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    ゆーや

    @yuuuu_ya_417

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    ゆーや

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    狛日。声の出ない凪との話。
    書きかけぶつ切りです。

    #狛日
    komatsu
    #ss

    [大キライ]「おい、起きろって。狛枝」
    「ちゃんと聞こえてるか?」
    今日も今日とてキミは、ボクを起こすので精一杯。ボクの寝起きは最悪だ。それ故に態度も最悪だ。

    だから、つい、悪態が出てしまう。
    [うるさいなあ…それより、今日もヘルシーメニューは勘弁してよ?木曜日はトーストって約束してるんだから]
    一音づつ紡いで、違和感。同時に、日向クンの表情も心配を孕みつつ安堵したような、あどけない笑みに変わった。
    「良かった。聞こえてるんだな」
    「はぁ?」
    「座って待っててくれ、苗木に報告してくる」
    そう言うとすぐさま日向クンは機関支給のケータイを取り出して、いそいそと苗木クンにボクのことを話していた。
    同じ空間で進行していく会話に割って入ったりことなんてしなかった。…それは、当たり前のことだけどそうじゃない。
    ボクが電話で会話することができないと、話を聞いててわかったから。よかった、耳が聞こえるままで。日向クンが心配そうにボクの様子を伺いながら話してるけど、キミならわかるでしょ?ボクがすぐ気づいちゃうことも。だからここで苗木クンにかけたんでしょ?

    ボクの前置きはそろそろ置いといて…結論から言うとボクはどうやら、言葉が発せなくなったらしい。



    ***

    日向クン達の会話を聞きながら気づいたこと。自分が声を発せない状態だと把握した。それから、話し声を聞いてるうちに目が覚めてきたこと。
    「しばらくは黙食かあ」
    丁寧に手を合わせた、いただきますのポーズ。高校生の頃から、やや渋い癖があるのは変わっていない。
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    h‘|ッЛ

    PAST風間トオルがデレないと出れない部屋

    ⚠️アテンション
    ・未来パロ(17歳、高2)
    ・しん風
    ・中学から付き合ってるしん風
    ・以前高1の頃○○しないと出れない部屋にて初体験は終えている。(いつか書くし描く)
    ・部屋は意志を持ってます
    ・部屋目線メイン
    ・ほぼ会話文

    ・過去にTwitterにて投稿済のもの+α
    『風間トオルがデレないと出れない部屋』

    kz「...」
    sn「...oh......寒っ...」
    kz「...お前、ダジャレって思ったろ...」
    sn「ヤレヤレ...ほんとセンスの塊もないですなぁ」
    kz「それを言うなら、センスの欠片もない、だろ!」
    sn「そーともゆーハウアーユ〜」
    kz「はぁ...前の部屋は最悪な課題だったけど、今回のは簡単だな、さっさと出よう...」

    sn「.........え???;」

    kz「なんだよその目は(睨✧︎)」

    sn「風間くんがデレるなんて、ベンチがひっくり返ってもありえないゾ...」
    kz「それを言うなら、天地がひっくり返ってもありえない!...って、そんなわけないだろ!!ボクだってな!やればできるんだよ!」

    sn「えぇ...;」

    kz「(ボクがどれだけアニメで知識を得てると思ってんだ...(ボソッ))」
    kz「...セリフ考える。そこにベッドがあるし座って待ってろよ...、ん?ベッド?」
    sn「ホウホウ、やることはひとつですな」
    kz「やらない」
    sn「オラ何とまでは言ってないゾ?」
    kz「やらない」
    sn「そう言わず〜」
    kz「やら 2442

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    ふづき

    PAST⚡🐍⚡
    雷がモチーフのせべくんが雷苦手だったらかわいいねっていう幻覚(微シルセベ)
    昼休みが終わり最初の授業は2年生と合同の体力育成。他寮の先輩と組むようにという先生の指示に周りを見渡せば、ちょうどスカラビア寮の副寮長と目があった。知らない仲でも無く相手もこちらに向かってきた。断る理由もないため喜んでペアを組ませてもらうことにした。
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    降ってきたか、早く屋内へ、様々な声が飛び交う中、足が地についたことに安堵しつい座り込んでしまった。強さを増した雨の音に、そういえば体が濡れていないことに気付き顔を上げれば、おそらく防御魔法を使っているであろうジャミル先輩が覗き込んでいた。
    「君は、雷が苦手なのか?」
    「……茨の谷の出身だというのに、情けないだ 902