♡のちょこれーと「ライトさんいらっしゃい」
ライトが軽くノックをすれば待っていたかのようにすぐにアキラが出迎えてくれる。
それに礼を言い中へと入ると腕を引かれてそのまま2階のアキラの部屋まで招かれた。
「今日貴方と過ごせるのを楽しみにしていたんだ」
「それは奇遇だな、俺もそう思っていた」
ライトが返せば嬉しそうにはにかむ。
ソファーに促されライトが座ると上機嫌のままアキラが机の上に積まれたビデオをいくつか見せてきた。
「今日は恋人と過ごす日だからそれに見合ったテーマの映画を見繕ってみたんだ、ライトさんはどれが見たい?」
うきうきと楽しげにそう聞いてくるアキラに温かい気持ちになりつつ映画の前に済ませておこうと自分が持ち寄ったものを取り出す。
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