Recent Search

    higuyogu

    @higuyogu

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 76

    higuyogu

    MEMOナムらく。耳かき。
    これの耳かき部分を抜粋したものを全年齢向けに直したものです。→[R-18] キャラバンの子がデ・ナムさんに耳かきをせがまれて目を舐められてセックスする | かつかつ #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14546849
    「デ・ナム、なあ、寒い」
     ひやりとした何かに揺すられ目が覚める。すっかり夜も更けて、窓から入ってくる僅かな明かりが、ぼんやりと輪郭を浮かばせている。デ・ナムが声の方に寝転がると、白い影があった。
    「デ・ナム、寒い」
    「…なに」
     デ・ナムがゆっくりと布団がわりのボロ切れを開けると、そこそこの勢いで影が潜り込んだ。水のようなしなやかさで音もなく体にひっついてくるこれは、もしかしたら何かの獣かもしれない。いやただのセ・ジドだった。デ・ナムは冷たい髪の毛を撫でてやる。
     この小屋には研究者セルキーが1人暮らす分の、それも最低限しか物がない。湿原の夜の寒さを凌ぐための布も、厚手にはしたもののそれでも心許ない一枚しかない。むしろ(莚)があると言えばあるのだが、これも床板からの冷気を防ぐために必要なのもであり、やはり一枚しか編んでいない。
     つまり離れて寝る奴に貸すもう一枚なんてものは無かった。もっとも、意地になっているセ・ジドがデ・ナムからの施しを受け取ったかは疑問である。
    「つめたっ、よくこんな体冷えるまで耐えたなぁ。さすがキャラバン」
    「お前がすぐに寝ちゃうから走ったりとかしてたんだよ。で 4146

    higuyogu

    MEMOウォーク。武魔。診断メーカー、お題ガチャで遊んだもの。三本。セリフのみの文字列です。診断メーカー、お題ガチャで遊んだものです。
    お題3つ分。

    武…武闘家くん
    魔…魔法使いくん
    僧…僧侶ちゃん
    戦…戦士ちゃん



    ○ 『意外な一面を妄想するためのお題出してみったー』より
    『あなたは『「月が綺麗ですね」って冗談で言ってみたら「確かに。スイートポテトみたいにおいしそう」と返された』武闘家のことを妄想してみてください。』


    武「月が綺麗だ」
    魔「分かる〜、俺ってば飯も作れて山菜も採れるし掃除洗濯できるし魔法使えるし床上手だし、結婚するなら魔法使い様!って感じだよね〜!」
    武「い、いや…」
    魔「そうだな!月綺麗だ!ばあちゃんが作ってくれた焼き芋思い出して腹減るもん」
    武「怖いぞお前」

    〜完〜



    ○『意外な一面を妄想するためのお題出してみったー』より
    『あなたは『甘やかすのがうまい』魔法使のことを妄想してみてください。」


    魔「おっはよー、武闘家君!朝だな!」
    武「んー」
    魔「うっわ寝癖やっべ。キャワウィ!おほほ、俺が直して差し上げましてよっ?」
    武「…ん?あ…?……頼む…」
    僧「魔法使いさん、朝から武闘家さんを甘やかさないでください」
    魔「だってさ、起きろー!髪は 2858

    higuyogu

    PASTエフエルオ。せいセル。がいはがベッさんに耳掻きをする。ベッさんの過去捏造あり。ぷらいべったーから。#pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10802573#2 これの続き「ベッセル、耳かきさせろ」

    「…え?」

    彼から唐突な提案が飛び出したのは、夜も更けて2人が夕飯やら寝支度やらを済ませた頃だった。

    この家には主人公とベッセルが住んでいる。2人ともあまり家に執着する質ではなかったが、雨風しのげる眠るのにちょうど良い寝所としてそれなりに気に入っていた。今晩のように同居人と居合わせれば、会話することもできる。
    主人公は普段身につけているシックなドレスを脱ぎ、簡素な寝間着姿になっていた。ベッセルも同じく寝間着に着替えていた。今日は湯浴みしたのでそのついでに服を洗っている。

