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    raixxx_3am

    @raixxx_3am

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    raixxx_3am

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    ときメモGS2 氷上格くんルート、詠み手は千代美ちゃんでありデイジーであり格くん。
    貴澄くんと同じ声帯の子がいるらしいぞよっしゃ! とswitch移植で入手しやすい価格になったDS版をプレーし始めたらミントグリーンの3DSを涙目で握りしめながら好きピヨ!って心の中で日夜叫ぶ羽目になりました。GS2は人生で氷上くんが好きすぎる。

    #短歌
    31-moraJapanesePoem
    #ときメモGS2
    tokiMemoGs2
    #氷上格
    iceOnTheGrid

    まるで星のおちる夜のような、恋を「あなたしか彼の世界を変えられない」眩い光は胸を貫く

    正しさに囚われた君が好きだった終わりの先に残された夢

    「幸福で寂しい星の王子様」君が見つけた僕の正体

    一人では叶うことのない場所に立つ僕を導いてくれた星

    「もう少し君の隣にいたいから」分け合う時間が近づける距離

    ふたりしか解けない課題を解くための鍵に預ける名前を隠す

    君がまだ気づかずにいる僕のこと隠せないまま震える吐息

    「はぐれないために」と言い訳さえすれば君の心を汚さずに済む

    未来へと羽ばたくための恋だったことに気づかせてくれた君

    この恋を卒業する日はきっとまた、あの灯台で愛を誓おう

    気づいてた? あなたの話す未来にはいつでも私の居場所があること
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    raixxx_3am

    DOODLEこれ(https://poipiku.com/5919829/9722395.html)の後日談だけど読んでなくても別に大丈夫。「無理に話さなくっていい」はやさしさなのと裏腹に言葉を封じてしまっている側面もあるよなぁとぐるぐる思ったので書きました。
    ふたりともちゃんと話し合ったり、弱さや迷いを打ち明けあえるいい子なんだと思うきっとおそらくたぶんという夢を見ています
    (2024/2/11)
    repose「遠野くんあのね、ちょっと……いい?」
     夕食の片づけを終えたタイミングを見計らうように、背中越しにつつ、と袖を引っ張られる。ふたりで過ごす時間にしばしば為される、すこし子どもじみて他愛もないスキンシップのひとつ――それでもその声色には、いつもとは異なったいびつな色が宿されている。
    「うん、どうかした?」
     努めて穏やかに。そう言い聞かせながら振り返れば、おおかた予想したとおりのどこかくぐもったくすんだ色を宿したまなざしがじいっとこちらを捉えてくれている。
    「あのね、ちょっと遠野くんに話したいことがあって……落ち着いてからのほうがいいよなって思ってたから。それで」
     もの言いたげに揺れるまなざしの奥で、こちらを映し出した影があわく滲む。いつもよりもほんの少し幼くて頼りなげで、それでいてひどく優しい――こうしてふたりだけで過ごす時間が増えてから初めて知ることになったその色に、もう何度目なのかわからないほどのやわらかにくすんだ感情をかき立てられる。
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    raixxx_3am

    DOODLE貴澄くんにスペアキーを預けるお話。(付き合ってるきすひよ)
    Beehive ポケットの中ではもうずうっと、ことり、と固くて冷たい金属製の〝それ〟が出番を待ち構えたままでいる。
     まぁまぁ、そう焦らないでよ――なだめるような心地になりながらポケットづたいになぞりあげ、ぬるい息を吐く――何度目かのルーティーンを終えたところで、あらかじめ用意しておいたせりふを頭の中で思い起こすようにする。
     物事にはしかるべきタイミングだなんてものが何よりも重要――いや、時には勢いに任せることだって求められることだけれど。
     迎え入れてすぐ、はなんだか違う。いっそのこと帰り際にでも、とも思ったけれど、なんだかそれもよくない気がする。有無を言わさず、みたいな感じがするし。
     昼食の片づけを終えて、録画していたドキュメンタリー番組(絵画修復士と俳優が海外の美術館のバックヤードに潜入する、だなんて特集番組で、予想以上に見応えのあるものだった)を並んで見た後――ぬるくなったコーヒーを淹れなおしてすこし一息ついて、おそらくは近況報告だとか、次の休みにはまたどこかにいこうか、なんだかんだでこうして家でふたりきりで過ごすのも悪くないのだけれど、なんて話になって――うん、やっぱり〝いま〟がいい。
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