〔52〕スパンダム受けメモ【2023年1月23日】スパンダム受けメモ【2023年1月23日】
2023年1月23日
CP-0時代
ルチスパ
ゾンビ化した世界観
緊急事態
発生源は黒髭の一味の能力者によるもの
生きた人間をゾンビ化させ傷付けた者を同じくゾンビ化させ感染させて行く
ゾンビ化の進行の抑制・ゾンビ化への予防薬・ゾンビ化からの人間への戻し方も研究中
「腕に自信のある奴だけ同行しろ。現地でゾンビ化されたら厄介だ。足手纏いは要らねぇ。スパンダム、お前は此処に残ってデスクワークをしていろ」
「おれだけ名指しぃ」
「ゾンビのウヨウヨ居る現場に行きたいのか?」
「いえ、全く、デスクワークしてます。ダンナは御武運を」
「よし」
政府で有能な戦力が駆り出される事になり、CPで戦力的に優秀なロブ・ルッチがCP-0から出る事になった。
当然カクやジャブラも出る
緊急避難時の為にブルーノも同行する
「ダンナ、ゾンビに噛まれて帰って来たりしないで下さいよ?ダンナがゾンビ化なんてしたら世界が半分は終わりますよ?」
こんな時に青キジの能力があればゾンビ化した元人間を凍らせて一挙に動きを封じられたが、生憎と青キジは黒髪側の勢力だった。
「何が目的でこんな事したんでしょうね」
「さぁな。お前はおとなしくデスクワークをしていろ。なんなら個室に鍵をかけてひとりで居ろ。迂闊に誰にでも会うな。そいつがゾンビ化していないとも限らねぇ」
ゾンビ化の様子を先遣隊が調査して戻り報告を受けて本格的に討伐が開始された。
もう既に大半が海軍元帥の赤犬がマグマで焼いて溶かして容赦無く処理していた。
ゾンビ化した元人間が帰省本能があるのか故郷や自宅に戻ろうとするので海を渡り多くの島国へゾンビ化が拡まる前に焼き溶かして処理していた。
ゾンビ化は脳が機能停止すれば終わりらしい
脳味噌を潰す
それが打開策
そして噛まれてはいけない
引っ掛かれてはいけない
ゾンビ化した元人間に傷付けられ、ゾンビ化した元人間の何らかが体内に入り込む事で感染する
CPには六式があるので離れ技を得意とし、空中に逃れる事も出来、一介の諜報部員でも対処が出来、目的の範囲は鎮圧出来た。
ゾンビ化した元人間を全て脳味噌を嵐脚でスパッと斬り触れる事無く処理を終えると火をつけ全てを焼却処分した。
出発地点を聖地マリージョアから討伐参加者の多いエニエス・ロビーに移していたロブ・ルッチは、スパンダムを待たせるエニエス・ロビーに一時帰還すると島はゾンビ化した諜報部員と応戦する諜報部員で混乱を極めていた。
先遣隊の中にゾンビ化した元人間が潜伏していた様子だった。
それもまた月歩や剃を使うらしくてタチが悪い
ロブ・ルッチはスパンダムを此処まで連れて来た事を直ぐ様後悔した。
いつも連れ歩き、現状を知り現地には連れて行かなかったが安全地帯とする聖地マリージョアには一度下界に降りた者はゾンビ化対策として事が沈静化するまでは聖地マリージョアに戻れなくされたのでせめてこの離島の安全地に置いて来たのだが、そこはゾンビ化した元人間がウヨウヨと歩き回る逃げ場の無い小さな島と化していた。
「ゾンビ化した奴等を見極めて対処しろ」
指揮官を任されたロブ・ルッチは討伐帰りの諜報部員や仲間に告げて月歩で一足早く島の上空を駆けスパンダムの姿を探した。
窓の外から姿を探せばスパンダムがデスクワークをしている姿があった。
間抜けにもこの島が今どんな状況に置かれているのか把握出来ていないのかと呆れはするが安堵もした。
