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    masu_oekaki8810

    @masu_oekaki8810

    モブサイコに出会ってしまった。
    見よ、これが恩寵だ。
    すごい…これが。

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    POIPOI 62

    masu_oekaki8810

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    竹中くんが師弟の仲を取り持つ?話。

    二、三日前に寝る前に眠い頭で妄想してた話をメモ書き的に書いてたみたいなんだけど、すでに内容をほぼ忘れてて自分の記憶の儚さに恐怖。
    とりあえず最後まで書いてみた。
    本当は四コマ漫画とかにするつもりだったはず。
    推敲足りてないけどボツにしないうちに投下! ヤァ!

    #モ腐サイコ100
    Rot Psycho 100
    #竹中桃蔵
    #モブ霊未満
    lessThanAMobSpirit
    #霊モブ霊
    ReiMobRei

    交換日記しよ「師匠、好きです」
    「俺もお前のこと好きだよ」
    「じゃあ両想いですね」
    「そうだな、嬉しいよ」
    「恋人ってことでいいですか」
    「モブ、未成年と成人は恋人になれない。条例で決まってるし、一般通念上の倫理観においても許されない。何度も言わせるな」

    -----

    「…というやりとりをこの3ヶ月ずっとしているんだけど、師匠は僕をあしらってるだけなのかな。師匠は本当に僕のこと好きなのか、せめてそれだけでも知りたいんだ」

    竹中桃蔵は、久しぶりに呼び出してきた中学の同級生から、聞きたくもないトンチキな恋バナをされてとても後悔した。

    せめて犬川にも居てもらえば良かった。なんとなくだがあいつが居ると少しは俺の負担が減る気がする、と思ってLINEを送ってみたが「モブはこないだ会ったばっかだし、今日はいいわー。声掛けサンキュー」と見当違いなお礼が返ってきた。ちげえんだよ。俺を助けろって言ってんだよ! いやわかってる、犬川に遠回しな書き方した俺が悪い。あいつは人の顔色はわりとよく見てるし気も回せる男だが、その場に居ないやつの小さなSOSに気づけるほど他人に興味があるわけじゃない。
    あ〜〜〜……ひとりで頑張ろ。

    「それで、影山は、俺に霊幻さんの心の声を聴け、と」
    「うん。こんなやり方で好きな人の気持ちを確かめるのは良くないってわかってるんだけど、本音が知りたくて正面から向かってくと、いつも同じやりとりになっちゃうから。あと師匠が最近顔色悪いのも僕のせいかもって気になって。師匠は優しいから、本当は僕なんか好きじゃないのに、無理に嘘をついてくれてるのかも。僕のために、また。」
    「『また』? ……ああ、そゆこと。あんな嘘を信じる影山のほうが変わってると思うけどな。どう見ても超能力者じゃないだろ、あの人」
    「いや、師匠は超能力者じゃなくて、自分は霊能力者だからって言ってて」
    影山はそう言いつつも、心の中では自分の師匠に特別な力が無いわけがないと考えている。こいつにとって霊幻さんはそんじょそこらの超能力者よりもレアな存在で、困った時に助けてくれるスーパーヒーローみたいなもんらしい。その延長で恋しちゃったのか? ちびっコかよ。

    「師匠の本音は知りたいけど、それより、師匠が僕のせいで何か負担になってるならなんとかしたくて。でも師匠に会いに行くと、どうしても最初のやりとりに戻っちゃうんだ!」

    マジで? そんなアホなことあるかよ、と思ったが本当のようだ。
    影山としては、あまり明け透けに相手の気持ちを盗み聞きしてもらうのはフェアじゃないので、俺が少し離れたとこから会話を立ち聞きしつつ、霊幻さんの腹のうちを聴ける範囲でチェックし、何か問題がありそうなら教えて欲しい、とのこと。
    影山からこんな真剣な頼み事されたら、脳電部絡みで面倒かけたこともある手前、無下には断われない。しぶしぶ引き受けた。

