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    pagupagu14

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    pagupagu14

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    セナ様の掌の上/カムユウ+セナ(パラツー)
    カムユウ前提のセナとユウキとカムイのお話。カムイとセナ双子の姉弟設定のお話です。双子設定時空はお姉ちゃんしてそうでセナ様良い…なんかよくある女子校のあれてきなやつをさせたやつです(蝶々事件であったやつ的なの)

    #ParadigmParadox
    #パラツー
    para2
    #カムユウ
    wildYam
    #セナ
    senna.

    セナ様の掌の上 「ユウキ、ちょっと待って」
    「え?」
    「はい、そのまましゃんとして」
    セナに言われるがまま背筋を伸ばせば目の前のセナはくすくすとおかしそうに笑った。
    「いえ、あなたがとても緊張しているみたいだから」
    「う…」
    だってセナからいい匂いがするから、とも。好きな人にセナがとてもよく似ているから、とも言えず顔を赤くしながら黙れば変わらずセナは笑った。
    「タイが曲がっていたわよ、ユウキ」
    「あ、ありがとう…!」
    そのことがまた恥ずかしく顔を赤くすれば慈しむような目でこちらを見つめ、セナは私の鼻の頭をちょんと押した。不思議に思っていると周りの視線が向けられていることに気づき、そしてタイをなおしてもらうという意味にハッとする。
    「将来的にあなたは私の義妹になるんだし、今更姉妹の関係になってもおかしなことは何一つないと思うけれど?」
    その言葉に、全てお見通しとでも言うようなセナの笑顔にますます私の顔は赤く染まっていったーー。
    ***
    「ずるいずるいずるい!セナだけずるいよ〜!」
    「学校の制度ですもの。仕方ないことですわ」
    「満更でもないくせに…」
    「ふふ」
    セナとカムイ、栖原双子の定期的に開催されるお茶会にてユウキとのことを自慢されたカムイは羨ましがっていた。
    「というか、このことを羨ましがるくらいならもっと進展でもしなさないさ」
    「うぐっ」
    「キスの一つもまともに出来ないくせに…」
    「うぐぐっ…」
    ぐうの音も出ない言葉に徐々に意気消沈していくカムイ。それを見てセナはくすくすと笑いそしてスコーンを口にする。
    (本当、カムイといいユウキといい…揶揄いがいのあること)
    セナに翻弄されていることにも気づかずカムイは百面相をし、そして噂されユウキは一人くしゃみをした。
    -Fin-
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    pagupagu14

    DONE心模様は晴れ模様/日ユウ(パラツー)
    日向ってああなってああなるわけやから(本編)うなされたりしてそうだなとか誰かに自分を害されると勘違いして襲いかけるみたいなの書きたくてこうなった。私も日向もユウキちゃんにひどいことできねえよ…
    心模様は晴れ模様 これは夢だ。
    俺一人に押し付けて逃げたあいつらも。嬉々として俺をいびるあいつらの姿も、全て全て夢である。そのことを自分自身理解しているはずなのに、頭の中では分かっているはずなのにいつものように、再放送のアニメのように流れ続ける夢に【あいつ】がいてもなお俺はまだこの悪夢にうなされ続けるのかと嫌気がさすものだった。
     「ッッッッ??!!」
    目を覚ます。飛び起きるのはいつものことだったがいつもと違うのは寝ぼけていたのか、防衛本能からか俺がユウキのことを押し倒してしまっていたこと。
    「…ユウキ?」
    「お、おはよう…日向…」
    あはは、と苦笑いを浮かべつつもユウキは顔を赤く染めていた。鼻さえくっついてしまいそうな距離に思わず飛び退くと少し残念そうな顔をユウキはしていた。身体は離したもののしっかりとユウキから握られていて不思議に思っているとユウキがわけを語った。
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