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    n_m3y8m0

    @i1z2u1i

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    n_m3y8m0

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    深リョSS

    月明かりよりも星明かりの似合う深リョ
    月の出ていない夜に星だけの明かりで見詰め合ってお互いに縋ってくれ

    #深リョ

    夜天光 星明かりに浮かぶ小麦の肌に唇を落とすと、ピクとまだどこか幼さの残る身体が震える。何度回数を重ねても、初めて触れ合った時のように初々しく反応する身体や、赤らむうなじが愛しくて、しつこいくらいに指を這わせると、薄く膜を張った下がり目にキッと睨み上げられる。

    「深津さん、」
    「何だピョン」
    「…」
    「言わなきゃ分からないピョン」

    この淡桃色の反らされた唇から、自分の快楽を求める言葉が出るなんて誰が想像するだろうか。チームメイトも、親友も、生まれてからずっと一緒にいた家族だって、こんな姿は知らない。

    「…我慢、しないでよ」

    宮城の痴態で熱く硬くなった深津のそれに自ら手を伸ばし、そのための器官であるかのように濡れ疼くそこに擦り付ける。

    「宮城、俺が初めての恋人で良かったピョン」
    「んっぅ、なんで?」
    「こんな姿、他に知ってる奴がいたら…、考えるだけで胸糞悪いピョン」
    「はは!物騒な恋人」
    「っ、笑うな、ピョン。…キツ」
    「は、コレ喰い千切りますよ」
    「俺が悪かったピョン、痛い、痛い」


     宮城が己の薄い腹を撫で「深津さんのがあるのちょっとわかる」と零し、意識が飛ぶほど揺さぶられる事になるのは少し後のお話。
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    n_m3y8m0

    MOURNING深リョSS

    自分と同じだけ愛して欲しいリョとリョ以外は正直どうでも良い深
    リョは本当にオレのこと好き?って常に思ってるし深はお前以外はどうでも良いピョンって常に思ってる
    バレンタインナイト ガチャリとドアが開き、鍵を閉める音が響く。二十一時、多くの働く社会人が少しの残業を終え、疲れた身体を引きずり家に着く時間だろう。

    「ただいま」

     人生のモラトリアム最終年次であるリョータの最近のルーティンは、夕食を済ませた後からレポートを始め、仕事から帰宅する深津に合わせて切り上げ同じ床につくことである。特にそう決めたわけではないのだが、気付けば当たり前のようにそうなっていた。
     点いたままのパソコンを放置し、いつものように玄関まで出迎えると、少しくたびれた顔色の恋人が、ぬべとした無表情で腕を広げている。

    「おかえり」

     最近更に鍛えられた身体に腕を回し、少し背伸びをして耳の後ろに唇を落とす。首元に擦り寄り、ばれないように静かに耳後で息を深く吸えば、嗅ぎ慣れた肌の匂いが肺いっぱいに広がり、じんわりと腹の奥が痺れ熱を感じる。リョータが流れるように耳朶をはめば、深津はぴくと肩を揺らしリョータを抱く腕をきつく締めた。
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