    とりあえず手筈として、影山が霊幻さんに「話したいことがあるから」とアポをとり、相談所に二人で向かうが途中で一旦別れ、影山だけ先に中に入って、俺は少し遅れて行ってドアの外側で様子をうかがう、と。
    「師匠は事務所に入ってくるお客さんのことを時々窓からチェックしてるんだ。僕が帰り際の芹沢さんと立ち話してて少しバイトの時間に遅れたときもちゃんと見られてて」

    困ったように話しながらも『さすが師匠だな』とか、『僕が来るの待っててくれて嬉しい』、などの本音がふわふわと聞こえてくるが、それはともかく、あの霊幻さんに隠し立てするならかなり慎重になる必要があるのは確かみたいだ。スパイごっこじゃないが、乗りかかった船だし、そのくらいのつもりでいこう。
    影山は「相談所で二人きりで話せる状況だと確認できたら、心の中で竹中くんに大きめに呼びかけてみる。それで届くかな?」と。お前のパワーなら、そんな意識しなくてもピンポイントで意識が届くと思うからイケると思うと言っておいたが、予想外の自体が起きた。

    『モブーーーーーッッッ!!!!』
    うるっせ!!なんだこれ!?
    『モブ〜〜っ!! 今日も俺に告白しにきてくれたの〜? 会いに来てくれたの〜っ? はは、なんつってなーーーーーーっっ!!!!!』
    めちゃくちゃでけえ心の声、てか絶叫、ヤバイ。こんなすごいのめったに聞かない。これじゃ影山の声が聞こえねえ。でも相談所のビルに近づかなくてもわかるから、問題ないか……?
    『んあ〜〜〜〜モブ〜〜モブ〜〜、俺のこと好きになってくれてありがとうなーーー!? モブに告白されたときは全然意味わかんなかったけど、そのあと家帰ってから俺、モブを抱けるのかなって一応想像してマスターベーションしたらあっさりイッちゃってさ〜〜ビックリ〜ッ!? てか俺最悪。悪の権化。犯罪者。自分を殺したい』
    ゾワっとした。いま、一瞬本気で自分自身への真剣な殺意があった。あのオッサン、倫理観が乱高下し過ぎじゃね? 影山でオナニーしてんのは確かにドン引きだが、俺だって人に言えない対象をズリネタにしたことはある。ていうかハッキリ言ってけっこう皆やってる。テレパシーに耳栓してあまり聞かないようにはしてるけど、本人の罪悪感が強いほど、時々嫌でも聴こえちゃうんだよな。

    『竹中くん? 師匠と二人きりになれたよ』
    霊幻さんの心のがなり声が一瞬止んだ隙に、影山から合図が来た。とりあえずビルの方に歩いていくことにする。なるべく近くに行くほうが深層心理の小さい声まで拾えるはず。っても、もう両想いであることはとりあえず確定したわけだが……。
    問題は、霊幻さんの不調の理由だ。それももうあらかた見当がついたけど、もう少し細かく探るか。
    『あ、今日は告白しにきたわけじゃないのか。寂しいけど、断るのも毎度つらかったしな〜。あ、でももしかして諦めちゃうかんじ? 諦めないでくれ〜〜俺のことずっと好きでいてくれ〜〜〜モブ〜〜……』
    すごい、脳内の声音でも泣いてるのがわかる。
    でもあれだろ、あの霊幻さんのことだから、今もあのすっとぼけた無表情で影山と喋ってんだろうな。こえー。
    『あー、可愛い。てかカッコいい。モブ、モブ、今すぐにお前が俺に向けてる好意に丸っと乗っかって恋人同士になりてえよ。チューとかしたいよ。でもな、おそらくお前はいざ俺のおっさんフェイスと至近距離で顔近づけたら、あと5ミリってとこで正気に戻るだろ? 身近な大人への信頼とか憧憬とか10代の性欲とか入り混じってバグった感情を恋心だと間違って認識してるだけでさ。その時、俺は子供の勘違いに便乗して手を出したヤバい大人だってことでお前からの信頼すべてを失うわけじゃん? 絶対に無理。その可能性が1%でもある限り、俺はお前の想いに応えられない。でもチューしてえ〜〜!! その先もしてえーーー!!! しません!!! 生涯一師匠として生きる! 許してくれ! でも俺のこと好きでいてくれえええ〜〜〜…」

