同じぐらいだが、ひとつひとつの装飾が異なり、彫られている文字も違っていた。中は空っぽだが、平らな器や聖水盤に似た作りの像が置かれているところもあった。墓石はきちんと手入れはされているが、不気味だった。ハチワレはそこで初めて怖気づいた。
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    geewota

    DONE癸生川×涼二×伊綱ハピエンBLNLないまぜご都合短文 匂わせ微弱 性的描写シーン無し

    スクストを見習って癸生川も涼二さんも伊綱ちゃんも3人一緒に幸せにする可能性の未来に連れて行くことにしました。

    独り占めできる日を振り分けられる初代助手。
    白鷺洲涼二は観念して重婚しろ。
    ちなみに万能薬のおかげかは不明ながら、涼二さんの例の繊細さんな性質も敏感さがだいぶ落ち着き、身体も元気になっているようです。
    白鷺洲涼二は振り分けられる「涼二さんが帰ってきてから、ちょうど3週間になりましたね。先生」
    「色々あってあっという間だったが…ようやくひと段落着いたな」

    「ところで『例の件』ですけど…。先生、どうですか?」
    「うむ。伊綱君が提案してくれた通りだが…」

    「奪い合えば足りぬが。分け合えば足りる!」

    「伊綱君は土曜日と日曜日、どっちが第一希望なんだ?」
    「ここは公平性とわかりやすさを加味して、隔週で交代にしましょう」
    「なるほど。ならば金土日はセットがいいな!」
    「週末はご褒美、というわけですね、先生。ナイスです。カレンダーにシール貼っておきますんで。調査が入ったときは、後ろに順延しましょうか」

    涼二「あの……、二人とも。なんでそんなに手際がいい(良すぎる)んだ?」
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