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    dear_twst

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    自殺願望な監督生がアズールに「苦しまずに殺してほしい」と依頼するお話
    数日後に差し出されたのは安楽死に使われる『魔法薬』
    夢の世界に旅立った監督生にでてきたのは……



    総受け気味?
    知ってる人は知ってるパロ。

    #アズ監#メモ#かきかけ

    3日後に死ねる話ポイントカードを貯めてきた依頼

    「苦しまずに殺してほしい、ですか……」
    「元の世界に帰れないと学園長からハッキリ言われました」

    彼女は無表情だった感情を押し殺そうとしているのだろう。情がない声で淡々とアズールに言われた。

    「なんでも叶えてくれるのでしょう?」
    「……えぇ、安楽死の方法はいくつか存じております」
    「なら、お願いします」
    「では、依頼は『苦しまずに殺してほしい』この一点で構いませんね?」
    「はい」
    「では、契約書にサインを」

    差し出されたのは黄金の契約書。破棄ができないこと。準備の為に日数を要すること。

    数日後に渡されたのは怪し気に光る魔法薬。
    「それを飲めば深い眠りにつくことができます。寝ている間に何があっても起きることができません」
    「その間に殺してくれるんですね?
    「えぇ、なのでどうぞご安心して夢の世界に旅立ってください」

    夢の世界に旅立った監督生にでてきたのは……
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    MAIKINGアズ監🌸「戻れない日々の続きを歩いて行く」②その日、アズールは大学の講義を受けていた。そして、その後には、同じ大学だが他の学部に進学したジェイドとフロイドと合流し、モストロ・ラウンジに向かう予定にしていた。いつもと同じ大学の講義、教授の声。
     その中に、不意に
    ───『ア…ズール…せんぱ…』
    柔らかな、女性の声がアズールの脳裏に響いた。それはよく知った、大切な人の声。
     その瞬間、弾かれたようにアズールは立ち上がた。どくどくと変に心臓が高鳴り、オーバーブロットした時のように黒い墨がぽたぽたと胸の内に垂れ、酷く不安を煽る。
    (監督生…さん?)
     喉がカラカラに乾いて、息が上手く出来ない。初めて陸に上がった時とよく似た枯渇感が襲う。
    「アーシェングロット?何か質問か?」
    怪訝そうな教授の声が耳に届く。そこで、初めてアズールは自分が急に席を立ち、授業を中断してしまったことに気がついた。今まで何も聞こえなかった教室のざわめきが周りに戻ってくる。
    「あ、いえ…急に立ち上がってすみません。教授ここについて…」
    動揺を隠すように、アズールはにこりと笑い、予習していた内容を質問した。しかし、机の上に広げていたルーズリーフは強く握り込まれ、皺が寄 3041