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    kurayoshi_9

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    kurayoshi_9

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    #ファンアート #あいるさん大感謝祭
    第二弾です。まだまだ行くよー!!

    仲良くなりますよ、お姉ちゃん 連勤明けの休日って、何しようかワクワクするよね。二桁の連勤した後の休日だと特にね。
     久々の休み。僕はスキニージーンズに黒のタートルネック、チェスターコートにショートブーツというラフな服装でショッピングに来た。啓悟とショッピングもいいけど、一人でしたい時もあるんだよね…書店行く時とか…。
     ……でも失敗したなぁ…もうちょっと女に見える服装にしたらよかった…さっきからちょこちょこ逆ナンが……「あ、僕女です」って言ったら大体引き下がってくれるけど……参ったなぁ…。
    「……ん?あの緑の長い髪は…あいるさん?」
     目的地に向かっていた足を止め、向かいの道に目を凝らす。やっぱりあいるさんだ。あの綺麗な緑の髪に低身長、ちょっとダボッとした萌え袖の可愛い服装……今日も可愛いです。いや本当になぜあそこまで可愛いのか…大きなリボンにピンクのセーター、フリルのついたスカート……めちゃくちゃ可愛い…萌え袖なんて最高としか言えない。ありがとうございます萌えです。
     うー…写真撮りたい……でも無許可は盗撮……盗撮は犯罪……公安職員たるものヒーロー及びヒーロー科生徒に危害を与える訳には……ぐぬぬ…せめてしっかりと目に焼き付け…ん?
     あいるさんの進行を妨げるように男が二人立ち塞がった。何やら話しかけているが…あいるさんは困ったように見える。…………ナンパか?
    「あ"ぁ"…?あいるさんをナンパ…?ぶっ殺されたいのか…?」
     処す…と、あいるさんに迷惑をかけてしまうか…。チッ…命拾いしましたねモブ供…次はないからな…。
    「いいじゃん!俺らと遊ぼうよ〜」
    「お金こっち持ちでいいからさ〜」
    「こ、困ります…」
     ガードレールを乗り越えて向かいの道へ移動する(良い子は真似しちゃダメですよ)と案の定、ナンパだった。あいるさんの困っている声を聞くと冷たい殺意が湧いてくる。やっぱり処すか…?
    (……いやいや、処したらあいるさんの迷惑になるってさっき考えを改めたばかりだって…)
     握りしめてた拳を解き、後ろからあいるさんの肩を抱いた。
    「やぁ、ごめんごめん。探したよ」
    「は…?何だお前?」
    「この子の連れさ。…ね?」
     あいるさんは突然肩を抱かれて驚いていたけど、僕の顔を見てパァァと表情が明るくなった。とりあえず笑顔を返しておこう。
    「……この人たちは、知り合い?」
    「ち、違います!突然話しかけられて…」
    「へぇ…やっぱりナンパか…まぁ可愛いもんね…わかるよその気持ちは………でもお引き取り願おうか」
     スゥ…と目を細めて殺気を向ける。すると面白いくらいに顔を真っ青にして逃げて行った。謝罪の一つくらいしていけよ……やっぱり次会ったら処す…。
    「ふぅ……っと、申し訳ありません。肩を抱くなんて、馴れ馴れしかったですよね」
    「いやいやそんなこと!助けてくださってありがとうございます!!」
    「いえいえ。お怪我はございませんか?…おや靴紐が解けてらっしゃる…失礼しますね」
     跪いてあいるさんの靴の紐を結び直す。踏んで怪我したら大変だからね。大事になる前でよかった。
    「これでよし………あいるさん?どうされました?」
    「お、お姉さんのイケメン度がスゴくて…///」
    「そうですか?啓悟にもよくやるんですが…」
     あの子、靴紐緩く結ぶからなぁ……。まさかワザと?今度問いただすか…。
    「今日はお一人ですか?ベストジーニストは?」
    「つなぐくん今日はお仕事なので…お姉さんは?ホークスさんはいないんですか?」
    「あの子も仕事なので一人なんです。あいるさんと同じです」
    「そうなんですか…。あ、あの!お姉さんがよかったら一緒に買い物しませんか?もっとお姉さんとな、仲良くなりたいなぁ…なんて…その…」
    「可愛いが擬人化したらこんな感じか…」
    「お、お姉さん…?」
     思わず天を仰ぐ。はー…あいるさん本当に可愛いなー…。いきなり天を仰いだ僕をオロオロしながら見てるとこも可愛いなー…。ありがとうございます尊いです。