    叫んでるか泣いてるかだな。可哀想になってきた。
    その後も20分くらい、ほぼ同じ内容の心の叫びが聴こえてきたので、これ以上は俺が無理ってか限界だなと影山に『今日はもう切り上げよう』とテレパシーを送って終わりにし、近くのファーストフード店で合流した。

    「竹中くん、ありがとう! なんかわかった?」

    なんかわかった? じゃねえよとため息が出た。そりゃあんな慟哭に近い煩悶を、影山といる間ずっとしてたら具合も悪くなるわ。
    「影山さ、お前は本当に霊幻さんにマジなの? 好きって言っても、ずっと世話になってるから特別な気持ちになってるっていうか……あの人は大人なわけじゃん。俺らみたいな年齢のガキがなんとかできるっつーか、例えば支えになるとかって実際難しいと思うんだよね」
    「うん、それはそうだと思う。僕がそうしたいって望んでるだけで、『出来る』なんて思い上がったことは考えてないつもりだけど。でも、今の僕がそうしたいって気持ちは確かに在るし、そのことを師匠には受け止めてもらいたいんだ。……子供のワガママかな」
    「てか、キスとかそういうの出来んの? あの人としたいとかあんの?」
    「………キッ!? いや、…そ、キ? え? ……そういうのはまだ、考えてなかった」
    『師匠とキス!!!!!!??? し、し、したいっ!!!!!』
    心の声デケー。
    なんだ、わりとこっちも生々しい欲望持ってんじゃん。じゃあ余計に可哀想っちゃ可哀想か。未成年とアラサーのおっさんで互いにそんな想い合ってても、現状は霊幻さんにとってリスクがデカすぎる。こいつだって今は好き好き言ってても、心変わりしないと約束できるものじゃない。俺の横顔カッコいいって思ってた女子だって、あの後すぐにアイドルにハマって「今見ると竹中くん、たいしたことないかも」とか腹立つこと考えてやがったし! クソっ、俺の心を弄びやがって……

    「てかさ、影山は、気持ちが伝わればいいんだろ?     
     ぶっちゃけ、霊幻さんめちゃくちゃ悩んでたよ。影山の気持ちに応えたくても応えられないって現状に。向こうは社会的責任ある大人で、こっちはまだまだガキなんだってことを踏まえて、恋人同士になってくれってせがむのは今はやめたほうがいいと思う」

    急に真顔になった影山から、心の声は何も聴こえなかった。
    「そっか……」と、小さくつぶやいて、俺に丁寧にお礼を言って、帰って行った。

    が、馬鹿野郎。俺はテレパシストだっつってんだろ。また相談所に行くって意志がバレバレだっつーの!
    心配なので結局またあとをつける羽目に。

    『え!!! モブ!? なんでまた来たの!? やっぱ今日も告白するの!? そしたらもう俺、お前と一緒にどこか遠くに逃げちゃおうかな〜ってモブは嫌になったら一瞬で戻れるし〜♪ 俺だけ地の果てに置いてかれる〜♪ 子供に手を出す大人は砂漠でハゲワシに食われとけばいい〜♪ 鳥葬、鳥葬〜♪』

    うう……聴いてるだけでこっちの心臓まで痛くなりそうな自己嫌悪の唄だ。

    『師匠をそんな悩ませてたなんて知らなかった。竹中くんのお陰で、気持ちを隠すのがうまい師匠の苦しみを知ることができた。僕が師匠に告白したのは、師匠のことを好きな気持ちが僕にとって幸せなものだったからで、師匠にも同じ気持ちになってもらえるって考えてたんだ。図々しい。恥ずかしい。情けない。師匠に迷惑かけてたんだ。ごめんなさい。ごめんなさい。もう言わないから、どうか僕と居るとツラいなんて思わないで……』

    影山の悲壮な声が聴こえてきた。あいつのことだから、きっとほとんど思ってることそのままを霊幻さんに伝えてるだろう。俺の名前は出してないみたいだな。もし出してたら多分霊幻さんの心が恥ずかしさで絶叫したのちに無(死)になるだろうからわかるし。
    と思った途端、シンと冷たくなるほど真剣で真っ直ぐな声が聴こえてきた。