窓から室内に入りスパンダムを回収して一時船に乗せ、島内のゾンビ化した元人間を処理して落ち着いたらまた再会を分かち合おうと考えていたロブ・ルッチだったが、スパンダムは既にゾンビ化していた。
ゾンビ化して尚デスクワークをしている仕事人間だった。
スパンダムがゾンビ化している事に世界の終わりを感じ一時身体が動かなくなり危うくスパンダムに噛まれるところだった。
ロブ・ルッチはスパンダムを拘束した。
まずどうするべきかを考え始めた。
歯を抜いて爪を剥がし、処理せず保存出来る方法を考えた。
拘束具を着せ、後は食事は必要か、排泄などはどうなっているのかと、ゾンビ化した元人間を特効薬が出来るまで保管・保存・生かす方法を考え始めた。
「外のゾンビは倒したぞ。これから建物内に取り掛かる。スパンダムは無事⋯⋯じゃないようじゃのう⋯⋯どうするんじゃ?」
「特効薬が出来るまで保管する。処分しろと命令されたら、おれはこいつを連れて逃亡する」
「何でわしに言うんじゃ。巻き込まれてしもうた」
「逃亡した場合、情報を寄越して貰えればいい。特効薬が完成したらこいつと一緒に必ず戻る」
「ワーカホリックじゃのう」
「こいつがな」
エニエス・ロビーのゾンビ化した諜報部員の処理を終えた頃にゾンビ化したスパンダムを拘束して指揮官のロブ・ルッチが姿を現した。
不満は覚えるが誰も文句を言える立場では無かった。
『サンプルとして研究所に持ち込めば生かせられるかもしれないわ』
今は聖地マリージョアを守っているその道に詳しそうな同僚に助言を仰ぐと返って来た言葉
「切り刻まれて解体されたり身体を弄られるのはごめんだ。そんな事は他のサンプルでやって貰う。ただこいつを安全に保管したいだけだ」
『脳死しないように様子を見ながら冷凍カプセルに容れて保管し続けるか、貴方がきちんと管理して飼うしかないわね。ゾンビ化した元人間をペットに欲しがる天竜人が居るので貴方がモニタリングしてるって事にすれば通るんじゃないかしら。実際に欲しがっているんだけど流石に危険だからと止められていたわ』
「⋯⋯よし、それで行く」
天竜人がゾンビ化した生物をペットにしたいと仰るので、CP-0のロブ・ルッチが危険性を監視・観察・記録する為にゾンビ化したCP-0諜報員のスパンダムをペットとして観測する。とゾンビ化したスパンダムを合法的に生き永らえさせる形を取る事が出来た。
ゾンビ化を人間に戻す手立てはまだ見つかっていないが、ゾンビ化を阻止する予防薬は開発され政府内で拡まったのでロブ・ルッチはそれを打ちスパンダムと接した。
ゾンビ化しても仕事人間だったスパンダムは脳が正常に働いているのか、拘束具をつけた現状ではわからない
取り敢えず歯は全て抜かれた。
顔が歪んだ時に歯科にも通い治した歯を全て抜かれ、手足の爪を全て剥ぎ取られた。
ゾンビ化しているので痛みに呻く事は無かった。
人間に戻れたら総入れ歯を作ってやればいい
指の爪は普段から革手袋をしていたのだから支障も無いだろう
足の爪は元々必要としないだろう
ロブ・ルッチはゾンビ化した元人間の討伐任務を熟しながらゾンビ化したスパンダムとの生活を送っていた。
「新しい情報じゃ、政府の上層部が隠していた情報なんじゃが、どうやらゾンビ化した元人間の戻し方がわかったようじゃ」
「元に戻せるという事か。それは直ぐに可能な事か?」
「可能じゃ。解決法が簡単過ぎて今迄処分して来たゾンビ化した人間の事で政府が庶民に責められるからと、その解決法も発表せずに被害が増え続けていたようじゃ」
「それで、どうすればいいんだ?」
「ゾンビ化は悪魔の実の能力らしい。覇気を使ってその能力を掻き消せば元に戻せるようじゃ」