    「……失礼しました。こう…何かが込み上げてきまして…」
    「だ、大丈夫ですか?」
    「大丈夫です。ご安心ください。ええ、買い物、ご一緒したいです」
    「わぁ…!ありがとうございます!」
     え、笑顔が眩しい…可愛いの具現化……。
    「あ、あいるさんは今日どこに行く予定なんですか?」
    「えっと…実は特に考えてなくて……お姉さんは?」
    「僕は書店に行こうかと…最近行けてなかったので」
    「本屋さん!行きましょう!!」
     笑顔で僕の手を引いてくれるあいるさん。ひぇ…可愛いが過ぎる……心肺停止しそう…。
    「…ところでお姉さん…私さっきちょっと気になってたんですけど…」
    「な、なんでしょうか…?」
    「……昨日、金曜ロードショー見ました?」
    「…………………バレました?」
     昨日珍しく早く帰ったら金曜ロードショーの『ハウ◯の動く城』やってたんだよね…つい見入っちゃって…で、思わずハ◯ルの真似をしちゃった…。
    「すっごく似合ってました!◯ウルのセリフ!」
    「お恥ずかしい…啓悟には内緒でお願いします…」
     あの子にバレたらそこからリアルハ◯ルしそうだから…それはさすがに恥ずかしいというか…僕がソ◯ィーポジションとか似合わないし…。
    「お姉さんはどのキャラが好きですか?」
    「僕は………………………カ◯ですかね」
    「…あ!元に戻った時の?」
    「いえ、カカシの時の」
    「へ、へぇ……」
     えっ可愛くないですか?



     道中ジブ◯の話で盛り上がりながら、目的の書店に着いた。あいるさんは以前のカフェのようにキョロキョロしている。うーん可愛い。
    「お姉さんは普段どんな本読むんですか?」
    「僕は何でも読みますね。買う時も表紙やタイトルに興味を持ったものを買ってます。最近だと…この『美顔』って本が面白かったです」
    「『美顔』…どんな話ですか?」
    「イケメンが亡くなった恋人を食べた後恋人を苦しめた奴らに復讐をしていく話でした」
    「ホ、ホラー小説ですか…?」
    「どちらかというと猟奇サスペンス小説でして……あいるさんはこういうお話は苦手ですか?」
    「う………………実は、苦手です……」
     ちょっとビクビクしてる……そっか…こんな話苦手なのか……ふーん…。にやり。
    「…ではこちらは?『人間椅子』」
    「タイトルからしてさっきのと同じですよね!?」
    「ではこれ『ドグラ・マグラ』」
    「表紙がもう怖いです!」
    「では『人間失格』」
    「さっきのとタイトルほぼ同じ!お姉さんワザとですか!?」
    「ぷっ……ふふ………はい、ワザとです」
    「も、もー!!お姉さんのいじわる!!」
     頬を膨らませて怒るあいるさん。どうしよう…全然怖くない…むしろ可愛い……やっぱりハムスターみたい…ほっぺたツンツンしたらもっと怒るかな…。
    「ごめんなさい。あいるさんの反応が可愛らしいのでつい……」
    「むー…」
    「本当にごめんなさい。もうしません」
    「……本当に?」
    「本当に。絶対しません。約束します」
    「…………じゃあ許してあげます」
    「ありがとうございます。…そうだあいるさん。この本おすすめです」
    「『お茶◯運ばれてくるまでに』?」
    「短編集です。絵本のような挿絵も可愛いので、あいるさんにおすすめです。普段本を読んでなくても手に取りやすいかと」
    「わぁ…本当だ!可愛い…」
     パラパラと本をめくり、あいるさんに笑顔が戻った。困った顔や怒った顔も可愛いけど、やはり笑顔が一番だなぁ…。
    「お詫びと言っては何ですが、そちらあいるさんにプレゼントさせていただいてもいいですか?」
    「えっ!?そんな…お詫びなんていいですよ!」
    「僕としてはあいるさんを怒らせてしまったので…何かしらお詫びしたいのですが…………指切り(物理)します?」
    「笑顔で何言ってるの!?しなくていいよ!それ前も言ったよね!?」
    「んふふ…お気に入りのギャグです」
    「洒落にならないよ……」
    「そうですか?んー…物がダメなら…あいるさんの願い事を一つ叶える、なんていかがでしょう?何でも叶えて差し上げますよ?」
    「な、何でもですか…?」
    「はい。何でも」
    「何でも……」
     うーんうーんと一生懸命考えているあいるさんも可愛い……。僕さっきから可愛いしか言ってない…しょうがないよ本当に可愛いんだから。
