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    あんか

    potyakouuu

    เสร็จแล้วキャプション
    〇以下の設定は、本作品の中で捏造したものです。公式の作品、設定とは一切関係がありません。
    ・ネロの厄災の奇妙な傷
    ・メインキャラと関わりがあるオリジナルの魔法使い

    〇「哀愁のひまわりのエチュード」のイベストに登場した魔法使い(ビアンカ)が出てきます。当該イベストのネタバレを若干に含みますので、ご注意ください。
    (イベスト未読でも問題なくお楽しみいただけるような内容になっております)
    1.
    ふわふわとした毛玉が浮いている。
    いくつものその白い塊は、果ての見えない草地の上を跳ねていく。草は青々として朝露を浴びたように瑞々しいのに、空は目が痛いほどの茜に染まっていて、なんだかあべこべだ。そこに浮かぶ細切れの雲はだんだんと形を変えて、しまいには草地を飛ぶ白いふわふわに混ざり始めた。
    伊達に600年ほども生きていない。所謂絶景と呼ばれるような景色や奇妙な現象との出会いはありふれているし、つまりは少し奇妙なこの景色に感嘆の声を漏らすことはない。今、意識が向くのはこの空間を包み込む、俺の知らない、この生暖かい気配だけだ。
    「あぁ、またやっちまった……」
    覚えがあるが、確実に自分のものではない気配を感じながら、その主であるがたいの良い彼の、羊を見守る柔らかな微笑みを思い出す。と、同時に寝る前の俺に恨み言を連ねた。いくら、任務にオーエンやミスラの料理のリクエストにと忙しくて疲れていても、就寝前に結界を張り忘れるなんて。少しずつ身についてきたと思った寝る前の習慣も、疲労で鈍った脳の前では、塵と消えたようだった。
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    nok_0000xxxx

    กราฟฟิตี้シェさんの初期アンカーの話。
    再殺-12 私は透き通るように白い細い首に手をかけた。大人の男の手であれば、ほっそりとしてか弱いそれは、いとも容易く折れることが想像できた。花を手折るように。こがねの、外はねの癖のある髪が手の甲を擽り、それがどうにも、耐え難く恐ろしくて、遂に私は手に力を入れてしまった。
     くしゃりと乾いた音がして、スイセンがこうべを垂れた。彼の白い肌に、浅黒い私の手が指が、泥の汚れのように絡んでいた。

    ---

     今日も悪夢を見た。白昼夢だ。テーブルに、妻の置いた花瓶があって。私はそれを倒して、黄色いスイセンを握り潰していた。花瓶は白くて、人の体のようにくびれている。空恐ろしいかたちをしていた。小さくてか弱い少年のようだった。
     こぼれた水を拭いて、散らばった花々を花瓶に戻す。妻は子どもと共に買い物に出かけ、私は留守番をしていた。よかった。この花々は子どもが摘んできたもので、こんな有様にしたのを見せたくはなかった。握り潰したスイセン以外に被害がなかったのは幸いだ。萎れて首が折れてしまったと、子どもには言おう。命はいずれ終わるのだから、仕方がないのだ。そうだろう■■■。お前は私が殺したのだから。そうだろう? 答えてくれ。応えるな。声が聞こえない。
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