依存癖「…あんたは!なんでいつもいつもこう考えなしに動くんだ!」
「はうぅ……」
常夜灯だけが付いた薄暗いカルデアの廊下をずるずると、テオに引きずられながら進む最中。
先程までのお祭り騒ぎが嘘のように静まり返った廊下は、カルデアの立地も相待って余計に寒々しく感じます。
「ちょっとだけ、…小粋なジョークのつもりだったんですよ?ほんとに…」
ゴッホはこう、せっかくのパーティだし、文字通り花が添えてあったら面白いかなーって思っただけでして。
それが思ったよりてんやわんやになってしまい結果として捕縛されテオに回収されてしまっているわけですが。
「あんたのジョークはつまらないんだよ本質的に」
うう、テオ、辛辣。
でもゴッホは自省できる偉いサーヴァントなので、こういう時はなんていうべきか知っています!
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