     ふと、時計を見るとまもなく15時になるところだった。お茶の時間だ。あの店行こうか……あの人に会わせると碌なことにならないかもしれないけど…スイーツが美味しいからなぁ…あいるさんに食べさせてあげたいし……。行くかぁ……何かあったら僕がどうにかしよう。
    「お悩みのところ申し訳ありませんあいるさん。スイーツが美味しいカフェがあるんですが、行きませんか?」
    「スイーツ!行きます行きます!!」
    「めっかわ……ゴホン、では行きましょう」
     願わくばあの人が休みでありますように…。



    「こんにちは。席2つ空いてますか?」
     カラン、とドアベルを鳴らして店内に入る。おや、今日は空いているようだ。よかった、ゆっくりお茶ができる……と、よかったのになぁ…。
    「あら朧さん。お好きな席にどうぞ」
    「……こんにちは壁見さん。どうもありがとうございます。……今日、マスターは?」
    「今日はお休みでして、私一人で店番です」
    「…ソウデスカ」
     マスター(ストッパー)不在……ちくしょう何で定休日にしないんですかマスター…確かに壁見さん何でもできる人ですけどあいるさんの事になると見境がないじゃないですか……。
    「!?あ、あいるちゃん!」
    「あれ?壁見さん?ここでも働いてるんですか?」
    「はいもちろん。あいるちゃんと旦那さんのイチャラブを見るためならどこへでもゲフンゲフン……いろいろ掛け持ちしてるんです。……あら?今日は…」
    「今日は僕とあいるさんの二人だから。壁見さんはあいるさんにあまり近寄らないように。……あいるさん奥の席に座りましょうか」
     壁見さんを目で威嚇して、あいるさんを席に促す。この人あいるさんとベストジーニストのイチャラブ見るためなら何でもするからな…警戒しておかないと…。
    「あいるさん、こちらの席どうぞ」
    「あ、ありがとうございます」
    「椅子、前に出しますね。このくらいで大丈夫ですか?」
    「は、はい!大丈夫です!」
    「足元寒かったら言ってください。ブランケット出してもらいますから。荷物はこちらに…あいるさん?」
    「…お姉さんのイケメン度がカンストしてる…///」
    「………あ、ありがとうございます…?」
     さっきも思ったけどイケメン度とは…?これいつも啓悟にしてるんだけどなぁ…あまりしないほうがいいのか…?うーんわからない…。
    「朧さんは天然タラシで弟さんは天然甘えん坊ですからねぇ…。まったく罪なご姉弟ですよ。私はあいるちゃんと旦那さんのイチャラブひと筋だったのに朧さんと弟さんという新たなイチャラブにも手を伸ばしてしまって供給過多ですありがとうございますご褒美です」
    「お姉さん…壁見さん今なんて…?」
    「あいるさんは知らなくても大丈夫ですよ。壁見さんは仕事しろ」
    「お仕事してますー。ご注文は?」
    「僕はいつものセットで」
    「かしこまりました。あいるちゃんは何にしますか?」
    「えーと…うーんと…」
    「あいるさん、何でも好きなのを頼んでくださいね。あ、メニュー上から持ってきてもらいます?」
    「そんなに食べれないよ!?」
     はー…困ってるあいるさん可愛いなぁ……。小動物みがあるよね…実はハムスターだったりします?あ、個性ハムスター?かっわいいなぁ……。
    「やっぱり飼うか…」
    「お姉さん?今何か…」
    「お気になさらず。ゆっくり選んでくださいね」
    「…朧さん?さっきからあいるちゃんにめちゃくちゃ羨ましい呼ばれ方されてますね…?」
    「それが何?」
    「羨ましすぎるんですよぉ!!私もあいるちゃんに『お姉ちゃん♡』とか『ねぇね♡』とか言われてみたい!!朧さんだけ羨ましいぃぃ!!私の方が先にあいるちゃんに出会ってるのに!!朧さんにあいるちゃんのこと教えたの私なのにぃ!!」
    「うるっさ…僕は啓悟の姉だから『お姉さん』って呼ばれてるだけだよ…」
    「それでも!!!!羨ま「決まりました!」
    「ほら壁見さん仕事して。あいるさんどれにされます?」
    「いちごミルクで!」
    「選ぶものも可愛いかよ」
    「それな」
    「??」
     満面の笑顔で「いちごミルクで!」って可愛いと可愛いの相乗効果かよ……。何言ってるんだ僕は。
    「壁見さん、パンケーキもお願い。あいるさん用で」
    「サービスしておきますね」(サムズアップ)
    「えっ!?いや、普通ので「よろしく」(サムズアップ)お姉さん!?」
     少々お待ちください〜と壁見さんは奥に引っ込んでいった。やれやれ…。
     あいるさんはアワアワしてる。可愛い…いや本当に可愛いな?
