かぶら
h0neyxch0c0
DONE性癖パネルトラップ③2人とも逆バニーで大学パロカブライ
大学パロの部分かなり消失してるんですが、
サークルのビンゴかなんかで当たったバニー衣装ってことで😉
君が着るなら着てもいいって渋々了承したライとこうなることまで分かってて自分も着ることを了承したカブ
uncimorimori12
DOODLEカブライかぶちとリンがお喋りしてるだけ
貴方の知らない顔 店の入口から漏れる僅かな陽光を反射し、掌中の硬貨が鈍色に輝く。地を叩くような雨季はなりを潜め、外気は夏と呼んで差し支えない程に茹だっている。地平線を曖昧に濁す陽炎は、肌に纏わりついては滴り落ちる湿気を容易に想起させた。
リンシャはまるで役に立たないシーリングファンを苦々しく見上げると、手元の扇子を広げる。東方群島からやって来たという行商から気まぐれで購入した扇子は、今や無くてはならない存在だ。地紙に描かれた湖面を泳ぐ紅白の魚も、涼しげで気に入っている。リンシャは手元のコインを脇に置くと、これみよがしな溜息をついた。
王の結婚祝いにと記念硬貨が発行されて一ヶ月、夫妻の横顔が並んだ硬貨は、貨幣としてよりも、人々のお守りとして機能している。なんでも、これ一枚持っていれば、城下町から遠く離れた地域でも魔物に襲われないとかなんとか。確たる証拠もない眉唾ものの噂を、人々はなんの疑いも無く信じているのだ。まったく、バカバカしい。
6227リンシャはまるで役に立たないシーリングファンを苦々しく見上げると、手元の扇子を広げる。東方群島からやって来たという行商から気まぐれで購入した扇子は、今や無くてはならない存在だ。地紙に描かれた湖面を泳ぐ紅白の魚も、涼しげで気に入っている。リンシャは手元のコインを脇に置くと、これみよがしな溜息をついた。
王の結婚祝いにと記念硬貨が発行されて一ヶ月、夫妻の横顔が並んだ硬貨は、貨幣としてよりも、人々のお守りとして機能している。なんでも、これ一枚持っていれば、城下町から遠く離れた地域でも魔物に襲われないとかなんとか。確たる証拠もない眉唾ものの噂を、人々はなんの疑いも無く信じているのだ。まったく、バカバカしい。
gozen_tyuu
MAIKINGカブルーが記憶喪失になるカブライの冒頭。本文は開発中のものです「かっ、カッ、カブルーが頭打って意識不明ってホント?!」
息せき切って部屋へと入ってきたのは、髪を乱したマルシルだった。彼女は大きな瞳を不安げに見開き、杖を支えにしながらぜえぜえと肩で息をしている。
部屋の中にいたヤアドが、彼女を宥めるように指を口に当てた。
「ええ。けれどもう治療は済んでいますよ。今は眠っているだけです」
「よ、よかったぁ……」
マルシルがへなへなとその場に膝を突いた。落ち着いたヤアドの様子にほっとしたのか、目には安堵の涙を浮かべている。
「ライオスさんが一緒にいたので、処置が早くて助かりました。ね? ライオスさん」
「えっ、ああ、うん……」
ベッドの脇に座っていたライオスが、声をかけられてはっとしたように顔を上げた。どこか気まずそうに顔を見合わせ、傍で眠るカブルーにまた視線をやった。膝の上で組んだ手を落ち着かなさそうに組み替えながら、ライオスはじっと黙っている。その表情は硬く、どこか青褪めているようにも見えた。
20609息せき切って部屋へと入ってきたのは、髪を乱したマルシルだった。彼女は大きな瞳を不安げに見開き、杖を支えにしながらぜえぜえと肩で息をしている。
部屋の中にいたヤアドが、彼女を宥めるように指を口に当てた。
「ええ。けれどもう治療は済んでいますよ。今は眠っているだけです」
「よ、よかったぁ……」
マルシルがへなへなとその場に膝を突いた。落ち着いたヤアドの様子にほっとしたのか、目には安堵の涙を浮かべている。
「ライオスさんが一緒にいたので、処置が早くて助かりました。ね? ライオスさん」
「えっ、ああ、うん……」
ベッドの脇に座っていたライオスが、声をかけられてはっとしたように顔を上げた。どこか気まずそうに顔を見合わせ、傍で眠るカブルーにまた視線をやった。膝の上で組んだ手を落ち着かなさそうに組み替えながら、ライオスはじっと黙っている。その表情は硬く、どこか青褪めているようにも見えた。
uncimorimori12
DOODLEカブライ短いやつ。二人でお茶してるだけ。
暴力的表現が含まれるので、苦手な方は注意してください。
羽虫の一生「すみません、ライオス。今日は用事があって」
カブルーは申し訳無さそうに眉を下げると、一礼をしてからあっという間に執務室を去っていった。今日中に片付けておくべき案件は無い。加えて、カブルーは明日休暇の予定であったので、タイミングが良いかと食事に誘ったのだが、結果はこの通り撃沈に終わってしまった。ライオスにとってタイミングが良いということは、つまりカブルーにとっても同じことが言えるので、直前で誘えば彼の予定が既に埋まってしまっていることは、よく考えれば当然であった。
しょうがない。仕方ない。都合が合わなかっただけ。そう言い聞かせてはいるが、実は今のようにカブルーがライオスの誘いを断ったのは、今回で三回目となる。しかも、連続しての三回だ。これは流石に、鈍いと言われるライオスにも分かる。カブルーの都合が合わないのは偶然ではない、故意だ。
