Ranunculus連日のapex参戦と動画編集、連日の寝不足でエナジードリンクも流石に効果が無くなって来た。
流石に眠いが今夜は配信をする予定だ。
大きく伸びをして欠伸をする。
配信予定の時間まではまだあるし少し休むかと思うがそのまま寝過ごしかねない。
そうだ。
「なぁ!時間になったら起こしてくれよ!」
そうクリプトに依頼する。
「かまわないが?」
と快く引き受けてくれる。
「ありがとな!助かる。」
そのままそこらへんのブランケットを引っ張ってソファで横になる。
「おい、短時間でもいいからベットで休め。」
「あんたにだけは言われたくねぇんだけど?」
お互いに吹き出して笑い合う。
クリプトがソファに腰かけてブランケットの上から一定のリズムで背中を打ってくれる。
「子供扱いすんなよぉ」
と言うが微笑まれて誤魔化される。
心地よくて微睡んでるうちに眠りについた。
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「……ビオ?オクタビオ?時間だぞ」
クリプトの声で目が覚める。
頭を撫でて優しい目で見つめられる。
何となくクリプトを照れさせてやりたくて頭から移動して頬に添えられた手に自分の手を重ねる。
「なぁー…ちゅーしてくれねぇの?おはようの?」
と小首を傾げて寝起きの掠れた声で問いかける。
ほんの一瞬目が見開いたかと思えば余裕たっぷりに微笑む顔。
「足りなかったか?寝てる時に散々させてもらった。お前はかわいいよ。」とか言って頭を撫でてくる。
「はっ?んえっ?」顔に血液が集まるのがわかる。
何だよそれ、ずっりぃの。
照れさせてやりたいのに
照れるのはいつだって俺の方だ。