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    yuu

    @HTgZRAviuqDXglC

    @HTgZRAviuqDXglCです。
    支部で投稿しているもののメモ書きや、ボツになったものなど投稿していくつもりです。
    よろしくお願いします。

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    yuu

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    支部に開けることのない小説をここに投稿しようと思います。
    良かったら見てください。

    最近見た、BL漫画の話で、めちゃくちゃかわいいって思ったから、自分推しカプにもこんなシーンがあればと思い書いてみたもの。
    注意
    ・影日
    ・年齢操作

    #影日
    settingSun

    青春「影山ァ!」

    (なんで……)

    「待ちなさい!」

    (アイツに……あのチビに……!)

    「コラァ!」

    (追いかけられてんだ!?)

    影山飛雄。その名を知らない奴は学校にはいない。バレー部に所属している天才セッターと呼ばれている俺だが。その天才故に、周りからは嫉妬されることが多い……

    「てめぇ、なんで後輩がでしゃばってんだよ?」

    (うるせぇ……)

    「いいよな、天才は……」

    (うるせぇ)

    「影山くん、君みんなと合わせる気はあるのかい?」

    (うるせぇ!!)

    うんざりだった。毎度毎度、俺がどんな努力をしてここまでバレーをしてきたのか知らないくせに、周りの奴らは出しゃばるな、もっと上手くやれるそんなばかり!
    だから、1年の終わり……

    「はぁ、はぁ……」

    俺は、上級生の奴らを殴って停学処分を受けた。
    何もかもが耐えられなかった。自分を評価してくれるやつは誰もいない。
    誰も、俺自身を見てくれない。
    2年の春には、周りの噂の標的になり誰も近づかなかった。友だと思っていたやつも次第に離れていった。
    部活は、停部の期限は切れたがどうも行く気になれなかった。
    あれから、ボールには触っていない。
    あれだけ、綺麗に手入れをしてきた手は、もうセッターの手ではなく時たま訪れる不良どもを一掃する目的となっていた……

    月日は流れて3年の春
    今日も、授業をバックれて帰ろうとした……が

    「影山ァ!」

    何故か今俺は、オレンジ頭のチビに追いかけられている。
    もう一度言う、スーツ姿のオレンジ頭のチビが俺の後ろを猛ダッシュで追いかけている。

    「なんなんだこいつ!?」

    俺は、路地に入り目の前にあるフェンスを飛び越えた。あの身長ならこの高さのフェンスは飛び越えられないは……

    「よっと!」

    「は?」

    その姿は、一言で言って綺麗だった。
    チビとは思えないほどの脚力。自分の身長よりも倍あるであろうフェンスを軽々と超え……

    「あ?!」

    「うぇ!?やば!どいてどいて!」

    「はぁ!?グエッ!」

    チビの姿に見惚れていた俺は、たまたまそいつの落下地点にいて気がつけば避けることなんて出来なかった。

    「痛たたたっ!影山大丈夫か?」

    「っ!何すんだボケェ!」

    「はぁ?!先生にその言い草はないだろ!」

    「っ!?先生?」

    「おう、紹介し忘れてたな!今日からバレー部の顧問になった日向だ!よろしくな!影山!」

    「は……はぁ!?」



    これは、高校生活最後の年。新任の先生と生徒が過ごす青春溢れる1年の物語。
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    ❤💖
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    MEMO純黒を見ていて思いつき。もし【迂闊に~】女主が巻き込まれたら。

    【迂闊に~】が書き進められていって程よいタイミングでこの続き書けたらいいなぁ……
    【迂闊に~】もし純黒に巻き込まれたら【悲報】友達に貸した“新宿500 え 68-29”ナンバーの赤い軽自動車、首都高速道路11号線を走っている際に赤・白・紺の三車種によるカーチェイスに巻き込まれ空高く宙を舞い大破のち爆発炎上※なお、友達と同乗者は奇跡的な生還を遂げる【アッ察し案件】


    何を言っているのかわからないだろう。私も最初は何度も聞き直した。そして(あっ……あーーー!あれか!!友よ、よくぞ生きて帰ってきた!!!)と、こんな間接的な巻き込まれ方するのかと内心動揺を隠せない。この時に頭をよぎったのは、ただただ傍迷惑なカーチェイスシーンである。私は自分の車を持っているが、その貸した赤い車は最近になりお菓子の丸星社長から「あの赤い軽自動車、新しいの買うから好きに使いなよ!」と社長名義のまま自由に使わせてもらっていたやつだ……ニュースや新聞記事に大きく載るくらいの大事故に巻き込まれた私の友達は幸い爆発前にどうにか逃げのびる事が出来た。事故後にすぐ連絡が来て搬送先へ駆けつければ、ベッドに横たわる友達はクワッと目をかっぴらいて「いつも借りるときはクッッッッッソ邪魔だと思っていたけど!!!後部座席に山ほどぬいぐるみ乗せておいてくれてありがとう!!!」と滝のような涙を流しながら感謝してくる。ぬいぐるみは好きだが、引っ越した後からずっと段ボールに詰めっぱなしだったのをここぞとばかりに赤い車に乗せまくったのが功を成したらしい。友達と同乗者は柔らかなぬいぐるみ達によって衝撃を吸収され奇跡的な生還を遂げたのだ。だから車と共に爆発炎上したぬいぐるみ達に未練は全く無いし、むしろ人の命と天秤に掛けたら大儲けなくらい。そして友達は言う。「赤のマスタングと白のRX-7と紺のΩは今後何があろうと絶対借りない。絶対だ」らしい。大丈夫だ、今の世の中は丸っこい小さな車体が人気で新発売する物もそのフォルムばかりだし、古かったりもしくは車体のゴツいその車種達ならばそう巡り合わないと思うから。それよりもこんな大事件に巻き込まれながら車にトラウマを持たず、いまだ運転する意欲があるのすげぇよ。流石は私の友達である。
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