    ベッセルは脚の傷に薬を塗っている最中だった。たしかに各々横になるには具合がいい格好をしており、提案としては無理はない。しかしベッセルは不安になった。

    以前ベッセルは主人公に耳かきをしたことがあった。そのときに彼は自分にも耳かきをしたいと言っていたので、いよいよそれを実行したいということなのだろう。
    主人公は特に不器用ではない。むしろ様々なライフに就き、細かい作業が多い制作ライフもなんなくこなす彼は器用なほうだ。
    それなのにこの上なく人を不安にさせるのは、彼の乱暴な性格のせいだ。物の 9068

    higuyogu

    PASTエフエルオ。せいセル。ベッさんジークさんまじめんご。ぷらいべったーからオレは釣り人だ。ログハウスで、もう一人神の使いというやつと二人で住んでいる。だけどいつも一人で寝ている。ベットがひとつしかない。同居人はたまに顔を出すだけで、あまり帰ってこない。
    以前は1人用の家を与えられていたが、いつの日だか2人用の家に移らないかとあいつは言ってきた。ひとりよりはふたり っつうだろ?あと敷地面積の節約になるんだよ。だと。まあ別におれもこいつと同じ屋根の下で過ごすことに抵抗はなかったから、そのときは二つ返事で承諾した。

    今日も1人で起きた。部屋に置かれた唯一のベットは1人用なので、1人で寝るには申し分ない狭さだ。のそりと起き上がり、今日のことを考える。どこへ釣りに行こうか、それとも新しい場所を探しに行くか、道具のメンテナンスもしなくては、など。寝巻きから着替えて、顔だとか歯だとかを洗い、簡単なおかずをこさえてパンをかじる。


    1人でいることは苦ではない。むしろ1人で行動することのほうが多い。だからこの家が名目上のみ2人の家になっていることに困ってはいなかった。それに自分自身も家にいるより外で活動している方が性に合っているので、この場所は、雨風をしのいで快適に寝るく 7315

    higuyogu

    PASTミトピ。賢者と呪い。耳掻き。ぷらいべったーから「うーん、なかなかいないもんだな…」
    宿屋のとある一室、賢者様はこのあいだ立ち寄った村で買った、へんてつのない棒を耳に突っ込んで遊んでいる。さっきからずっと耳に棒を入れては引っ張り出し、ない、とれない、と溜息をついていた。

    ボクはこの賢者様と世界各国をあてもなく旅をしている。完全に理由が無いといえば嘘になるが、やっていることはほとんど観光と変わらない。賢者様はボクの師であり保護者代わりでもある。

    賢者様が耳かきと格闘しているその隣のベットで、ボクは久しぶりにあじわえるベットの柔らかさを噛み締めながら、スマホをいじりブログの更新に苦戦していた。
    ベットが久しぶりというのも、連れの賢者は大の野宿好きなのだ。どのくらいの熱中ぶりかといえば宿屋がすぐそばにあるにもかかわらず野営するくらいで、なかなか泊まることができない。
    だからこのふかふかに全身を預けている(しかも日が落ちる前から!)今は貴重な時間である。が、なかなかブログ記事のネタが浮かばない。これではふかふかも台無しだ。なんとか早く書き終えて身も心も預けてしまいたいのに。

    「耳かきされてみません?」
    唐突だった。まさかこちらに矛先が 4914

    higuyogu

    MEMOナムらくあるところに一時的に研究以外に別の生きがい(らくんてーる♂だとします。私がナムらくが好きだからです)を見つけたデ・ナムさんがいました。
     デ・ナムは暇だったので興味本位で一頭身サハギンしかも生きてる!を製造し、コナル・クルハ湿原へ遊びに来たらくんてーるに見せました。らくドン引き。
     でもこのらくんてーるは心に傷を負っているのでナムさんにゾッコン依存中。このまま即座に帰ったりとかはしません!
     ヒョコヒョコ歩く顔ギンの説明をナムさんがしてくれます。魔物の幼体って見たことないから見てみたいなーって思って作った。この時空のナムさんはもともとSということになっていますが、実はね。瘴気に当てられてますます正気を削ってしまったみたい!可哀想…
     ファッションメンヘラでも危機感知能力は一応働くらく、帰りたくなります。帰ります。馬車に。馬車にはキャラバンの仲間がいました。背後にはナムさんもいました。ついて来ちゃったのね、らく的にはこれ結構嬉しい。相思相愛?
     馬車の仲間たちはらくと違ってわりかしまとも。なんで引き返したのかをらくに尋ねました。ナムさんが一頭身サハを、しかも生きてる!を作ってるのが怖かっ 1542