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    now_or_lever

    @now_or_lever 思いつくまま短文を投げていきます。

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    now_or_lever

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    出来れば拙作『おわりと始まり』読了後お読みください。

    hdsお兄様がどういう感情で7回戦に臨んでるのかな、その心情を現時点で自分が持ってる情報から組み立てたものです。なおショタ海神はただの私の願望です。
    TLに流した通り、元々のキッカケはフォロイーさんの素敵なpsちゃんハグアタックツイートからです。私はhdsお兄様にpsの誇りを守る、の他に、弟たちの生きた証を守るプレッシャーみたいなものを勝手に感じています。このままだとadmsを居なかったことにしたpsに自分の行いが返ってきてしまう。adms殺しをhdsがどう思っていたかは今のところ本編回想待ちですが、どんな感情を持っていてもそれを含めてありのまま受け入れてそうだなと言う印象です。積極的肯定も否定もしない、出来ない。二柱とも、弟としても、神としても尊重しているから(という妄想)
    仮にですが、万が一hds様が敗退した場合、末弟には子ども時代のpsやadmsの記憶が無いため、全知全能とは言え無いものを語ることは出来ず、この世界から「身内から見た弟たち」が消えてしまうな、じゃあadms亡き今、幼いpsを知るhds様がこの世界で最後の砦なのかなと薄らと思ってはいたのです。例のハグアタックツイートを見て、その辺りの、hds様がadmsやpsの兄として抱えてる思いを7回戦にぶつける直前の様を拙いながら文章に出来たらな、とぽちぽち書き溜めていました。カラーリング発表で爆発してTLに勢いで流してしまいましたが、温かく迎えてくださりありがとうございます。
    自分で書いておきながらなんですが、psちゃがもしhdsが自分のためにラグナロク出場するのを知ることが出来たら、どんな気持ちになるかがまだ私の中で整理出来てないんですよね…なので今のところこの話のps視点を小説の形で書く予定は無いのですが、過去回想でps側の思いを補足出来るような情報がお出しされたら掌返しするかもしれませんえへへ

    *四兄弟のお母様の描写が本編に無いので、hds様に母性的なものを重ねてしまっている自覚はあります
    *psが高い高いが好きだったのは、兄と近い目線になれるから、ですかね…色んな意味で
    *高い高いのシーン、本当は花壇に囲まれた城の中庭のど真ん中でくるくる回りながらメルヘンにしたかったのですが、絵面を派手にしてかつコンパクトに収める力が無く泣く泣くカットしました。誰か描いて←
    *作品タイトルに軽く込めた意味はあるのですが恥ずかしいので伏せさせてください…
    *お時間のある方はsee●saw様の『君は僕に似ている』を聴いてみてください…作者としては読了後の方が良いかなと思いますが有名な曲ですし皆様のお好みで…

    ここまでお読みくださりありがとうございます。ぶっちゃけ私の小説より上記の曲聴いていただく方が伝わるモノもあるような気はします…が、お時間使ってご覧頂いてる読者の皆様には感謝しかありません。RT後のコメント、いつも楽しく拝見しています。
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    now_or_lever

    DONE「御不満ですか?」を題材としたゼウハデ…の筈だったものです。最近の本誌の次男(ネタバレ無し)が好きでつい書いてしまった。末っ子と次男のお話です。兄弟絡みの話はなんぼあっても良いですからね。
    御不満ですか?「こんなときまで兄貴面するんじゃねえよ」
    若気の至りの項目に例文で載るほどの暴挙。直情的な次兄は殴りかかってきた。すぐ上の兄は背筋が凍るほど冷ややかな目を向けてきた。そんな弟たちを静観していた当の長兄は、少しも心乱さずやれやれと肩をすくめていた。

    あれからどれほどの時が経っただろう。
    「やっぱワシ、お兄ちゃんの弟で良かったんだわ」
    「今更かよてめえ」
    椅子が四脚あるテーブルにて、老いた末の弟と機械の体になった次兄が向かい合っていた。向かい合っていた、とすると若干の語弊がある。次兄はテーブルに向かわず明後日の方向を見ていたし、末の弟は持っていたティーカップに視線を落としていた。最終闘争も終結し、もう誰も座ることのないその二脚の椅子に視線を移す。瞼を閉じると「困ったヤツだ」と言いながらも微笑む長兄と凪いだ海のように静かなすぐ上の兄が瞼の裏に浮かぶ。今まさに茶を入れて皆で飲んでいるかのごとく。実際成神してからそのような雰囲気で兄弟全員がただの食卓を囲むことなど数えるほどしか無かったというのに、こんなときに限って記憶は鮮明に戻ってくるのだ。末弟は己のデキた脳味噌を少しばかり疎ましく思った。
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    now_or_lever

    DONE駄菓子屋パロ時空のこじポセです。薄ら両片思い。オリジナル要素が強いので粗筋(https://poipiku.com/3772614/6683664.html)を先にお読みの上お楽しみください。
    それはテーブルの上の二つの麦茶がすっかりぬるくなってしまった頃。

    「坊ちゃんは紙風船で遊んだことはあるかい?」
    盆休みは流石に店を閉めているだろうな、そう思いつつもつい足を運んでしまったいつもの駄菓子屋で、彼にそう問われた。今は夏休みで帰省しているが、急ぎ実家で済ませたい用事が片付いたので散歩がてら立ち寄った。オーナーと将棋に興じつつ奥の座敷で店番をしていた彼と話して小一時間。口下手の自分が提供出来る話題に限界を感じ始め、名残惜しいがそろそろ腰を上げようとしていた矢先の質問だった。
    「存在は知っています…本で…」
    嘘ではない。子どもの頃確か図鑑か何かで見た筈だ。昔の玩具がフルカラーで掲載されたページに、平らに畳まれた状態と、空気で膨らませた姿とを両方目にした記憶がある。自分が実際触ったことのある玩具と言えば、外国のメーカーの、どちらかというと高価な部類に入る知育玩具だった。幼過ぎて脳に残っていないだけかも知れないが、思い返してみても確か弟のおもちゃ箱には紙製のボールは無かった。普通のゴム風船なら腐るほど見たが。
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