ベッドシーツの上で 本が落ちベッドに沈み込むとギノは何もかもが終わったようなこれから始まるような顔をしたので俺はなんなら自分のペースで始めてやると彼の長い髪を掴んでベッドに押し倒しばたつく彼の唇に自分のそれを重ねたもののギノはすぐに寝るのは嫌だったのかたいそう暴れて俺の腹を蹴り俺がそれに反応するととても楽しそうに笑って本が散らばるベッドの上で俺の腰に足を絡めゆっくりと腰を揺らし始めあぁこうやって始めるつもりなのだと思った俺は彼が笑っているのを確認してきつく抱きしめあご裏をじゅぶじゅぶとしゃぶり始めたが彼はそれが気に入らなかったのか切長の青い目で俺の頬をなぞり俺の脇腹を足で突き俺を押し倒そうとしたもののそんなのにやられる男でも俺はなかったから俺は何度も何度もキスをして彼が俺に身体を委ねるのを待ちつつことを前にベッドシーツの上でじっくりと進めていった。