    「お、お姉さん…パンケーキって…」
    「ここの一押しです。ぜひ食べてください。もちろん僕の奢りですので」
    「余計悪いよ!…あっ、悪いですよ!」
    「敬語取ってもいいですよ?さっきからちょこちょこ取れてますし」
    「い…いい、の?」
    「もちろん。あいるさんの話しやすいようにしてください」
    「…じゃあ、そうするね?」
     上目遣いでこちらを見るあいるさんに心肺停止しそうですよ僕は…。もー本当可愛い…なでなでしたい…いやそんな馴れ馴れしいのはあいるさん嫌だろうし…我慢我慢…。
    「…お姉さん?」
    「はい、どうされました?」
    「お姉さんと壁見さんって…仲良いの?」
    「うーん…壁見さんが一方的に話してくるのでそれを聞いてるぐらいで仲良しとは…」
    「お話?なんの?」
    「そりゃもちろんあいるちゃんと旦那さんの話ですよ。元は朧さんが私に『今日ご機嫌そうに見えますけど何かありました?』と聞いてくださったのが始まりでして、そこから布教という名のイチャラブ話を延々と「壁見さん早くスイーツ置いて」失礼しました。こちらご注文の品です」
    「…壁見さん、このパンケーキ…メニューの写真と全然違いますよ?」
    「うんとサービスしました!本当ならこのパンケーキをあいるちゃんと旦那さんの二人であーんし合ったりとか『ほら、口についてるぞ?』って取るふりしてチュッとか最高に「僕で悪かったね」いえいえ!朧さんも弟さんと食べていただきたいですねぇ!『お姉ちゃんちゃんと食べんといけんよ?はいあーん』みたいな!?めっかわイチャラブを見させ「壁見さん仕事しなくていいの?」大丈夫です!!」
    「店員失格だね。今度マスターにチクっとくね」
     まったくこの人は…イチャラブ見るためなら何でもするんだから……この辺で上司から釘刺してもらわないと。いやでもこの人なら釘刺されても通常運転か…?
     エスプレッソラテを飲みながらどうしたものかと思案する。ふと、あいるさんを見ると何か決意したような顔をしていた。
    「お姉さん、私決めた」
    「…何をですか?」
    「さっき本屋さんで言ってた『願い事を一つ叶える』の内容!決めた!お姉さん!」
    「は、はい」
    「敬語禁止!!あと私のことはちゃん付けして!!」
    「………………………」
     そう高らかに言った後、あいるさんはドヤァ…と僕を見た。
     えっ…待って……欲がなさすぎでは?いいんですかそんなことで?なんでも叶えるって言ったのにそんな些細なこと?いいんですか?いいんですか?ほんとにそんなお願いでいいんですか?
     思わず天を仰ぐ。待って…待って聞いてないぞ?