    『いやだ。モブ。いやだ。待ってくれ。俺もお前が好きなんだ。応えさせてくれ。俺はバカだ、今この瞬間のモブの気持ちのことだけ優先すべきだった。期待させちゃダメだからなんて自分に言い訳して素っ気ない態度をとらず、恋人同士になれなくてもお前のことがめちゃくちゃ好きで大事だってもっと全力で伝えるべきだった。お前に好かれたことは人生で一番嬉しいことなんだって、伝えたい。伝えなきゃ。でもなんて言えば。いつもよく回る舌が、こういう時は凍ったみたいに硬い。モブ、好きなんだ。俺も本当に』

    …………はぁ。霊幻さん。すいません。恥かかせることになるけど、俺だって巻き込まれたんだから自分の気持ちを少しは通したい。影山の師匠やってるのが悪いっつーか、このくらいのガキのワガママは一緒にまとめて受け入れて欲しい。

    『……ん!? え! ウワ、何だコレ、え? 竹中くん!? は? こうかん…?』


    「…交換日記?」

    霊幻の口から突然発せられた言葉に、モブはきょとんとした。

    「……ん、あ〜、そうだな、モブと俺じゃ、今はどんなに好き合っていても、いわゆる恋人同士になることはできないが、交換日記くらいなら出来るぞ!」

    モブの表情がパアッと明るくなる。
    霊幻はそれを見て、絶望の淵から何メートルか落ちかけてたとこをザイルロープで一気に駆け上がるごとく、解凍させた舌を急速稼働させ一気呵成に論じ始める。

    「モブが俺を本気で好きだって言えるなら、今は互いの立場を尊重し、清廉潔白な付き合いで我慢できるはずだ。人間関係、とりわけ恋愛において大事なのは互いの気持ちを伝え合い支え合うこと。周囲からの承認や肉体的なスキンシップは副次的なものであって本質ではない。俺とモブの関係自体、世間一般においては特殊なものだし、単に好きあってるから恋人同士です、なんて言って通用するはずもない。それはモブが成人してからもだ。小学生の頃から知ってる相手を恋人にする、なんてのはそんなに人聞きのいいことじゃないのはわかるだろ? いくら恋愛は自由だと言ってもな。俺はモブが後ろ指をさされるのも肩身の狭い思いするのも嫌だ。絶対に。お前だって俺にそんな思いさせたいわけじゃないだろ」
    コクコクと黙って頷くモブ。
    「でも、人と人が好きあってること自体は、どんな形であっても有り得るし、許されるべきなんだ。本当は。ただ、そこに一方的な搾取や虐待、利害関係や愛着を利用したアンバランスで暴力的な関係も含まれやすく、そういう関係性が不健全であることもまた確かだ。そして俺たちの関係はそういった疑いの眼差しを向けられやすいものだというのも事実なんだ。だから、俺たちはその分努力しなくちゃいけない。周りに認めてもらえるように、いつか心から祝福してもらえるように、俺たちがどれほど互いを大事に思い合ってるかを証明しないといけない………そして、それに一番良い方法が交換日記なんだっ!!! わかるかモブ!」
    「なるほど……師匠!!」

    スラスラと流れ出る霊幻の言葉の羅列の内側では、必死な論証が何パターンも猛スピードで竹中の脳内に流れ込んでいた。
    『……うるせえ。てか速すぎてほとんど聴き取れないけど、こんな必死になって口八丁で影山を繋ぎ止めようとしてるのに、嘘だけは言わないようにしてるのはわかるな』
    大人はみんな嘘つきで、子供は嘘をつくことすらせず自分の本音を受け容れろと駄々をこねる。この二人も例に漏れず、と思っていたが、相手のために自分のやり方を手放し、双方にとって良い道を探ろうとする様子に、竹中はフッと息を吐いて、自分の中の何かが緩むのを感じていた。

    モブの喜びにあふれた心の声が聴こえたところで、
    竹中桃蔵は自分の役目が終わったことを悟り、家路についた。

    おわり
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    Replies from the creator

    masu_oekaki8810

    MAIKING乱太郎にはラスボスの器がある。
    呪術廻戦なら夏油の枠だと思ってる。
    (夏油、別にラスボスではないが、0巻では一応ラスボスということで。)
    ドクタケの首領にスカウトされてもおかしくないと思ってて、リーダーの素質があると思うし、実際は組のムードメーカーというか乳化剤というか。

