鴨緑 @gatoyosee 描いた絵ここにポイとするお題箱 https://odaibako.net/u/gatoyosee ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 36
鴨緑☆quiet followDOODLEメガテン関連のらくがきまとめたやつアオ主含む show all(+24 images) Tap to full screen (size:1182x1288).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 鴨緑MOURNINGアオ主フシギ被造物・ちっさいアオの話秋を味わう季節の変わり目の、暑いのか寒いのかよく分からない、おそらくこれをイマドキの『秋』と呼ぶのだろうなぁと感じる放課後に、 オレの寮部屋ではヒッソリと『例のブツ』をいそいそとカバンから取り出していた。 そろそろ食べなければならないと言う使命感でスーパーで買ってきた『焼き芋』である。 買ったばかりの熱さは消えてしまい、今は程よい温もりを感じる程度になってしまったが、これぐらいが丁度いい。 はこっ…と真ん中から芋を割れば、まだ中には熱が籠っていたのかスーパーでカゴに入れた時と同じような蒸気が顔に、鼻に纏わりつき、なんとも食欲のそそる匂いを堪能してしまった。 その匂いを嗅いだのはオレだけじゃないらしい。 学ランの胸ポケット、胴のポケットからも、 2174 鴨緑CAN’T MAKEアオ主テイスト年末のぼやきの様な読み物年が明けただけの、特別では無い日冬休みは実家で家族と過ごしていたが、今年は『三年最後の年は友達と年越ししたい』と親に懇願し、 今年の冬は、初めて学寮で過ごすことになった。 親には一つだけ嘘をついた。 共に年を越すのは『友達』ではなく『恋人』だ。 「もうすぐかぁ…」 狭い学寮の自室に、無理矢理置いた炬燵の中でスマホの画面を見つめながら、天板にオレは頬を突っ伏していた。 連絡アプリで家族とやり取りをしながら、ついでに時間を見ると今年も、もう5分を切ってしまった。 随分ダラダラと炬燵の中で過ごしていたらしい。 重たい頭を上げると正面に座っているアオガミがミカンの皮を剥いている。 綺麗に白いスジを取っているのを眺めていたら、こちらの視線に気づいたのかミカンの一房をこちらに寄せてきた。 1309 鴨緑MEMO『イコクのハレギに魅せられて あとなにも知らない二人』の、あとがき今回はアオ主ウェブオンリー開催ありがとうございましたこれはその展示物のマンガのあとがきになりますただ、少し言い訳がましい内容で正直恥ずかしいものですそれでも読みたい方はパスワード欄に『主人公が着せられたハレギ、漢字三文字』を入力してください 1740 鴨緑DOODLEアオ主ウェブオンリー「青き生命 神の知恵」の展示物『イコクのハレギに魅せられて あとなにも知らない二人』モーショボーのお願いに、ナホビノが付き合う話アオ主オンリー開催おめでとうございますゆるい感じのゆるい話ですが楽しんでいただけたら幸いですたのしもうね、たのしむぞ 16 鴨緑MOURNINGいつか読み物かマンガでかこうとしてたネタの供養書き散らしてる 1638 鴨緑MOURNING短文 ベンチにて何もすることなかったし、アオガミの髪をくしゅくしゅともみほぐしてみた 前髪を下ろした彼は随分と可愛く見えてしまう このかわいいアオガミは、オレだけのお楽しみと また前髪をグイと手ぐしで戻してやった お返しにアオガミに髪を触らせてみた 最初は髪の表面を撫でるように 後からグシグシと髪が踊るようにもみくちゃに 大きな手のひらと、指が とても心地よく、このまま彼の膝を枕に 眠ってやろうかと考えていた 187 recommended works urusivvDONE予想外に長くなってしまったアオ主推し親族ガチ勢おじさんのまとめです 13 urusivvMOURNINGなにこれ??となったのでボツです 345shiwasuDONE出来てしまったつづき アオ主とはやお最後のはやおは描きたかっただけ 4 A_wa_KDONE『I love you』を○○風に訳すと(https://shindanmaker.com/730931)さんのお題。二人だけの秘密だよ 閉じた目を開いた少年の視界に映り込んだのは、普段と変わらぬアオガミの表情。 少年以外にとっては、だが。 「嫌じゃ、ない?」 緊張で震える少年の声。 好きだと。愛してると伝えた少年に対して、アオガミは即座に首肯で答えた。私も同じだと。 だが、本当に同じか不安になった少年は咄嗟に動いてしまったのだ。目前にあるアオガミの首へ両腕を回し、唇を重ねた。 (どうしよう) 取り返しの付かない事をしてしまったと、少年は己の体も震え始めてきたことを自覚した。 ――もしも。 