ソファーでイビキをかき、口の端からよだれを垂らして寝ているKKを暁人は眺めていた。
KKは仕事柄気配に敏感で、少しの気配でも感じとると目を覚ますが、今回は珍しく熟睡していた。
暁人は音を立てないよう静かに近づき座り、
恐る恐るKKの頬に触れ優しく撫でる。
(ふふっ、気持ち良さそうに寝てる)
滅多に見れないKKの寝顔に暁人はうっとりとして見ていた。
そしてふつふつといたずら心が疼きだし、何かないかと辺りを見回す。
ローテーブルの上に視線をやるとその上にサインペンが置いてあるのを見つけ、それを手に取りキャップを開ける。
暁人の心臓が緊張でドキドキと高鳴り、KKの左頬に大きく『暁人』と自分の名前を書いた。
(っ~~!!か、書いちゃった・・・!!)
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