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    dear_twst

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    dear_twst

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    自殺願望な監督生がアズールに「苦しまずに殺してほしい」と依頼するお話
    数日後に差し出されたのは安楽死に使われる『魔法薬』
    夢の世界に旅立った監督生にでてきたのは……



    総受け気味?
    知ってる人は知ってるパロ。

    #アズ監#メモ#かきかけ

    3日後に死ねる話ポイントカードを貯めてきた依頼

    「苦しまずに殺してほしい、ですか……」
    「元の世界に帰れないと学園長からハッキリ言われました」

    彼女は無表情だった感情を押し殺そうとしているのだろう。情がない声で淡々とアズールに言われた。

    「なんでも叶えてくれるのでしょう?」
    「……えぇ、安楽死の方法はいくつか存じております」
    「なら、お願いします」
    「では、依頼は『苦しまずに殺してほしい』この一点で構いませんね?」
    「はい」
    「では、契約書にサインを」

    差し出されたのは黄金の契約書。破棄ができないこと。準備の為に日数を要すること。

    数日後に渡されたのは怪し気に光る魔法薬。
    「それを飲めば深い眠りにつくことができます。寝ている間に何があっても起きることができません」
    「その間に殺してくれるんですね?
    「えぇ、なのでどうぞご安心して夢の世界に旅立ってください」

    夢の世界に旅立った監督生にでてきたのは……
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    nnym_blackstar

    REHABILIR/E/D見てて思いついた、敵対するスパイ同士の恋的なやつをジェイドで。
    書きたいとこだけ書いてみたけど、ほんとにこういうのがっつり読んでみたい。
    「ごめんね、ジェイド」
    綺麗な笑顔だった。
    次の瞬間走った痛みに咄嗟に視線を下げて、自分の胸に突き立てられた銀色を見つけなければ。
    それを握っていたのが、彼女の嫋やかな手でなければ。
    きっと、惹かれてやまなかった美しい表情だったのに。

    わかっていたのだ、いつかこういう日が来ることは。
    自分も、彼女も、掌の上で他者の命を弄ぶ存在で。
    その対象がいつお互いになるともしれないと承知の上で、それでも触れずにはいられなかったのだから。
    よろり、と一歩下がる。
    胸に深く突き立ったナイフをよく見れば、鈍く輝く銀にうっすらと紫色がまとわりついていた。
    ――毒、か。
    さすが、用意周到なことだ。
    単に胸を刺しただけでは飽き足らず、確実に命を奪うよう念を入れているとは。
    じわりと胸に沁みだした液体はそのままに、顔を上げる。
    ほんの数秒前まで、離れたくないとばかりに強く自分の首に腕を絡めて、想いの深さを刻むように蕩けた瞳で唇を重ねていた彼女は、今やその顔から一切の表情を消してこちらを見つめていた。
    ――嗚呼。
    視界が滲む。
    身体の末端から徐々に力が入らなくなって、更によろけた身体は欄干にぶつかった。
    背後に 1909