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    pagupagu14

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    pagupagu14

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    【栖原カムイHBSS】ショコラの約束/カムユウ(パラツー)
    一月中ならセーフってことでカムイ誕生日おめでとう記念のやつですがお祝い的なのはネタ切れしてきたので来月のVDに向けてのお話です。続きはVD当日か二月に上げるかも

    #ParadigmParadox
    #パラツー
    para2
    #カムユウ
    wildYam

    【栖原カムイHBSS】ショコラの約束 「ユウキちゃんって男の人から貰うチョコってどう思う?」
    「どうって……」
    そわそわとした様子で聞かれてユウキはあることに思い付き笑みを浮かべた。
    「嬉しいですよ」
    「ほ、本当?」
    「本当です」
    「じゃあ、手作りは?」
    「嬉しいですよ。特に好きな人からは」
    「す、好きな人……」
    沈みそうになる様子を見て思わずユウキは肩を竦めた。
    (その【好きな人】が私であることには思い至らないんだなあ、先輩は)
    と呆れつつもユウキは隣のカムイの顔を見上げた。
    「え、えっとじゃあ…ど、どういうのが好きとか嬉しいとかある?」
    「…焼き菓子の方が好きかもです」
    「焼き菓子っていうと…」
    「ブラウニーとか、ガトーショコラとか?」
    「なるほど…お、オレ!頑張るね!」
    拳を握りしめて言うバレバレな姿にユウキは必死に笑みを隠した。
    「栖原先輩はどんなのが嬉しいですか?」
    「えっ、俺!?」
    「はい。やっぱり抹茶味とかですか?」
    「まあ、確かに嬉しいかも…お菓子でもよく抹茶アイスとか、抹茶シフォンとかついつい手に取ったりするかなあ」
    「ふふ、ありがとうございます。当日楽しみにしててくださいね?」
    「…エッ?!」
    「それとも一緒に作ります?」
    「えっ、えっと…えと……」
    顔を真っ赤にして返答に迷っているカムイを見てユウキはいたずらっぽく笑った。
    「私はどっちでもいいですよ?でも一緒に作ったら楽しいだろうなって思います」
    「……ユウキちゃん、オレで遊んでない?」
    ジト目で見るカムイに「バレました?」と言って小さくユウキは舌を出した。
    「も、もう!」
    「あははっ…それで、どうします?」
    「えっと、それは…」
    うーん、うーんとサプライズしたい気持ちとユウキと一緒にいたい気持ちを天秤にかけそして「一緒に作る方で……」と項垂れながら言った。
    「やった!嬉しいです!」
    「わわっ!?」
    急に手を繋がれて顔を真っ赤にするカムイにおかしそうにユウキは笑いそしてそのまま走って寮の前まで下校を楽しむのだった。
    -Fin-
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    pagupagu14

    DONE心模様は晴れ模様/日ユウ(パラツー)
    日向ってああなってああなるわけやから(本編)うなされたりしてそうだなとか誰かに自分を害されると勘違いして襲いかけるみたいなの書きたくてこうなった。私も日向もユウキちゃんにひどいことできねえよ…
    心模様は晴れ模様 これは夢だ。
    俺一人に押し付けて逃げたあいつらも。嬉々として俺をいびるあいつらの姿も、全て全て夢である。そのことを自分自身理解しているはずなのに、頭の中では分かっているはずなのにいつものように、再放送のアニメのように流れ続ける夢に【あいつ】がいてもなお俺はまだこの悪夢にうなされ続けるのかと嫌気がさすものだった。
     「ッッッッ??!!」
    目を覚ます。飛び起きるのはいつものことだったがいつもと違うのは寝ぼけていたのか、防衛本能からか俺がユウキのことを押し倒してしまっていたこと。
    「…ユウキ?」
    「お、おはよう…日向…」
    あはは、と苦笑いを浮かべつつもユウキは顔を赤く染めていた。鼻さえくっついてしまいそうな距離に思わず飛び退くと少し残念そうな顔をユウキはしていた。身体は離したもののしっかりとユウキから握られていて不思議に思っているとユウキがわけを語った。
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