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    #ハンルス

    heartbeat

    BBD_6P

    MOURNINGハン→ルス前提のハン+モブ未満。
    ルスは出てこない。ハンとコヨがしゃべってるだけ。
    気持ちのうえではハンルスなんだけど、残暑って残暑じゃないよねくらいには左右不分明です。情報の出どころは世界の掟です。He Rules!

    踏み切れずにちょっと別の癒しを求めようとするけど、うまくいかないハンが性癖です。ルスはあいつ遊んでんな…と思っているけれども、実際には二人で飲む程度。哀しい。
    Give 'em Hell「悪いな、親友」
    かなり飲んだという男はソファの上でだらしなく横たわり、部屋の主からグラスを受け取って、諦めたように笑った。

     ところで、こんどはどんなやつとつきあってるんだっけ?ジェイビー・マチャドはさりげなく聞く。
     「どんなやつ」は清潔に切りそろえられたストロベリイ・ブロンドと濃い緑の瞳を持つ物凄い美男子で、バーの立ち並ぶ道筋の一角にある瀟洒なカフェレストランで週に三回、朝と夜にアルバイトをしている。笑顔と声が良いとかいう彼目当ての客は引きも切らず、店は彼を手放そうとしない。ところが当の本人は実家に帰って家業を継ぐために来月いっぱいで仕事を辞めるとかで店はこれまでの三倍くらい混んでいる。なにしろ人気メニューのバナナ・スプリットを出すときに脚付きのグラスを絶妙の角度で置くことができるし、気絶するほど美味しいカフェラテを繊細なラテアート付きで用意することのできる数少ない凄腕のギャルソンだとか、なんとか。
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