    (見直しせず載せてるので一旦下げるかもですが直したら支部に上げます〜)
    闇堕ち?乱太郎妄想シリーズ、ドクタケに就職する乱太郎①「乱太郎、学園長先生がお呼びだ」

    山田先生に声をかけられ、六年生用の忍たま長屋から学園長先生のいらっしゃる庵へ向かうと、廊下を進むごとにただならぬムードが立ち込めてきた。
    この殺気は土井先生、この怒気は木下先生か、空間を支配するようなユラリとした気配は戸部先生、他にも、刺すような鋭さがある山本シナ先生の視線や、誰かを脅すように睨みつける食堂のおばちゃんの覇気まで……!?
    せ、先生方、どないしたんですか?
    と思わずギャグ漫画調に戻ってトトト…と廊下を後ずさりしていたら、背後に山田先生がいらっしゃった。いつの間に。

    「実は乱太郎に、就職の話、つまりスカウトが来ていてな…」

    背中をそっと支えるように添えてくださった先生の手には、触れないと伝わらなかった緊張と警戒の熱があった。
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    masu_oekaki8810

    DONE「どっちもしていいでしょ?2」展示のための書き下ろしSS。
    ギリギリ全年齢/エッチさ皆無/山なしオチなし

    【注意書き】
    ◆律が回想の中で出てきて二人の性生活に関与します。
    ◆律が「ボトムを担当するのはその人の男性性を失わせるリスクがあるのでは」と危惧してますが、兄への憧憬がジェンダー観を強化し歪めてるだけで、偏見だと私は思います。
    ◆セックスの話ですが直接描写はないのでR-15くらいかな…と
    おしり開発レポート(仮)「師匠、おかえりなさい」
    同棲して半年になるモブが珍しく玄関までドタドタと出迎えてくれた。と、思ったら
    チュッ。
    「こら、俺がうがい手洗いしてからにしろ」
    「僕もまたするからいいでしょ」
    と言いながらまた唇をついばむようにして可愛いキスを浴びせてくる。
    「ししょう……準備してあるから、その…」
    「若いなー、モブくんは。いいけど先に飯食わせてくれ」

    モブと付き合い始めて同衾するようになった時、弟子の童貞を捨てさせてやりたいという師匠心(そこに「モブの童貞は絶対に俺がもらう」という気持ちも含まれてたのは否定しないが。)と、身体に負担が少ないほうが良かろうという考えから、最初は俺がボトムを担当していた。
    だが最近になってモブが自分もボトムをやりたいと言い出した。
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    masu_oekaki8810

    DONE君と暮らせたらシリーズ5
    副題、スネオヘアーの「訳も知らないで」とどっちにするか悩んだんですが、ツボミちゃんやシゲオ母がメインの話なので女性アーティストにしてみた。

    同棲師弟の弟子が師匠の気持ちに応えられなくて家出しました。
    そんな弟子には少し痛い目に遭ってもらうか…と。

    あと2回で終わります。


    ※年齢操作
    ※左右曖昧
    ※シゲオ母の過去捏造
    君と暮らせたら(罪と罰) 目覚ましで起きる。見慣れた実家の自室の天井だ。階下に行き、顔を洗い、台所へ行って冷蔵庫を開ける。

    「あれ?牛乳、無い…」

    「あら、ごめんね。最近はほとんど買ってないのよ。アンタも律も居ないと意外と減らなくて」

     母が居間のソファから振り返って声をかける。
     そう、律もすでに家を出ているから、この家は両親二人だけの生活の場になって1年以上経つ。4人暮らし(エクボもよく居たから感覚的には5人弱だけど。)の頃と違って家の中は物が少なくなり家具もいくつか買い替えられていた。ソファも新しい。「子供が居るとどうしても傷みやすいからって、二人が出ていくまでは母さんが買い替えを渋ってたんだよ」と言っていた。
     三人掛けだったソファから、麻布のカバーのかけられた二人掛けの白いソファになってる。
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