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    pagupagu14

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    七夕の日に秘めた願いを/カムユウ(パラツー)
    大団円エンド後の両片思いカムユウの七夕です。両片思いがほんと似合うねカムユウは…

    #paradigmparadox
    #パラツー
    para2
    #カムユウ
    wildYam

    七夕の日に秘めた願いを 「僕、七夕なんて初めてしたよ!願い事を書いて括るなんです変なお祭り」
    「変なって…そういう風習だからなぁ…」
    「ふふ、でも楽しいよね?雪波」
    「うん!」
    Θにて、伊吹、雪波、日向そしてリョウまでも加えてユウキたちは七夕パーティーをしていた。こんな大勢で七夕パーティーをするなんて初めてで昨日から浮き足立ってしまっていたユウキはにこにこと笑って皆の様子を眺めていた。
    「楽しそうだね、ユウキちゃん」
    「わっ…栖原先輩…!」
    「あはは、ごめんごめん。驚かせちゃった?」
    「あ、いえ…私が考え事してただけなので…」
    「考え事?」
    「はい。まあ、考え事っていうか…楽しいなって、そう…思ってたんです」
    恥ずかしそうに笑うユウキにカムイは笑みを返す。
    「それならオレも一緒だ。オレもすっごく楽しい!こんな大人数で楽しめるのも滅多にないしさ」
    「そ、そうですよね!?」
    「うんうん」
    同じ気持ちであることが嬉しく思わず前のめりになるユウキにカムイは笑みを返す。
    「…で、ユウキちゃんは短冊にお願いはもう書いた?」
    「はい、勿論…吊るすのはまだですけど」
    「ならオレと一緒だ」
    そう言ってカムイは嬉しそうにまた笑い、それが嬉しくなってユウキも同じように笑った。
    「ユウキちゃんは何書いたの?」
    「な、内緒です!」
    思わず隠すユウキにカムイは困ったように笑う。
    「そう言われると気になるけど…それくらいユウキちゃんが叶えたいお願いってことだよね?」
    「…はい」
    「叶うといいね」
    「栖原先輩こそ」
    そう言って背を向けて二人は笹に短冊を吊るしていく。
    (栖原先輩と結ばれますように)
    (ユウキちゃんに告白する勇気が持てますように)
    そんな健気な願いは晴れた七夕の日、天の川の下そよそよと風に揺られ空へと届いていくだろう。
    -Fin-
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    pagupagu14

    DONE心模様は晴れ模様/日ユウ(パラツー)
    日向ってああなってああなるわけやから(本編)うなされたりしてそうだなとか誰かに自分を害されると勘違いして襲いかけるみたいなの書きたくてこうなった。私も日向もユウキちゃんにひどいことできねえよ…
    心模様は晴れ模様 これは夢だ。
    俺一人に押し付けて逃げたあいつらも。嬉々として俺をいびるあいつらの姿も、全て全て夢である。そのことを自分自身理解しているはずなのに、頭の中では分かっているはずなのにいつものように、再放送のアニメのように流れ続ける夢に【あいつ】がいてもなお俺はまだこの悪夢にうなされ続けるのかと嫌気がさすものだった。
     「ッッッッ??!!」
    目を覚ます。飛び起きるのはいつものことだったがいつもと違うのは寝ぼけていたのか、防衛本能からか俺がユウキのことを押し倒してしまっていたこと。
    「…ユウキ?」
    「お、おはよう…日向…」
    あはは、と苦笑いを浮かべつつもユウキは顔を赤く染めていた。鼻さえくっついてしまいそうな距離に思わず飛び退くと少し残念そうな顔をユウキはしていた。身体は離したもののしっかりとユウキから握られていて不思議に思っているとユウキがわけを語った。
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