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    巡(メグル)@20216575z

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    魔道祖師、陳情令の二次創作作品をぽいぽいしていきます。

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    藍先生webアンソロ執筆者様用サイトのサンプル作品。パスワードは執筆者様用サイトに掲載してます。
    内容は特に全年齢ですが、サムネイル見えない処置としてワンクッションとしてます

    あくまで想像なので、ゆるーく読んでくださるとありがたいです。

    あなぐらさまの20の質問を使用させて頂いております。http://99.jpn.org/ag/

    #藍啓仁
    lamKaiYan
    #藍先生webアンソロジー
    dr.AisWebAnthology
    #一筆啓上
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    takami180

    PROGRESSたぶん長編になる曦澄3
    兄上がおとなしくなりました
     翌朝、日の出からまもなく、江澄は蓮花湖のほとりにいた。
     桟橋には蓮の花托を山積みにした舟が付けている。
    「では、三つばかりいただいていくぞ」
    「それだけでよろしいのですか。てっきり十や二十はお持ちになるかと」
     舟の老爺が笑って花托を三つ差し出す。蓮の実がぎっしりとつまっている。
     江澄は礼を言って、そのまま湖畔を歩いた。
     湖には蓮花が咲き誇り、清新な光に朝露を輝かせる。
     しばらく行った先には涼亭があった。江家離堂の裏に位置する。
    「おはようございます」
     涼亭には藍曦臣がいた。見慣れた校服ではなく、江家で用意した薄青の深衣をまとっている。似合っていいわけではないが、違和感は拭えない。
     江澄は拱手して、椅子についた。
    「さすが早いな、藍家の者は」
    「ええ、いつもの時間には目が覚めました。それは蓮の花托でしょうか」
    「そうだ」
     江澄は無造作に花托を卓子の上に置き、そのひとつを手に取って、藍曦臣へと差し出した。
    「採ったばかりだ」
    「私に?」
    「これなら食べられるだろう」
     給仕した師弟の話では、昨晩、藍曦臣は粥を一杯しか食さず、いくつか用意した菜には一切手をつけなかったという 2183