もしも、アオガミの「同じだ」が自分の好きと違った場合、きっと、これから先は――。 「少年」 少年を呼ぶと同時に、アオガミは少年の背中へと両腕を回した。 686 A_wa_KDONE140文字SSのお題(https://shindanmaker.com/587150)様から。褒めてやろうか?「褒めてあげようか?」 感情を極力抑えようと努めている静かな声と、隈を纏う鋭い双眸。 アオガミにとっては一瞬であったが、少年にとっては長い夜であったと直ぐに判断が出来た。しかし、アオガミは赦しを請わずに少年の隈へと指先を伸ばす。少年が避ける気配はない。 「君が無事で良かった」 揺らいだ緑灰色の瞳から零れた涙を指先で掬いながら、アオガミはやはり謝らない。少年が望む言葉は紡がずに、震える半身の体に手を伸ばした。 「本当に、良かった」 「……頑固者」 自身の背中に回される細い両腕。 触れる暖かさに今度はアオガミが身を震わせ、何があっても彼だけは守り抜くのだと、彼は幾度目の決意を固めるのであった。 それが、少年を傷つけるとしても。 321 A_wa_KDONEアオ主。ランダとの悪魔会話ネタから。詩を綴るあおがみさんの小噺。愛の詩「悪くはないんだけど、他の詩に比べるとまだイマイチだねぇ」 長い爪で器用に掴んだ紙を少年に返しつつ、ランダはやれやれと溜息を吐き出した。仲魔になった際、ナホビノの――目前で僅かに頬を膨らませている少年の詩にイマイチという評価を付けたのは己である。それがまさか、彼の創作意欲を焚き付けてしまうとはと。 「どこが悪いんだよ」 「悪くはないよ。アタシには響かないってだけで」 「それが納得いかないんだ」 休憩として立ち寄った廃ビルの一角。その室内に残されていた白紙のノートに再び視線を落とし、同じく拾った鉛筆の消しゴム部分を額に当てながら少年は再び唸り始める。 ランダが少年に提示したお題は三つある。戦い、日常、そして愛。その内、前者の二つはランダにも響くものがある詩であった。技量的な判断はランダには出来ないが、包み隠さず伝わってくる人間の感情が綴られていた。けれども、愛に関しては違ったのである。 1715 A_wa_KDONE140文字SSのお題(https://shindanmaker.com/587150)様から。おいしいごはんになれるといいけど ――こんなこと、誰よりもアオガミが望んでいない。 半身を理解しているからこそ、少年はせめてもと願うのであった。 「美味しいと良いんだけど」 緊張からか、心中だけでなく音として零れ落ちてしまった言葉。 しまったと息を飲む少年の視界に映り込むのは、彼の首元へと顔を寄せている青い髪。その向こうにから見つめてくる黄金の瞳だ。 「少年」 名を呼ばれると同時に首筋に触れる呼気。堪らずに少年が身を震わせると、アオガミはそっと優しく彼の背を撫でる。 「君が美味しくないなど」 ――ありえない。 優しくも、熱が篭もった言葉を紡ぎながら。 「えっ?」 どういう意味だと問う間もなく、首筋に痛みが走る。 ここは現世ではなく、ダアト。少年の首筋からアオガミが摂取し損ねた血が僅かに伝い、瞬時にマガツヒと化して宙を舞う。 457 A_wa_KDONE140文字SSのお題(https://shindanmaker.com/587150)様から。酔っぱらいの戯言「……」 カンダの社を拠点とする国津神達の誘いを断り切れず、酒を数杯嗜み、穏やかに彼らと別れの挨拶を交わして以降、ナホビノは沈黙を保っていた。 『少年、もしや具合が悪いのでは?』 「大丈夫」 アオガミへの返答も素っ気ない。 戸惑う半身への申し訳なさは積もりつつ、しかしナホビノは口を開く訳にはいかない状態に陥っていたのである。 (酔っ払った勢いで……なんて、嫌だよ) ――好き、大好き、愛してる。 常より心中で肥大化する恋情を何度も飲み込みながら、彼は龍脈に望みを掛けて進むのであった。 248 A_wa_KDONEきよさん、お誕生日おめでとうございます!「思い合うあまりにすれ違うふたり」になってしまい、おめでとう感が非常にない点は申し訳ありませんでした…!こころ「少年、私は君に不快な思いをさせてしまっただろうか?」 「え?」 ――時が止まったように、とは正に今の瞬間に使われるのだろう。 アオガミの発言が一切理解出来ずに思考が停止する一方で、少年はそんなことを冷静に考えてしまっていた。 「……」 「待って。アオガミ、待って。アオガミ!」 数秒の沈黙を肯定に受け止められてしまったのだろう。少年から視線を逸らして目を伏せるアオガミ。そんな彼に少年は勢いよく抱きついた。何時にない少年の行動に驚き、小さく「少年」と呼ぶアオガミ。 「どうしてそうなるの!?寧ろ、俺が何かした!?」 少年の叫びが寮室内に響き渡る。 隣室にまで聞こえるだろう声量であった。しかし、遠慮をしている余裕など少年にはないのだ。 1865