❏設定❏
・彰人が女体化している(先天性)
・名前は男性名のまま(彰子とかにしちゃうとギャグっぽくなってしまうので)
・二人は大学生で高校生の時から付き合っている
・通っている大学や住んでいる場所が遠い
・お互いに忙しい日々が続いていたため一ヶ月ほど会えていなかった
・↑という設定なので、四人でチームを組んで歌っているなどの公式設定は無視
・↑前提で、彰人が冬弥に会いに来るところから
❏本文❏
彰人「……」
彰人:冬弥が住んでいるマンションのエレベーターの中で、壁に寄りかかって考え事をしている
彰人(そういえば、冬弥と一カ月も会えなかったことなんて、出会ってから一度もなかったよな……)
彰人「……」
彰人:普段から外見には気を遣っているものの、いつも以上にお洒落をしてきている自分の姿を胸元から足先まで見下ろしてから頬を染める
彰人(これじゃ、久しぶりに会えるからって浮かれてんのがバレバレじゃねえか……)
彰人:考え事をしているうちにエレベーターが目的の階に到着したため、羞恥心を振り払うように軽く自分の頬をぺちぺちと叩くと冬弥に連絡を入れる
彰人「……」
彰人:冬弥の部屋に向かう途中で、再び考え事をはじめる
彰人(明日の昼までいる予定だし、やっぱり、その……ひ、久しぶりにすることになるん、だよな……)
彰人:期待と不安が同時に押し寄せてきて少しだけ緊張してしまい、ドキドキと胸を高鳴らせながら冬弥の部屋の前に到着する
彰人(……? いつも、部屋の外まで出てきてくれてたのに……)
彰人:不思議に思いながらも、すでに連絡は入れているためチャイムを鳴らさずにドアを開ける
彰人「――……っ!?」
彰人:ドアを開けた瞬間に強く腕を引っ張られ、引きずりこまれるような形で部屋の中に入ると、閉じたドアに背中を押しつけられ、思わずといった様子で目の前の人物の顔を見上げる
彰人「と、とう……」
彰人:戸惑い混じりの声で名前を呼ぼうとするも、すぐにその唇を塞がれると同時に目を見開く
彰人「……っ、ん……!? は、あ……っ、と、冬、弥……!? な、な……に……」
彰人:すぐに状況を理解して抵抗するように冬弥の体を手で押すも、男女の体格差ではビクともしてくれず、突然の事態についていけない様子で瞳に涙を浮かべる
彰人「は、あ……っ、ん……冬、弥……っ、ま、待っ、て……せめ、て……寝室、で……」
冬弥:焦る彰人の声を無視して、彰人の片足を持ち上げてスカートの中に手を入れると、一瞬のためらいも見せずに彰人がはいている網タイツを片手で引き裂く
彰人「……っ!? な……な、な……!」
冬弥「……」
彰人「――~~っ!!!!」
彰人(こ、このタイツ、お気に入りだった……のに……!)
冬弥「すまないが、代わりのタイツを買ってやるから許してくれ……」
冬弥:彰人の心中を見透かしたようにそう言うと、タイツにできた穴から指を差し込んでショーツを横にずらす
彰人「……っ!? と、冬、弥……ま、まさか……」
冬弥「――……っ!」
彰人「や、あ……!?」
冬弥:ずらしたショーツの隙間から性器の先端を押し込み、今のキスでわずかに濡れた膣内に根本まで一気に挿入する
彰人「――~~っ!? と、うやあ……っ、な、んで……」
冬弥「……」
冬弥:久しぶりの再会から一分も経たずに挿入され、突然の出来事に涙声になっている彰人の声を無視すると、まだあまり濡れていない膣内をほぐすようにゆっくりと律動を開始する
彰人「ん、あ……っ、あ……ああ、ん……っ、も……っ、や、らあ……っ、あ、あ……」
冬弥「……っ、は、あ……彰人……」
冬弥:段々と彰人の中が濡れてきて滑りが良くなってくると同時に、彰人の中から溢れてきた愛液が自身の性器によってかき混ぜられじゅぷじゅぷと音を立てるのを聞きながら、興奮の高まりと共に律動の速度を速めていく