「⋯⋯そんな事で元に戻せるんなら今迄殺した人間は⋯⋯まぁ、いい、こいつを元に戻して様子見し、大丈夫そうなら戻る」
「わしが教えた事は」
「あぁ、わかっている。偶々覇気を使ったら元に戻っていたという事にしておく」
ゾンビ化を元に戻す方法は覇気で能力者の能力を掻き消す事だった。
多くの犠牲を出して得た情報を今も尚隠し犠牲は登っているらしい
ロブ・ルッチがスパンダムを連れて戻り報告するまでは政府の上層部もその情報を公開しないつもりでいるのだろう
ロブ・ルッチはスパンダムに覇気を浴びせるとカクに教えられた通りスパンダムのゾンビ化していた姿が人間の姿に戻った。
「おい、現状が把握出来るか?」
「⋯⋯ルッチ、いえ、ダンナ、頭に霧がかかったみたいにボォーっとしちまいまして、はい、目が覚めました。居眠りしちまったんですかね。すみません」
「ばかやろう。お前は今の今までゾンビ化していたんだ」
「ゾンビ化⋯⋯すると治療薬が開発されてギリギリセーフで処理されずに済んだと?」
「⋯⋯特別扱いした」
「わぉ、それでダンナは何か処罰とか受けなかったので?」
「天竜人がゾンビ化した人間をペットとして欲しがっていたんで、それのモニターという事にした」
「ゾンビ化した人間をペットにですか⋯⋯まぁ、何はともあれ、生かしていただきありがとうございますダンナ」
「少し様子を見てゾンビ化が完全に治っているようなら本部に戻る」
「それまではこの拘束具をつけたままなんですね。それとおれ、歯全部抜かれてますよね?ダンナはよくおれの言葉が聞き取れますね?」
「情報収集は諜報部員の基本だ。何喋ってるのか分かりづらい奴の言葉も聞き取れねぇーと話にならねぇ」
「流石ですね、ダンナ」
「このぐらいお前でも出来るだろう」
「まぁ、情報収集は得意分野ですから」
ゾンビ化がすっかり抜け切ったとわかるとスパンダムを風呂に入れ、歯を全部抜いてから日も大分経ち抜歯窩の治療も必要無く歯科で総入れ歯を作製して貰う段取りをして、本部に足を運んだ
ゾンビ化の治療に成功したとしてロブ・ルッチは賞賛され、覇気使いは挙ってゾンビ化した人間の治療の為に現地へと出向いた。
ゾンビ化した人間の治療法は瞬く間に伝えられ知れ渡り、ゾンビ化した人間が潜伏していてまた感染したとしても直ぐに治療が施された。
ゾンビ化の治療法を発見したのは、ゾンビ化した恋人を匿い変わらぬ愛情を注ぎ続けた覇気使いだとかいう恋物語が何処からともなく溢れ出て語られ伝えられて世間に広まり当人達は恥ずかしく思い素知らぬふりをした。
おしまい
備考
ゾンビ化したお話でした⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
いちゃいちゃしてルチスパ٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)و
ゾンビの映画は怖過ぎるのでそんなに見た事は無いです。ゾンビネタはアドベンチャータイムの1話目とかでなら観た事あります(𖦹ࡇ𖦹)
ドラえもんのカップヌードルのホラーなお話も怖かったです𓃠(3分間カップ旅行)
個人的なゾンビのイメージは、
死体を弄って死者蘇生・ゾンビ化させて、上手く出来たゾンビは普通の速さで動けるし知力もあるし喋れる有能な執事や助手的な召使いに出来て、上手く出来上がらなかったゾンビは喋れないし動きも遅いので簡単な用事をさせる召使いになるイメージ
人間を襲う為に存在するのではなく、人間が使用人・召使いにする為に死体を買って来て、それで死者蘇生の技術を施して召使いにするイメージです。
*******************