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    花流ウェブオンリー終生のライバル2
    開催おめでとうございます!
    花道のお誕生日の前日、花道のやりたいことに付きあって二人でデートする花流の話です。
    ⚠️花道の幼少期について原作にない設定があります
    ⚠️モブと会話します、かなりモブが出しゃばります
    過去ポイピクに公開済の「ビーマイベイベー」の後日談ですが、こちら単体でも読める内容になっているかと思います。
    パスワードはピクリエのお品書きにあります。

    #花流
    flowerFlow

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    QQaL5FoqTa

    DONEキス止まりの花流が、お互いを大事にしたかったり我慢できなかったりしながら初夜を迎える話です。
    ビーマイベイベー「触ってもいいか」
     その一言を口にするために、桜木は深呼吸をして、手の平を握り締めて、震える唇を引き結んで、迷い子のように瞳を揺らして流川を見詰める。
     すっかり己専用になった来客用布団に身を委ねていた流川は、少し言葉を詰まらせた桜木の声を聞いて、顔を上げた。緊張した面持ちの桜木と目が合う。暗闇の中見えた紅潮した頬の色は、錯覚ではないと思った。
    「……いーけど」
     流川の返答は、目の前の不安気な表情を一変させた。受け入れられた喜びを満面に浮かべた桜木は落ち着かない様子で、緊張のためぎこちなく体を起こし流川との距離を詰めると、恋人の布団へ潜り込んだ。流川は、桜木のために少しだけ体をずらして場所を作ってやる。桜木がすぐ己に触れられるよう、距離を生まないための必要最低限の移動だった。桜木は興奮のあまり何も言えず、生唾を飲み込んだ。迷い子のようだった瞳を、明確な意志を持つ男のそれに変えて、ゆっくりと手を伸ばす。震える指先を心の中で叱咤しながら、恐る恐る肩を撫で、優しく腕に触れ、思い切って背中へ回して、桜木は、そうしてようやく流川を抱き締めた。寝間着越しにも分かる硬く引き締まった男の体を強く拘束して、玩具を取られまいとする子供のように身を寄せた。
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    DONE最高のバレンタイン/花流
    14でバレンタインだなってなったけど、たくさんのチョコをもらうるかわに嫉妬を爆発させて暴れるはなみち、を回避しようとして中途半端
    最高のバレンタイン 恋人がいると公言していようが、流川のバレンタインは盛況だった。本人はむっつりと面白くなさを前面に出して靴箱に入れられているチョコレートをスポーツバッグに詰めている。朝練を終え、いつもなら教室に上がる時には素通りする玄関で、中に入れられたプレゼントのせいで閉まらないロッカーから中身が落ちてくる前に片づけを始める流川を待つために、桜木も玄関に立っていた。色も形も様々なチョコレートの箱を、流川は、もう何度もこういうことをしてきたと分かる手つきでバッグへ放り込む。去年の秋の終わりからつき合い始めた男の横顔を桜木は見やった。桜木から告白してつき合うようになって、いいけど、と交際を了承したものの、果たしてこいつはバスケ以外の交流はできるのかと危ぶんだ桜木の予想に反して、一緒に登下校したいと言ってみれば頷いてくれたり、帰り道でまだ別れたくねーと呟かれたり、バスケ同様、流川は恋人としても、最高で、流川と恋人になってからというもの、桜木の心はぎゅんぎゅんと甘く満たされている。廊下の奥や背後の階段の上から、朝練の最中にチョコレートを入れたのだろう生徒たちの忍び笑いや囁き声が聞こえてきて、ぐるりと首を捻って視線を巡らせる桜木の足元で、流川がため息をつきながら、スポーツバッグから紙袋を取り出した。最初からバッグじゃなくてそっちに入れりゃよかったんじゃねぇの。流川の杜撰さやものぐさに対して呆れたが、口には出さなかった。
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