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    14februaryyy

    @14februaryyy

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    14februaryyy

    DOODLE響伊
    着物セする響伊ちゃんの導入話
    (※着物セはしません)

    だらだら書いてたら長くなったので、とりまここだけ放出しときます。これの話の先に以前投げた制約付けた話が来ます。
    今回はセッシーンはないです。今後投げるかは未定です。
    『伊織って女王様みたいなとこあるよね』
     そう榊が言っていたのは何時のことだったのか。あまり記憶にないが。確か何かの個展で灰島と組む機会があって、その際によくそうこぼしていた筈だ。
     卒業してしばらく経つが、榊も榊なりに色々なアーティストと組んでいたから、『一級品な皇帝様と組めるなんてラッキー』なんて、最初こそは喜んでいたが。個展の準備が終わる頃には大分げっそりとしていて。なかなかの見物だった。普段はのらりくらりと、どんな相手にも適度な距離感を保ち、余裕綽々を地で行く男でも。灰島伊織という男は鬼門であると知って。──少しだけホッとしたのを覚えている。榊程の男でも振り回されるなら、俺が振り回されるのも仕方がないということだ。……別に、俺が人とうまく関係を構築できないのが原因ってわけじゃない。あいつが規格外なだけだ。そう自分に言い聞かせることが出来るわけだし。──そうだ、俺は悪くない。全部あいつのせいだ。そうやって責任を押しつけて、逃げられる。──そう思っていた。
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    14februaryyy

    MAIKING土斎
    スペース組ネタ
    ※スペ土×斎ではないです
    ※冒頭のみ

    土さん誕生日お祝いに置いときます🎂
    本当は年末にペーパーになる予定だった残骸です。
    これの続きというかオチはあるのですが、間がないので取り敢えずここまで。どっかで形にしたいな~~とは思ってます。
     一瞬、何が起こったのか分からなかった。僕はさっきまで目の前のスマートフォンをいじってた筈で。それ以上でもそれ以下でもなく。ただ目を開けたら、世界が一変していた。それだけで。現代社会に居た筈なのに、気付いたら知らない別世界に居る、とか。そんな小説じゃないんだから。
    「いや、ほんと。どういうこと?」
     眼前に広がる光景に、ただ目を丸くする。

     スマホが光った先で、異世界転生、なんて。とても洒落にはならないんだけど。



     それは本当にいきなりだった。
     特に変わったことがあった訳でもない。例えばこういう場合に(もちろん現実ではなく物語の中での話だが)よくありがちな、スマホ画面に何か変わった表示があったとか、余所見をしていて轢かれそうになったからとか、そういう事象が直前に起こった訳でもなく。ただただ目の前のスマホをいじっていた、それだけだったのに。
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    14februaryyy

    MOURNING切言(アサエミとラス峰)

    何番煎じネタ。多分もうある気がするのですが、
    この間の夏イベの幻覚です。
    /ZeroのドラマCDが下敷きっぽいようなそうでもない話。
    その日、アサシンのエミヤは運命に出会った。──多分。これを本当に運命と呼ぶのならば。
    きっと本人にしたらそんな運命、傍迷惑以外の何物でもなかったことだろう。──いや、しかし。あちらの記憶を持ち得ない彼にとっては、もしかしたら──そんな運命でも、悪くないと思うのかもしれない。


    真夏の邂逅


    北極圏に突如現れた真夏の特異点。アークティック・サマーワールド。
    そのエリアの一つである、エリセランド内のフードコートにて。
    そこで、アサシンのエミヤは一人、一服をとっていた。

    それはまだ、マスター達からは何とも言えない評価にあった激辛メニューが、裏メニューとして復活して人気となる少し前のこと。


    真夏の特異点に赴く際──マスターからの要請がない限り──、エミヤはいつも通り、彼にとっての大切であるらしいとある少女たちの見守りをしていた。それ以外興味も何もなかったし、特に水着を得てはしゃぐ彼女たちを人知れずに守るのは僕の役目だと自負していたからだ。しかしながら、四六時中張り付いているのを彼の息子(義理の)を名乗る赤い弓兵に見つかってしまったが為に。「じいさん、少し休憩してきなよ」と釘を刺され、アサシンのエミヤは仕方なく休息を取るしかなくなったのだった。
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    14februaryyy

    MENUバディコ時空土斎
    冬コミの新刊サンプルです。

    以前べったーにあげてた(現在非公開)ものに色々加筆したものを本にしました。
    中にも記載ありますが、短編集となっております。今回はその中から以前の公開分と土斎っぽいとこを抜き出して載せております。最初の二編が以前公開してたやつです。(この二編のみ全文公開してます)
    〆にコロッケそばを一つ☆注意書き☆
    お酒は節度を守って、適切な飲酒量で!
    酒は飲んでも飲まれるな、です。

    斎藤の一ちゃんが、お酒を飲んでやらかす話が幾つかありますが、お酒を飲んでいても守るべきラインは守りましょう。
    あと、人にお酒の強要は厳禁です。飲み過ぎる前に止めようね!


    ※本作はCBC礼装『バディ・コップ』の先輩後輩が聖杯を追って奮闘する本編の番外編短編集です。
    ※土斎をメインに、バディの後輩君やぐだ鯖達がわちゃわちゃ出てきます。
    ※本編がある体で話が進んでいきますが本編はありません。

    ※実在の人物、団体とは一切関係ありません。ふわっとお読みください。


    本編のない後日談(前)
    さんさんと当たる太陽がまぶしい。
    思わず、一度開けかけた目をきつく閉じ、腕で覆う。ぼんやりと、今は十時くらいだろうかと当たりをつける。
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    14februaryyy

    MOURNINGLB5 ケイアキ(※異のセンセと汎レウス)

    LB5ア…のリコレ開催記念🎉に便乗して、当時もそもそ書いてたケイアキちゃんを供養します。
    気が向いたら、レウス視点も書きたい。そっちにはいっぱいLB5関係者が出てくる予定なので。

    文章内にもありますが、異のセンセと汎レウスなので、そちらが大丈夫な方のみお読みください。また、LB5のネタバレを含みますので、そちらも大丈夫な場合のみお読みください。
    アカイユメ※汎人類史側の記憶を持つ異聞体ローンと持ってるならアポと汎人類史のみ(異聞体時の記憶はなし)のレウスが、センセの家でと同居してて、そのうち恋仲になるかもしれない現パロケイアキです。
    ※なので思いっきりLB5 アトランティスのネタバレに触れてます。
    ※異聞帯ケイローン×汎人類史アキレウスです(大事なことなので2回言う)

    ※以上が大丈夫な方のみお読みいただけますと幸いです。








    沈み行く夕陽に照されて
    白く輝いていた砂浜も
    光り煌めいていた波打ち際の泡も
    今は赤く染められている。

    あの美しかったエメラルドグリーンの海面でさえ
    空の茜色が写ったかのように
    淡く赤色が溶け込んでいて。


    目の前に広がる、赤い、朱い世界。


    その赤を背景に、弓矢にまみれた、
    12018