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    四季ちゃん

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    四季ちゃん

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    リクエスト第2弾です!

    自傷癖の🌸ちゃんとbjさん【リクエスト】

    bjの後ろにはいつもちょこまかと付いてくる2人がいたcfyと🌸ちゃんだ。団地の棟は違ったが住む家が徒歩3分の脅威の近さは心の距離も直ぐに縮めた。
    bjさんbjさんと後ろをついてまわる姿は親鳥と雛鳥のそれと何ら変わらない。今日だってcfyの家で少女漫画を読みながらあーだーこーだ、bjさんは乙女心を分かってないと2人に詰め寄られる。cfyと🌸ちゃんのお気に入りのドラマ化もされたNANAをパラパラ捲りながら斜め読みしていく。

    「cfy暑い……。」

    パタパタオーバサイズの長袖で仰ぎながら🌸ちゃんは言うとcfyはさも当たり前のようにエアコンを付ける。暦では秋でも気温はまだまだ夏だ。

    「🌸、いやお前がカーディガン脱げよ。」

    bjはそう言うと慌ててcfyは俺も暑いと思ってたんスよ24℃設定にしたから逆に🌸ちゃんにはカーディガン羽織って丁度いい具合かもと慌ててフォローする。
    cfy家のキッチンからいい匂いがする頃、そろそろ晩御飯の時間だねおいとましよっかと🌸ちゃんは帰る。bjは「おー明日な」なんて言って片手を上げて目も見ずにバイバイする。🌸ちゃんがcfy家から出て数分だった先程読んでいた少女漫画のドラマ化された時の主題歌が着メロでサビの部分が流れる。

    「🌸ちゃん忘れて行ってますね。」
    「おー、俺も晩御飯食べに帰るところだしついでに届けるわ。あいつん家6号棟の2階だろ。」

    bjはそういうとじゃらじゃらストラップの付いた🌸ちゃんの携帯を持ってcfyの家を出た。
    🌸ちゃんの家は真向かいの6号棟。まだ残暑がのこる9月と言えど日が落ちるのは早くなった目を凝らさなければ分からなかった。ゴミ捨て場にしゃがんで小さくなっているのは🌸ちゃんだった。

    「🌸、どうした?鍵忘れたか?家入れねえのか?」

    そう問うと目元を赤くして「そうなの」と一言消えてしまいそうな笑顔で言った。どんなに暑くてもオーバーサイズのカーディガンを羽織っていた🌸ちゃんは珍しく腕まくりしている。彼女の足元には喧嘩でもあまり見慣れない程の血溜まりが出来ている。今日これ程無理やり少女漫画を読ませてくるcfyに感謝したことはない。今日丁度読んだNANAに描いてあった、これはリストカットだ。

    「私ってね要らない子なんだって。」

    2階の🌸ちゃんの家からは男女の言い争いが聞こえる。

    「どっちが私を引き取るかで揉めてるの、お父さんもお母さんも引き取りたくないんだって。」

    そう言いながらカッターを振り回す。

    「そうだよねメンヘラの子なんて誰も要らない。」
    「cfyは知ってたのかよ。」

    cfyは小学生の頃から一緒だからねだいぶ前からこれは知ってるよ、と言うとトントンと腕を指す。

    「何でcfyや俺ん家に来ねえんだよ、こんな所に居るよりいいだろ。」
    「いやいや、だって要らない子なんだよ?要らない子は粗大ゴミで引き取って貰わなきゃ。」

    そういうとゴミ捨て場から離れない🌸ちゃん。

    「ほーん、ゴミって事は誰のものでもねえんだよな?じゃあ俺が拾うわ。」

    そういうと🌸ちゃんを抱っこしてbj家へ連れて行く。bj母は息子がヤンキーや捨て猫や捨て犬を拾ってくることがあるのでbjが何を連れてきても驚かない。しかしお姫様抱っこで女の子を連れてきた時には遂に我が子にも青い春がと喜んだのは秘密だ。

    「なぁ、いつもこんな腕で俺たちに笑いかけてたのか。」
    「案外痛くないものだよ。bjさんの喧嘩後の打撲痕の方が痛そう。」
    「もう無理に笑うな。これじゃお前が壊れる。」
    「大丈夫だよこれが初めてじゃない。」
    「そんなの傷見りゃ分かる。」

    🌸ちゃんの傷は薄く白くなったものからまだ血が滴る線状の傷でビッシリだった。

    「なぁ、お前要らない子なんだよな?それなら俺が拾うから毎日ここに帰ってこい。明日も明後日もこれからはいつも通りcfyの家で少女漫画読んで一緒に俺の家に帰ろう。」

    えっでもbjさんのお母様にご迷惑にっと言い終わる前に「お袋ー!🌸飼っていいー!!??」と叫ぶと台所から「最期まで面倒みろよー!」と返事が返ってくる。これでいいのかbj家。

    「つーことで、お前は俺の物!勝手に俺の物に傷付けるのは許さないからリストカットも俺の許可なしにはするなよ!!」

    それからbj家から2人一緒に登校する2人を見てやっとひっついたかとため息を吐く恋愛マスターcfyの姿があったとか。
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    四季ちゃん

    DONE【支援学級の🌸ちゃんとmty先生】
    マロ主!!まだフォロワーに居る!?
    待たせてごめん!mty先生出来たよ!!!
    支援学級の🌸ちゃんとmty先生世界の殆どが健常者で成り立っているなか私は生まれつき足が悪く車椅子生活だった。健常者基準で造られた小学校はエレベーターもなくクラスに入るのだって小さな段差があり自分一人では入ることすら出来ない。
    そんな私は支援学級の生徒だ。支援学級には身体障害者や発達障害者など様々な子がいる。勿論支援学級の生徒は障害も知能もバラバラで一般の授業のように一人の先生に多数の生徒というやり方では通用せず個別指導になっている。私の先生は185cmもあるがっちりしたクマさんのような大柄な男性教師だった。エレベーターがない学校で私をおぶって階段を降りるのにはこの先生が妥当と言ったところだ。私は足が悪い以外は何ら問題なく学年指導通りの内容で勉強している、隣りの子は発達障害者で3年生だが知能の遅れから2年生の内容を頑張っている。隣の子は発達障害者の自閉症が重く良く言えば究極におっとりしており素直で可愛く支援学級の先生は皆とても可愛がっている、手のかかる子ほど可愛いと言う奴だろうか。羨ましいと思ってしまう性格の悪い自分に劣等感を抱く。
    1940