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    巨大な石の顔

    2022.6.1 Pixivから移転しました。魔道祖師の同人作品をあげていきます。

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    巨大な石の顔

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    今日中国語教室で中国人の先生から聞いた衝撃的な現代中国の大学入試事情について記します。
    魔道祖師でどうしてあんな壮絶な身分社会が描かれているのかおぼろげながら理解できた話だったので魔道祖師沼の方にシェアしたい思います。

    注意点として、私の聞き間違いや勘違いも十分あるので、あくまで信憑性はうわさ話程度に留めてくださると幸いです。

    #魔道祖師
    GrandmasterOfDemonicCultivation
    #現代中国事情
    modernChinaMatters

    現代中国の大学入試事情今日は中国で日本でいうセンター試験、考高がありました。
    中国の大学入試はこのセンター試験だけ。二次試験はありません。
    人口のこと考えるとそうなるよなと思います。去年は1100万人が受験。
    自己採点して三つの希望の大学に申し込めるそうです。上から一流二流三流の大学。一流に落ちたら即二流の大学行きに、そして大学に入れなかったら即ブルーワーカーで一生低賃金の未来になってしまうそうです。大学に行ってない日本の職人さんは車や家買えてるけど中国は買えない様子です。
    お子さんの受験の応援に当たってお母さんが勝利を意味する赤い色のチャイナドレスを着る習慣があるとか。
    微笑ましい習慣ですが、入試でほぼ自分の社会階層が決まってしまうのかと震えあがりました。

    推薦入試もあってそれで大学に入る人は本当に優秀な人だそうです。むしろ考高で入ったというのは格落ちとのこと。大学側から優秀な学生をスカウトしにいくらしく、もしその一度の推薦入試で失敗しても救済措置をはかってなるべく入学させようとするみたいです。
    江パパが浮浪児になった魏無羨を迎えに行ったエピを想起しました。蔵色散人と魏長沢の子であればきっと優秀な子だというのも見込んで彼を拾ったのではないでしょうか。
    魏無羨はきっと推薦入試で一流大に入る子で、江澄は考高で入る子だろうなと先生からお話を伺いながら現代auも妄想しました。

    また以前に先生から聞いた話として、たとえば雲深不知処大学に入学するにあたって姑蘇出身の子は減点されないけど夷陵出身の子は地方出身というだけで数十点マイナスされます。地方から都市部への人の移動を防ぐ狙いがあるみたいですね。必然的に地方の人が低収入になるシステムになっています。

    中国では月収1000元以下、日本円で2万円以下の人が6億人もいるそうです。中国には固定資産税などはなく、日本ほど課税制度がないので豊かな人がどんどん豊かになる仕組みです。だからか中流層は少ないそうです。
    三年前に中国旅行したとき中国人のガイドさんに日本は格差があまりなくていい国だと言われたのを思い出しました。
    このとき中国の辺境に暮らす少数民族の村を訪問したのですが、トイレはホースで流す方式かほぼゴミだめ。住民の方々は薪と電気コンロのローテクとハイテクの両刀で料理を作っていました。豚を家のトイレのそばまたは家の敷地で飼っていて村の広場で解体してました。この辺の人たちの移動手段は車ではなくだいたい電気バイク。住んでいるのは日本の田舎にもあるようなコンクリートの家が多かったです。少数民族の人は往往にして地方にいるので必然的に貧困層になるようです。

    現実の中国に存在している強烈な格差が、魔道祖師で描かれている壮絶な身分社会を裏打ちしている、作者さんがためらいなくあの差別構造を描いている要因ではないだろうかと思いました。みようによっては魔道祖師は藍忘機という王子様に迎えに来てもらった魏無羨のシンデレラストーリーとも言えるかもしれません。







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    DONE現代AU
    ツイスターゲームをしようとする付き合い立て曦澄。
     確かに、藍曦臣があげた項目の中に「これ」はあった。そして自分もしたことがないと確かに頷いた。
     ただ、あまりその時は話を聞けていなかったのだ。仕方がないだろう?
     付き合い始めて一か月と少し。手は握るが、キスは付き合う前に事故でしたきりでそれ以上のことはしていない。そんな状態で、泊まりで家に誘われたのだ。色々と意識がとんでも仕方がないではないか。もしもきちんと理解していれば、あの時断ったはずだ。十日前の自分を殴りたい。
     江澄は目の前に広がる光景に対して、胸中で自分自身に言い訳をする。
     いっそ手の込んだ、藍曦臣によるからかいだと思いたい。
     なんならドッキリと称して隣の部屋から恥知らず共が躍り出てきてもいい。むしろその方が怒りを奴らに向けられる。期待を込めて閉まった扉を睨みつけた。
     だが、藍曦臣が江澄を揶揄することもないし、隣の部屋に人が隠れている気配だってない。いたって本気なのだ、この人は。
     江澄は深いため息とともに額に手を当てる。
     「馬鹿なのか?」と怒鳴ればいいのだろうが、準備をしている藍曦臣があまりにも楽しそうで、金凌の幼い頃を思い出してしまうし、なんなら金凌の愛犬が、 4757