彰人「あ、あ、ああ……! あ、ん……っ、や、あ、あ、あん……! あ、あ、ああぁ……!」
彰人:すっかりとびしょ濡れになった膣内を激しく突かれ続け、ビクビクと何度も体を痙攣させながら呆気なく絶頂を迎えると同時にぐったりと全身の力を抜く
冬弥「――……っ!」
冬弥:突然の締め付けに眉根を寄せつつ、支えをなくしたかのように地面に崩れそうになった彰人の体をとっさに抱きとめると、挿入した状態のまま彰人の体を抱え上げ、ドアに彰人の背中を支えてもらいながら駅弁の体位で激しい律動を続ける
彰人「ふ、あ……!? あ、あ、ああ……! あ、ああ、ん……! と、う……っ、やあ……!」
冬弥「――……っ、好きだ、彰人……!」
彰人「――~~っ! オ……オ、レ……も……!」
冬弥「会えなくて、寂しかった……!」
彰人「オ、オレ、も……! 寂し、か……っ、た……!」
冬弥「――……っ!!」
彰人「や、あ、ああ、ん……!! あ、あ、ああ……!! あ、あ、あ……っ、あ、あ、あ、あ……っ、あ、ああ、ん……!! ――〜〜っ!!」
冬弥:とめどなく愛液を溢れさせ続けている彰人の膣内を何度も激しく突き上げ続け、最後に子宮口を叩きつけるように激しく数回突き上げると、まるで確実に孕ませようとでもしているかのように彰人の膣奥に限界まで性器を押し込んでから、たっぷりと欲望を吐き出す
彰人「――――…………っ!! は、あ……っ、は……あ……」
冬弥「……っ、彰、人……大丈夫、か……?」
冬弥:生理的な涙や飲み込みきれなかった唾液でぐちゃぐちゃになった顔で半ば放心状態の彰人の膣内からゆっくりと性器を引き抜くと、彰人の中からとろりと溢れ出した精液がパタパタと地面に落ちる光景を眺めて興奮しつつ、体の力が抜けきっている彰人を倒れさせないように慎重になりながら地面に立たせる
彰人「…………と、う…………や…………」
冬弥:彰人の額や頬などにキスの雨を降らせながら、彰人の呼吸が整うのを待っている
彰人:呼吸を整えるのに時間がかかっているのか、たっぷりと一分間は放心状態が続き、はあはあと大きく肩で息をしながら段々と普段通りの呼吸に戻ってくると、喘ぎすぎて掠れた声で冬弥の名前を呼ぶ
冬弥「彰人」
彰人「……?」
冬弥「寂しかったというのは本当か?」
彰人「……っ!? な……! な、なな……! ~~っ!!」
彰人:ぶわっと勢いよく顔を真っ赤にすると、せめてもの抵抗とばかりに持っていたバッグを冬弥の体に軽くぶつける
彰人「それは、お前もだろ!!」
冬弥「ああ、そうだ……彰人に会えない間、ずっと寂しかった……」
彰人「……っ!? ――~~っ!!」
彰人:羞恥心が許容量を超えたのか、真っ赤な顔でふいっと視線をそらす
冬弥「……」
冬弥:すっかりと油断している彰人の隙をつき、彰人の体をひょいっと軽く持ち上げると、そのまま部屋の奥に向かって歩きだす
彰人「……っ!? な……! と、冬弥!? な、なに……!」
彰人:驚きのあまりバタバタと両足をばたつかせるも、冬弥が向かう先に思い当たった瞬間にかあっと頬を赤らめる
冬弥「……」
冬弥:彰人を寝室に連れ込んでベッドの上に寝かせると、逃げだすことができないようにずっしりと上から覆いかぶさる
彰人「~~っ!? や……っ、い、嫌、だ……冬、弥……! い、今、した……ばか、り……や、あ……!? あ、ああ……!」
冬弥「……っ、……」
冬弥:男の体に覆いかぶさられて上手く身動きが取れないのか、必死に言葉だけで抵抗してくる彰人の声を無視して、先ほど破いたタイツの隙間から再びショーツを横にずらし、いまだに自分が吐き出した精液で満たされている彰人の膣内にぬぷぷっと性器を挿入していく
彰人「……っ、や、あ……っ、あ、ああ~~!」
冬弥「……っ、彰、人……!」