    「はぁ………………壁見さん、あいるさんがこげんあいらしかなんて聞いとらんけど」
    「それこの間もおっしゃってましたね。開店早々ドアをバーンって開けて『壁見さん。昨日ん休みにあいるさんに会うたんけど聞いとらんよ?あいるさんがこげんあいらしかなんて聞いとらんよ?何で教えてくれんやったと?』って私に壁ドンしながらおっしゃってましたね。思わず朧さんにキュンでした。未知の可愛さにパニックになる朧さんめっかわです」
    「しゃあしかね…忘れんしゃい…」
    「……お姉さん?」
     ドヤ顔から一転、不安そうに僕を見つめる。本当にかわいいなこの子…。
    「………ちなみに、もし敬語になったり、さん付けしたらどうなるんで…どうなるの?」
    「えっと…えっと…………こ、こちょこちょする!」
    「うっわ可愛い僕死んだ」
    「え!?お姉さん大丈夫!?」
    「ちょっと待ってくだ…待って。深呼吸するから……すー…はー…」
    「壁見さん、お姉さんが…壁見さんが倒れてる!?だ、大丈夫ですか!?」
    「わが人生に悔いはない…」(サムズアップ)
    「あわわわ…ど、どうしよう…」
    「はー…落ち着いた……大丈夫大丈夫。壁見さんのそれよくあること…だから」
    「ほ、本当に…?」
    「だーいじょーぶ。ほっといたらそのうち生き返るよ。それよりパンケーキ食べな?」
    「う、うん!」
     いただきまーす!と嬉しそうにパンケーキを頬張るあいるさ…あいるちゃんを見て心を落ち着かせる。そう…落ち着きな鷹見朧28歳独身…。公安職員たるものこんなに動揺してどうするのさ…。これでよく公安が務まるな。トリプルフェイスさんお久しぶりです。落ち着け…たかが敬語を外してちゃん付けするだけじゃないか……こんなの簡単なことだろう?そう、防護服なしで爆弾解体しろとか命綱なしで観覧車の上で戦えとか無理難題言われてるわけじゃないんだから………………いや、ごめん、そっちの方が楽かもしれない。
    「お姉さんも食べる?あーん」
    「…………あ、あーん」
    「美味しいね!このパンケーキ!」
    「……ソウダネ」
     お願い、死なないで僕!あんたが今ここで倒れたら、啓悟や公安の仕事はどうなっちゃうの?スイーツはまだ残ってる。ここを耐えれば、あいるさ…あいるちゃんに勝てるんだから!次回、「鷹見朧 死す」デュエルスタンバイ!
    「いや何に勝つんよ…」
    「?どうしたの?」
    「いや…何でもない……僕もの一口食べる?あいるちゃん」
    「うん!食べたい!」
    「オッケー…はいあーん」
    「あーん…美味しい!」
    「そりゃよかった」
     先人はこう言いました…「習うより慣れよ」
     啓悟にしてるみたいにしたらいいんだよ僕…頑張れ僕…。



    「壁見さん、起きて。お会計」
    「はっ………私あのまま寝て…?」
    「見事に寝てたよ」
    「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!朧さんとあいるちゃんのイチャラブ見逃したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
    「どんまい。はいこれ丁度。また来るね」
    「壁見さん美味しいパンケーキありがとうございました!」
    「ありがとうございましたぁぁぁ…(号泣)」
     お茶終わったら何しようか…。というかあいるちゃんは行きたいことないのかな…?
    「…あいるちゃん、行きたいとこある?」
    「行きたいとこ…あ!お姉さんとカラオケ!あとあと、動物園!」
    「…ファンクラブのみんなで行ったとこ?」
    「そう!お姉さんとも行きたい!あと…水族館とか」
    「水族館?そこはファンクラブ会員と行ったって聞いてないけど…」
    「つなぐくんと行ったの。お姉さんとも行きたいなぁ…」
     ………彼氏と行った思い出のところに僕と?いや嬉しいけど僕でいいの?そこはベストジーニストともう一回行くとかじゃ…。
    「…ダメかな?欲張りすぎ?」
    「……そんなことないよ。今日はとりあえずカラオケね。今度の僕の休みに動物園か水族館行こうか」
    「!いいの!?」
    「もちろん。僕でよければいくらでも」
    「やったぁ!!」
     嬉しそうにぴょんぴょん跳ねるあいるちゃん可愛い…それに僕とも行きたいって言ってくれたのすごく嬉しい。今日一日楽しかったなぁ…あいるちゃんのおかげだ。
    「…ありがとね、あいるちゃん」
     頭を撫でて感謝を伝える。あいるちゃんはキョトンとした顔をしたけど、すぐに笑顔になった。
     やっぱりあいるちゃんは可愛い。また遊ぼうね。
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