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    p19691110e

    @p19691110e

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    p19691110e

    MAIKING書きたいところだけ
    ・一般人パロ
    ・同居してる
    ・距離感近い
    キースとヴィクター「………暇だな」
    「そうですね」
    「…天気いいよなぁ」
    「そうですね」

    リビングにあるソファに座って文庫本を読むヴィクターの膝に頭を乗せてただテレビをぼーっと見ているオレ。一緒に住むようになってから、オレが二日酔いの日のお決まりの構図だった。受け答えはあるものの、小説に集中しているのか全部返しが「そうですね」になっている。前に指摘したら、「…善処します」と渋々といった顔で聞き入れてくれたみたいだったけど、結局それは変わらないらしい。
    同じ大学だったヴィクターと出会ったのは入学式の日。サボるか悩んで講堂の近くのベンチにいるときに、白衣を着たヴィクターが物陰にうずくまっているのを見つけた。何してんだ?と声をかけると、驚く様子もなく「観察をしています」と、アリの行列を指さした。アリたちは大きな何かを運んでいるようだった。そのあと、特に縁もなく、春が終わって1年目の夏休み前。新歓で散々飲み酔い潰れたオレを道端で見つけたヴィクターが、オレを家に連れ帰ったらしい。ヴィクター曰く、「絡まれて離れてくれなかったので致し方なく、です」とのことだった。因みに起きた時はパンイチだった。服はヴィクターが全部拾ってくれて洗濯までしてくれていた。
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