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    SEENU

    @senusenun01

    妄想文や雑絵を載せて発散している

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    SEENU

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    コルダウ
    今勢いで書いた短文なので深く考えずに読んで欲しい
    何もしてないけどアダルト話はしてる

    お題ガチャお題ガチャ:コルヴォとダウドは攻めが喘がないと出られない部屋に入ってしまいました。脱出頑張って下さい。



    “喘いだ経験はあるのか?”

    コルヴォは自分の腹の上に跨がり腕組みをしている暗殺者を見上げた。彼は不機嫌そうに鼻を膨らませていたが、下からよく見える少し曲がった鼻の穴は綺麗だった。

    “俺がお前を喘がせればいいんだろう? 女のように上に乗って……。違うのか?”

    合ってると思うよ、コルヴォは答えたが自分で思うよりも力のない声だった。ふん、とダウドが短く漏らし、コルヴォは彼の鼻の穴がまた膨らんだのをただ見ている。

    “で、喘いだ経験を聞いているんだ。”

    “道具はなしに?”

    “そうだ” ダウドが答えた。そもそも彼らが何らかの力により閉じ込められている狭い部屋にはベッドしかなかったから、道具のある場合を考えても意味がない。コルヴォは目を閉じて記憶を辿り始めた。

    彼がジェスと出会ってからは、蠱惑的に唇を吊り上げた彼女が淫らな“道具” を持って来た時以外にはそのような経験はなかったはずだ。だから――

    “……カルナカだ。私がまだ10代で、サーコノスの大ガードにいた頃……”

    “そうだ、いいぞコルヴォ。思い出せ。”

    ダウドの厚い手のひらが胸に当てられた重みを感じた。彼の口調はスパイマスターとして薬を投与した誰かを拷問している時と全く同じで、コルヴォはそんな彼のことを少し可笑しく思った。

    “相手はかなり年上の女性で、褐色で尻が大きくて……。凄かった。”
    “上に乗られて、私は何も出来なかったんだ。彼女を楽しませる余裕もなく……、気づいたら勝手に声が出ていた。”

    “どんな風だった? 彼女がどんな動きをしていたかを詳細に話せ。”

    ダウドの低い声に、コルヴォは目を閉じたまま一度唇を舐めて応える。

    “彼女の中は熱くて、柔らかくて……。腰の動きは熟練の踊り手のようになめらかに前後していた。そして、そうだ。決して締め付けが強いというわけではなかった。前後の動きに、私の弱い所を押すような動きがあったんだ。”

    知らずコルヴォの声は大きくなっていた。彼は目を開けた。ダウドは真剣な表情でコルヴォを見下ろし、いつものように今聞いた話を頭の中で再現したり噛み砕いたりしているようだった。

    “彼女は手練れだったんだな。”

    低く言うダウドにコルヴォは頷いた。

    “私の弱い所……、裏側の先端の筋の辺りなんだが、そこにプレッシャーをかけるよう体重をコントロールして……。それで柔らかな肉を密着したままに、引きずるような動きで前後していた。”

    話すうちコルヴォの中に、20年以上も前の感覚が戻って来るようだった。嵐の波のようにうねり襲いかかり、もがく事も出来ずに引き摺り込まれるような強い快感、

    “そして私はただ声を上げ――、その後はあっという間だった。”

    “なるほど……” ダウドは顎を擦った。

    “大体のやり方はわかった。”

    彼は考え込むように視線を中空にやり、

    “つまり、お前の弱点を押し潰すように体重をかけ、その上で体重をうまい具合にコントロールしつつ、腰を前後に動かせばいいんだな。”

    “そうなるね。” コルヴォは言いながら、少し迷った後、そっと上に跨る男の尻のあたりに両手を置いた。ダウドは不思議そうにコルヴォを見下ろしてくる。

    “恥ずかしい思い出話をして、やり方もわかった。そこまではいい。問題は、私達にそれが出来るかだ。お互い裸を見た事もないだろう。”

    ダウドは黙ってコルヴォを見ている。

    “えっとつまり、私が勃起して、それをお前の尻の穴に入れなきゃ始まらないんだけど?”

    話してるうちに勝手に笑いが伴われ、コルヴォは殆ど吹き出しそうだった。セックスをそこまで特別だと思う年齢でもないが、自分とこの常に怖い顔のスパイマスターの間にふさわしいものとは思えなかった。

    “その上で、初心者のお前がさっき言ったように熟練の動きを出来るとは思えない。”

    笑ったまま見上げると、ダウドは不機嫌そうに唇を曲げていた。

    “出来る出来ないじゃない、やるしかないだろう。このままここに閉じ込められている方が気が狂う。”

    コルヴォの予想と違い、ダウドは詳細を理解しているかはともかく、やると言う事に関してはもう覚悟が出来ているようだった。

    “……まず、ひとつひとつだ。”

    ダウドの声はいつもと変わらなかったが、彼の薄い下唇が僅かに震えているのをコルヴォは見逃さなかった。きっと彼は鉄面皮の覚悟の下にいろいろなものを押し込めている。ダウドは常に動揺を隠す。コルヴォはその事に安心し、息を吐いた。

    そうだね、コルヴォは天井を見ながら呟いた。

    幸い暗殺者が彼の興味の範疇外というわけでもないし、むしろこれがフーガの夜の誘いであれば歓迎する所だ。どのみちコルヴォの方には大したデメリットもない。

    彼の言う通り、ひとつひとつ。それが最上の策だろう。

    “じゃあ、ダウド。まずここにキスをしてくれ。”

    さっき言ったようにまず勃たせて、それから彼の穴をコルヴォの勃起を受け入れられるよう準備をしなければ始まらない。スタートはそこからだ。

    コルヴォは腕を伸ばし、ベルトの金具を外した。ダウドは全身を硬くして、次に彼がズボンのファスナーをゆっくりと下ろすのを見ていた。

    そしてダウドは身を屈め、コルヴォは下腹にかかる彼の熱い息を感じていた。
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