8754カブルーは申し訳無さそうに眉を下げると、一礼をしてからあっという間に執務室を去っていった。今日中に片付けておくべき案件は無い。加えて、カブルーは明日休暇の予定であったので、タイミングが良いかと食事に誘ったのだが、結果はこの通り撃沈に終わってしまった。ライオスにとってタイミングが良いということは、つまりカブルーにとっても同じことが言えるので、直前で誘えば彼の予定が既に埋まってしまっていることは、よく考えれば当然であった。
しょうがない。仕方ない。都合が合わなかっただけ。そう言い聞かせてはいるが、実は今のようにカブルーがライオスの誘いを断ったのは、今回で三回目となる。しかも、連続しての三回だ。これは流石に、鈍いと言われるライオスにも分かる。カブルーの都合が合わないのは偶然ではない、故意だ。
ぎんまる
DONEカブライ14巻の宴の夜。結局食べたのどうなのって気になって書いた
インターバル 夜の砂浜を滑る風が、焚き火の香りと笑い声を乗せてきた。
こんな時間までまだ起きて飲み食いしている冒険者がいるのだろうか。どんな胃袋の持ち主なんだ。
こっちはパンパンに膨れた腹が苦しくて眠れもせず、砂浜で大の字に転がっているというのに。
波に隔てられた海の向こうには千年の時を超えて大陸とともに浮き上がってきた黄金城の尖塔が見えている。
迷宮が崩壊し、悪魔と三つ首の魔物が現れ、どちらもが姿を消し、ひとりの男が王となった。激変の一日もとうとう夜を迎え、寝袋を広げてキャンプを張る者や街に戻る者などそれぞれに過ごしている。
カブルーは胃に圧迫されて苦しい肺をなんとか動かして息をついた。
自分でも信じられないことに、この腹を膨らませているのは竜の肉をふんだんに使った料理の数々だ。
2995こんな時間までまだ起きて飲み食いしている冒険者がいるのだろうか。どんな胃袋の持ち主なんだ。
こっちはパンパンに膨れた腹が苦しくて眠れもせず、砂浜で大の字に転がっているというのに。
波に隔てられた海の向こうには千年の時を超えて大陸とともに浮き上がってきた黄金城の尖塔が見えている。
迷宮が崩壊し、悪魔と三つ首の魔物が現れ、どちらもが姿を消し、ひとりの男が王となった。激変の一日もとうとう夜を迎え、寝袋を広げてキャンプを張る者や街に戻る者などそれぞれに過ごしている。
カブルーは胃に圧迫されて苦しい肺をなんとか動かして息をついた。
自分でも信じられないことに、この腹を膨らませているのは竜の肉をふんだんに使った料理の数々だ。
あんころ雑多倉庫
DOODLE【R指定いるんか?】キメラカブライ産卵素敵な元ネタはしおどめさんとこのメディア欄から履修してきてください(たぶんそれ見ないとわからない)
※これ描くのに2時間くらいヘビの産卵動画観た、描いてる時間より長い 2
しょうゆZ
PROGRESSフォロワーさんの推しかくやつ(下描き)、ブラックゼロ編ゼロだいすきだからめちゃくちゃ気合い入れちゃう
完成版の背景はたぶん暗くするぜ
というかブライのアレも含め9枚完成させなきゃいけないのたいへんだぜ
おやすみ
DOODLEピニャボタのらくがきですピの髪下ろし捏造してます
ボタちゃからブイ貰ってピニャボタ概念パーティ絶対作りたいと思っているのですが、ニンフィアにするかブラッキーにするかで一生迷っています
テラスタルさせるのはニンフィアで、公式グッズだと一緒にいるのはブラッキー…
どっち…?どっちですか…? 2
kumonoibiki
DOODLE⚠︎擬人化・ソーライ🕶️、さねとソーライ🕶️←New!
・さねとソーライ
・以前お絵描きガチャで描いた擬人化絵
・おばないとかぶらまる
・稽古編最終話を見ての擬人化ソーライ 6
こたつ
DOODLEベッタベタ展開カブライ「…………」
王になってからのライオスは時々ぼんやりと外を眺める癖がついた。
「何を探しているのか知りませんが、魔物はここには現れませんよ」
うっと詰まって、彼は気恥ずかしそうに頭を掻いた。どうやら図星だったらしい。
「たまにはあの味を恋しく思ってもいいじゃないか」
「全くあなたって人は」
これでは午後から公務に支障が出そうだ。恨めしそうに見上げる視線の前に腰をかける。俺を側に置いていながら、さっきの言葉は見過ごせない。それに、仮にも恋人がいるというのにそっちのけで魔物の話とは面白くはなかった。
「あんたは俺だけ食べておけばいいんです」
ぽかんとした瞳が俺を見つめる。こういう時に言葉はわりと無力だということを、俺は最近の経験で学んだところだ。
567王になってからのライオスは時々ぼんやりと外を眺める癖がついた。
「何を探しているのか知りませんが、魔物はここには現れませんよ」
うっと詰まって、彼は気恥ずかしそうに頭を掻いた。どうやら図星だったらしい。
「たまにはあの味を恋しく思ってもいいじゃないか」
「全くあなたって人は」
これでは午後から公務に支障が出そうだ。恨めしそうに見上げる視線の前に腰をかける。俺を側に置いていながら、さっきの言葉は見過ごせない。それに、仮にも恋人がいるというのにそっちのけで魔物の話とは面白くはなかった。
「あんたは俺だけ食べておけばいいんです」
ぽかんとした瞳が俺を見つめる。こういう時に言葉はわりと無力だということを、俺は最近の経験で学んだところだ。