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    カピ(あね)が掘った墓穴

    @kapitan_rgg

    Twitter(現X)での妄言妄想の永代供養塔です
    成仏!!

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    ちょはん 平和的な解決方法編
    ちょはんが神室町で自由行動……何も起こらないはずもなく……
    内容がアレなのでR18にしておきました。エロはありません!

    #趙ハン

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    カピ(あね)が掘った墓穴

    DONEちょはん 初めての年越し(後編)
    仕事は多分さぼりました。
    施設の名前を調べるために7の攻略本を読んでました。つまり年越しイベントのスポンサーは一番HDなのでは。さすが横浜の第4勢力!
    試験が終わったら、前後編ちゃんと整理していい感じに仕上げたい。
    ちょはん 初めての年越し(後編) 神代駅の裏のコンビニで肉まんを2個とビールを二本。袋は別々にしてもらった。
     今年も恒例の年越しの花火と除夜の汽笛があるとかで、浜北公園に向かう人たちの流れに逆らって歩く。馬車街道まで出ると、ギャラクシーランドとREDパークへ向かう人波にあたる。それに紛れて流れの通りに進めば、いつもより明かりが少ないバッティングセンターが見えてきた。
     ギャラクシーランドでカウントダウンイベントがあるらしい。まだ観覧車はいつも通りで、代り映えしない。そうだ今は何時だっただろうと、画面を開くと数字が23時30分に変わった。
     サッカーコート横の自動販売機でたむろする若者たちを横目に、趙のもとへ足を速める。
     施設の明かりが落ちた、バッティングセンターの建物の裏。絶妙にギャラクシーランドもREDパークも見えない趙総帥のお気に入りスポットは静かで穴場だった。ここに監視カメラは無い。
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    カピ(あね)が掘った墓穴

    MOURNING趙ハンです。クリスマスの話が間に合わなかったのでクリスマス1週間前の話のSSを上げます。当日何があったのかは補完願います。
    ちょはん 12月18日、深夜 入り口のシャッターを下ろして、外に出ると吐く息が白くなった。うみねこ座のレイトショーも終わって、通りは見慣れた輩が行き来している。彼らはすれ違う都度頭を下げてくるので、右手を半分あげてやりすごす。
     12月は忙しい。神室町に殴り込みに行ったのは昨年の今頃だっただろうか。昨年も忙しかったが、今年はかなり種類の違う忙しさである。
     異人町のために方々を走り回った2019年とは打って変わって、店と自宅の往復で一日を終える日が続いている。これまで『横浜流氓御用達のちょっと怪しげでスリルのある路地裏の店』から、『うみねこ座近くの知る人ぞ知る町中華』にイメージチェンジを行った効果が出てきたようで、一般のお客が増えたのだ。春日や足立のおかげで口コミで評判が広がって、流氓の若い奴らに「佑天飯店でもめごとを起こしたら……」と釘を刺したことも良かったようだ。もちろん今も流氓の若手に料理を振舞っているので、『ちょっと怪しげでスリルのある路地裏の店』という事実は変わらないのだが。
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    ふ菓子

    DONEエンディング後の生存ifのイチ若です
    イチが若の目覚めを待って病院に通うn万回煎じられたシチュ()
    温かい目で見守ってやってください…
    ワスレナグサ白い病室の中の白いベッドの上に横たわる人物をじっと眺める。どれだけ見つめても瞼が動くことはなく、生命維持のために繋がれた点滴が雫を落とし、生命活動の証である脈拍を知らせる規則的な電子音が響くのみだ。この真っ白な部屋の中で唯一、まともな存在感のある春日はベッドに横たわる人物の手をそっと取り上げる。温かいが、消して握り返すことはない。この白い病室内で日焼けをすることがなくなった、白く綺麗な手。
    「…若…今日も目を覚まさないんすね」
    そっと慈しむ様に撫でてみても握り返されることは決して無い。荒川真斗がこのベッドで過ごすようになってから早1年が経過しようとしていた。春日は毎日足繁く通い、その日あった出来事や、彼が意識を取り戻した時の為だという口実で流行りの本や、何の花かは忘れたが枯れる心配のないドライフラワーなどを買ってきたりもした。今日こそは目を覚ますのではなかろうか等と淡い期待を抱きながら今日もこの病室を訪れた春日。不意に、自分が死ぬまでこうなのではないか?と不安に襲われた。意識を失う間際に彼の口から零れた言葉がフラッシュバックして春日の心に闇を差し込んでいく。あの時の不安が陰り、春日は無意識のうちに真斗の手を強く握りしめていた。血の気のない手が更に白くなり、春日は慌てて力を抜いた。
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