冬弥:嫌々と身をよじって抵抗する彰人の中に強引に侵入を果たし、征服欲が満たされていくのを感じながらもずるりと先端まで性器を引き抜くと、すぐに、ばちゅんっ!!と激しく奥を叩きつけるように勢いよく根本まで突き入れ、ゆっくりとした動作で先端まで性器を引き抜いては勢いよく根本まで突き入れるという行為を何度も繰り返してから、ようやくパンッパンッと肌がぶつかる音を響かせながら激しい律動を開始する
彰人「あ……っ、あ、ああ……! あ、あ、あん……! や……っ、あ、ああ~~!! ら、めえ……! い、く……っ、いくう……! と、う……やあ……! も……っ、い、く……っ、いく、いく、い……っ、ちゃ……! い……っ、い、っちゃ、う……って、ばあ……! とう、やあ……!」
冬弥「……っ、イっている……の、間違いだろう、彰人……っ、それも、何度も、繰り返、し……」
冬弥:ゆっくりと性器を引き抜いては勢いよく根本まで突き入れる行為を繰り返していた時から、彰人が何度も絶頂を迎えていたことは明白で、激しい律動を開始してからも数えきれないほど繰り返し絶頂を迎えていることを指摘しつつ、ばちゅっ!ばちゅっ!と激しく性器を突き入れる音を響かせながら容赦ない律動を続け、自分が出した精液と彰人の中から溢れ出す愛液が混ざりあい激しい律動によって泡立つ中をかき混ぜるように腰をグラインドさせたりと、久しぶりに抱く彰人の中を時間を忘れて味わい尽くしながら、もはや性器の出し入れを繰り返すたびに絶頂を迎え続ける敏感な彰人の膣内を好き勝手に犯し続ける
~二時間後~
冬弥「――――…………っ! は、あ……っ、は……あ……!」
冬弥:久しぶりの彰人の中をたっぷりと味わい尽くしてから彰人の膣奥に何度目かの射精をし、深々と挿入した状態のまま彰人の上に覆いかぶさって呼吸を整えている
冬弥「彰人……その、大丈夫、か……?」
彰人「――……、……」
彰人:息をつく暇もなく延々と犯され続け、半ば強制的に繰り返し絶頂を迎えさせられ続けて意識を失いかけていたらしく、冬弥の声掛けに対しても一切の反応を示すことなく、うつろな表情でぼんやりと正面だけを見つめて浅い呼吸を繰り返している
冬弥「彰人……」
冬弥:彰人に無理をさせすぎてしまったことに気がついてしゅんと落ち込んだ表情を浮かべるも、彰人の肩と膝裏に腕をまわしてお姫様抱っこをすると、リビングに向かって歩きだす
冬弥「……」
冬弥:いまだに意識がハッキリとしていない彰人をソファに横たえると、彰人の隣りに座りながら頭を自分の膝の上に乗せてやり、膝枕の状態で彰人の髪を優しく梳きはじめる
冬弥「すまない、彰人……無理をさせてしまったな……」
彰人「……とう、や……?」
彰人:ようやく意識が戻ってきたらしく、すっかりと枯れてしまったか細い声で冬弥の名前を呟くと、冬弥に髪を梳かれる心地よさにまどろみながら目を閉じる
冬弥「――……、……」
冬弥:再び彰人を抱きたくなってしまい、さすがにそれはまずいと思ったのか彰人の体を軽く抱きかかえるようにしてソファに座らせると、どうにかして目の前の欲望から意識をそらそうと真正面のテレビの電源を入れる
彰人「……」
冬弥「……」
冬弥:再び彰人を襲ってしまわないようにと、とくに興味のない番組を食い入るような眼差しでじっと見つめる
彰人:大勢のボディビルダーがビキニ姿で筋肉を見せつけあうだけの謎の番組を真剣な表情で見はじめた冬弥を怪訝な顔で見つめると、その細い体で筋肉に興味があるのかと戸惑いながら、冬弥とテレビを交互に見つめて頭上にハテナマークを浮かべる
冬弥(筋肉、か……さっき彰人を抱える体位で抱いた時は、情けなくもドアに助けてもらったからな……こんな俺でも多少なりと筋肉をつければ、今度はなんの助けも借りずに、あの体位で彰人を抱けるようになるのだろうか……)
冬弥:彰人を駅弁の体位で抱いた時のことを思い出してしまい、早くも意識をそらすことに失敗すると、困惑気味の表情で自分を見つめてきている彰人に視線を向ける