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    Fuzu

    いどくちゃんのゆるゆるssとかえろいssとか…なんかもうとにかくいどくちゃん書きたいな!いどくちゃんてぇてぇやねハッピー!たまに絵も投げます

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    Fuzu

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    これは確か一般人パロで書こうとしたふぇりるー小説のいちゃいちゃシーン
    前後の内容忘れたから投げちゃう

    #フェリルー
    ferriroux

    なにか 2人でベッドに潜るのにも慣れてきた。フェリシアーノのベッドは男2人で横たわるには少し狭すぎて、ほぼ向かい合って抱き合いながら寝つかねばならない。初夏も近く、密着した体もそろそろ汗ばみそうな時期だが、以前のようにソファを借りて別々に眠るつもりにはなれなかった。
     いつものようにフェリシアーノの体を腕で包みこんで、たわいもない話に時折挟まれるキスを大人しく受けとめる。初めの頃こそ全く慣れなかったものだったが、今となってはさほど動じずにいられるようになった。
    「ルートの目って綺麗だね」
    「……そうか」
    彼の唇から何気なく溢れる口説きにもある程度慣れてきた。いちいち動揺していては身が持たない。
    「あ、信じてないでしょ!」
     膨れっ面をするフェリシアーノを見て、自然と笑みが浮かぶ。
    「俺、本当のことしか言わないんだよ。嘘つくと鼻が伸びちゃうからね」
    「お前はピノキオか」
    そうそう、俺実はピノキオなんだよ、と鼻先をつまんでふふんと笑う。呆れて顔を背けようとした俺の顎をそっと両手で捕まえて、目の前に持ってくる。柔らかな光を宿すアンバーの瞳にじっと見つめられ、一瞬息が詰まる。
    「お前の目って夏の海みたいにさっぱり透き通ってて、その光を集めてそのまま宝石にしたみたい。俺が今まで描いてきたどんな水面よりも、どんな高価な宝石よりもきらきらしてる。きっと神様が世界の綺麗な光だけかき集めて作ってくれたんだよ。そんで、俺は美しいお前を描いて世界に遺すために使わされたんだ」
    「やめろ小っ恥ずかしい」
    あまりの恥ずかしさに背筋がもぞもぞする。よくもまあ、そんな歯の浮いた言葉をすらすらと。
    「なんでだよ〜。あっほら見て、俺の鼻そのままでしょ?」
    「……馬鹿らしい」
    悪態を吐く俺をあやすように、眉間にキスを落とす。さらにシワが寄るのを感じた。
    「ヴェ〜そんな怖い顔しないでよぅ」
    「お前が変なこと言うからだ」
    「だからほんとなんだって」
    にへらにへらと締まりのない笑い声を上げながら、額に、頬に、ちゅっちゅっとキスの雨を降らす。
    「お前の考えることはよくわからない」
    「俺はずっとお前のことしか考えてないよ?」
    「馬鹿、真面目に会話をしろ」
    当たり前のように発せられた愛の告白に勝手にどぎまぎしてしまう。
    「俺は至って真面目だよ〜」
    軽やかに笑いながら体に腕を絡めてくる。
    「あと、俺は多分お前が思ってる何十倍もお前のことが大好きだよ」
    「口だけは達者だな」
    「口だけ〜?」
    「よく女性に声をかけているだろう」
    「だって女の子には声かけなきゃだもん」
    きょとんと不思議そうな顔をするのを見て、これは価値観の違いだと諦めることにした。
    「ルート、俺ね、お前とこうして抱き合ってるだけで天国いっちゃいそうなくらい幸せなんだ」
    眉間にそっとキスを落とされる。
    「確かに色んな子に口説いてるけどさ、こうやって触るのは世界でお前だけだよ」
    今度はキスを唇に受け、そのままの状態で優しく肩を押されて仰向けにさせられる。唇がほんの少しだけ離れる。目と目の間は3cmもない。心拍数が勝手に上昇していく。
    「愛してるよ、ルート」
     そのシンプルな言葉に、顔がみるみる熱くなっていくのを感じた。
    「ね、分かってくれた? もっかい言ったほうがいい?」
    「いやいい、十分に分かった!! ……疑うようなことを言ってすまなかった」
    「いいんだよ、俺の愛しいバンビーノ!」
    「だからそういうのはやめろ!!」
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    Fuzu

    DOODLEふぇりるーちゅっちゅ「今日の会議でほとんど居眠りしていた割には随分と眠そう顔つきだな」
    「夜になったら眠くなるのは健康の証なんだって」
    「大体お前はいつも寝過ぎなんだ、それに会議は昼寝のための時間じゃないだろう。いくら不毛な議論だったとしても出席した以上真面目に参加するというのが……」
     ルートがお説教モードに入ると俺は自然とルートの横顔を眺めるモードに入ってしまう。寝る前のこの時間は特に。
     呆れと諦めの混じった表情。丁寧に動く綺麗な唇。言葉の節々で浮き沈みする大きな喉仏。常夜灯の光を浮かばせる健康そうな瞳。眉間に寄りがちな眉毛。平たくていかにも硬そうな頬。顔の動きに伴って時折はらりと額から耳の辺りへ流れるブロンドの短髪。夜だけは下されている前髪がいつものあの堅い印象を少し和らげて、年相応な雰囲気を作っている。オールバックにしてガッツリ仕事モードになってる普段のルートもかっこいいけど、泊まった日にだけ見れる生活感いっぱいのルートも好き。
     天井を向いていたルートの顔が不機嫌そうにこちらに向いた。あ、眉間めっちゃ寄ってる。
    「こら、ちゃんと話を聞け!」
    「きいてるよ〜」
    「絶対聞いてないだろ。大体お前はそ 1085

    Fuzu

    DOODLE休日朝にいちゃつくいどくちゃんです
    相変わらずちゅっちゅさせております
    筋肉質な腕の重みを感じながら、カーテンの隙間から差す白い陽光に目を覚ました。ルートの温かい体に包まれてぐっすり快適に眠っていたようだ。彼の腕をあまり動かさないようにぐっと首だけ回して、背後の壁に掛かっている時計の方へなんとか顔を向ける。時計の針はちょうど10時を指していた。
    普段ならベッドには俺だけ取り残されて、一緒に寝ていたルートはベッドの外で色々な用事を済ませている頃だけど、今日はまだ2人ともベッドの中にいた。たまにベッドから降りないで本を読んだりしながら俺が起きるのを待ってくれる日もあるけど、今日のルートはまだすやすや眠っていて、珍しいことに俺の方が早起きだった。昨日は疲れちゃったのかな、と穏やかな寝息を立てて眠っている彼の頭を優しく撫でる。
     触り心地のよいその金色の絹糸からそっと1束だけ掬って、背後から差す清廉な白い光に透かしてみる。きらきらと光りながら、指先から滑るように1本1本ぱらりぱらりと落ちていく。ああ、やっぱり綺麗だな。空になった手で頭を撫でながら、滅多に拝めない貴重な寝顔をじっと見つめる。普段は顔をじっと見つめようとすると顔を背けられがちだから、なんだか新鮮な気持 872

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